2014年11月17日月曜日

狂ってる。


今日、英語のライティングテストでした。

結果はまだわからないけど、今日そのかわりに前回受けたヒヤリングとリーディングのテストが帰って来て、A-F段階の内、Dでした。ううーん。

Fだと落第なんだけど、かといってAとかBとか取るのはほとんど完璧じゃないと取れないわけで、私はAとかBとか取るなら、そのクラスにいる意味ないと思ってるわけで、だからC-F判定の内真ん中だった…と一人で納得して安心した。
そこまでぐるぐる一気に考えて、やっと安心した。

英語のクラスに落第してもまた同じクラスを受けられるし、そんなに落ち込む事はないんだけど、自分で勉強するように設定して通ってるクラスで、焦らずにやろうとかいうのは矛盾してるって思うから、やっぱり焦りたい。暗記も、そして英語の課題本もやらなくちゃ。

最近、この英語の勉強の他にすごくのめり込んでやってる事があるんだけど、どんなことであれ、何かにのめり込めるなんて、私って幸せだよなあと思う。環境とか、情熱とか、無神経さとか、そういう意味で。

毎日、三時頃にはもう外は真っ暗で、旦那が世話してるチリの植木はライトを家の間接照明代わりに照らしてる。赤いベル型のと黄色い普通のかたちのと二種類。夏に毎日食事してたガラス張りのベランダもどきは、もう寒くて冷蔵庫代わりに食材を置いたり、庭で拾ったリンゴの保管場所になってる。

最近、鹿は見かけないけど、多分私が朝まで起きてて、旦那と入れ違いに寝るころに草を食みにくるんだろう。そとでは、鳥がえさの取り合いをするようになった。そろそろえさの豊富な時期も終わるんだろう。

クリスマスのデコレーションはおろか、2月に食べる「セムラ」ってシュークリームみたいなデザートを、スーパーのケーキ売り場で見かけて、いったいどうしたんだ、スウェーデンの季節間隔はと思う。

もう冬だ。どんどん沈んで行く。表面は元気でも、どんどん深くはまっていく。それもいいかもしれない。考えるのはもう飽きた。感じるのはもう疲れた。少し、どっかに逃避行したい。

2014年11月11日火曜日

心のお風呂にゆっくり浸かる。


あれれ~気がついたら、もう満月過ぎちゃってた。やばい!せっかく2サイクル目の幽体離脱ノートまで作ったのに、開いてもいない。ってことは、月の満ち欠けを気にしてもいないし、もちろん離脱トレーニングもしてない。

授業には、なんとか通ってるけど、この三年寝太郎の三日坊主は、三つ子の魂百までなおらない。

しかも、ちょっと楽しいことにはまっちゃった。おかげで最近旦那がいるにも関わらず、朝まで起きてて旦那が起きてくると交代でベッドにバタンキューで昼まで寝てる…という生活をもうここ1週間くらい続けてる。あ、けんかしてるわけじゃないから大丈夫。いつも通りラブラブですw

世の中には、本当に数えきれない程楽しいことがあるよね。でも、その楽しさって、自分の気持ちに余裕がないと楽しめない。同じことを体験も、楽しい時と感じる時と全然楽しくない時と気分によって違う。

シャーロックって、カンバーバッチが主役やってるイギリスのテレビシリーズがあるんだけど、こっちで再放送し始めたから、そろそろ新シリーズが出てくるかしらと期待してる。

昔は、テレビドラマとか「受け身」で見る娯楽があまり好きじゃなかったんだけど(なんという、子供ゆえの勘違いっぷり…)、気分が下がってる時は受け身でもいいから気分が盛り上がるものに見たり触れたりするのって大切なんだなあと思う。まるでお風呂に入って、体を温めるみたいに。

今、心のお風呂に入ってる気分。ストックホルムの11月は、毎日曇り空で暗くて、時々雪が降って、それでいてクリスマス程の盛り上がるイベントまではまだ早いし、皆少し気分が落ち込んでいるように感じてる。

映画を見なさい、テレビを見なさい。本を読みなさい。漫画を読みなさい。アニメを見なさい。心のお風呂に浸かって、ゆっくりしなさい。人恋しければ、会いなさい。電話しなさい、手紙を書きなさい。その人のことを思いなさい。

自分に言い聞かせて、今日も夜を一人で過ごす。
なんか、ちらりと明けの明星が見えるような、そうでもないような。

2014年11月2日日曜日

スウェーデンのお盆と味噌仕込み完了。



あーいかんいかん。
またまた離脱トレーニングもヘミシンクもきかず、日本の胸きゅんアニメとか続けざまにみてしまった。そして、味噌作り…

胸きゅんのまま作った胸きゅん味噌は、計算を間違えて、少し麹が多い味噌になってしまった。6ヶ月後が怖い。しかも塩も途中で在庫がなくなり、どーでもいい塩を使った。しかも多分ちょっと足りなめ。麹の重量を、麹を作るための米の量のままで計算してた。麹になったとき、量り直さないといけなかったのに。メモメモ。ああ。すこし酸っぱくなるかも。青春の味がする味噌って、意味ないわーw

というわけで、まったく精神的に成長してないわけだが、今週末はスウェーデンのお盆とハロウィンだった。

私がスウェーデンに来たとき、まだハロウィンはスウェーデンに浸透してなかった。でも毎年、年を追うごとに、習慣ができてきたのかもしれない。おかげで、用意してたお菓子が足りず、家に来るお化け達に十分なお菓子をあげられなかった。

スウェーデンのお盆は、墓地に行ってお墓の前にお花やキャンドルを置く。その日は、家に近いでっかい墓地も綺麗なキャンドルの明かりで幻想的になる。今年は夕方まで雨が降ってたからあんまり来る人もいないかなって思ってたけど、夜になって暗くなったら、たくさんの人が集まって、たくさんのキャンドルを灯してた。ちょっと頑張って出向いて良かった。いつもなら閉まってる教会も、7時に閉まるぎりぎりで入れたので、初めて中を見る事ができた。

ここは墓地の中の教会だから、街中にある教会と違って、真ん中に台がどかんとある。そして、入り口から続く二本の線。ここから直接車が入って来て、亡くなった方が移動するのだ。うーんめっちゃ実用的。その台が下に下がって消えるっていう劇場型の台もあるらしいけど。

写真は、3つあるうちの一番小さい教会。左端に見えるのがその台。何か、お祈りするための膝受けっていうの?が新鮮だったんで写真とってみた。一番大きい教会は、正面に絵が(タイルかな?)がばばーんとあって、その絵がすごく変わってて印象的だった。真ん中に光る帆船、その周りに泣いたり、船の門出を見守る人たち。なんだ、スウェーデンでもやっぱり死んだら何もないって思ってないんじゃん。

墓地での私は始終「何か見えないかな~~~」と暗闇を見ていたけど、結局何も見えなかった。ちえ。でもきっと寝ていたご先祖様や友人たちは嬉しかったに違いない。良かったね。

スウェーデン人にも幽霊が見えたりする人がいると思うんだけど、そういう人ってどうしてるんだろ?ヘミシンク人口ほとんどゼロだったら、さぞかし自分でどうしようもなくて見えないものに振り回されるだろうに、とか思う。今の私は、生理に早くなりたい小学生みたいな気持ちだ。大人の証拠が早く欲しい。皆が口を揃えて「こんなのない方がいいよ」っていうから、余計欲しくなる。

2014年10月28日火曜日

忙しくって、離脱に集中できない…


ああ、先週今週は忙しかった。今日は写真なし。

英語の学校では、テストに課題提出に忙しく、週末は旦那と「せめてインテリアをおしゃれにして、人に馬鹿にされない家に住もうキャンペーン」を実施したため、大量の服を整理して捨て(リサイクルの店にあげた)、キッチンのだっさい割れたランプを新しいの買える為に天井をペンキぬりしてランプを変え、退院してから初の着物出張セールと出張着付けに行き(もちろんみっちり練習しました)月刊少女野崎くんと黒執事Book of Circus全話を見たw
ああ、忙しかった。

28日間の幽体離脱トレーニングは上手く行かず、シーズン2に突入、でも最近二度寝してないので、いまいち効果がわからないってか他の事が忙しくて期待してる暇がなかった!これはいかん。

せっかく買った幽霊屋敷の本も、英語の課題図書で手一杯で読めてないし、せめて、今日届いた20gの種麹(結局20g全部送ってくれてありがとうママン!)のために逆算して白米と玄米を水につけてる最中。あー忙しい。

今のところ続いてるのは、砂糖断ちぐらいかしら。「やり続ける」より「やらな続ける」の方が、人間何かとやりやすいわよね。

さらに、そうこうしている間にストックホルムのキノコ狩りシーズンは終わろうとしていて、今日散歩がてら森に行ったけど皆無だった。突然終わるキノコシーズン。やだー怖いわ!本当に突然消えるかわ怖い。

あんまり今回は大した情報ないけど(今までも特にないけど)一つだけ特記するなら、今週はハロウィーンなのだ。スウェーデンでもハロウィーンじゃないけど、亡くなった人を追悼するためにお墓にいくお盆みたいな日が今週末ある。

この日は、近くの世界遺産である墓地にたくさんのろうそくが灯されて、とても幻想的な風景なんだけど、それになんとか便乗して、うちにも「何か、または誰か」来てもらえるように、おもてなしの家具を取り揃え中。目標は、スウェーデンの妖精さんまたはご先祖様と同居!スウェーデンスタイルのおもてなしで、テーブルセットを買いました♡あーますますリアル友達は作れなくなるなー。

2014年10月19日日曜日

味噌がないなら麹を作ればいいじゃないの。 byアヤーアントワネット



私はスウェーデンに来てからの4年、こっちで一度も味噌を買ったことがない。
来たばかりの頃は日本から持って来てた味噌で足りてたし(あまり日本食を作らなかったので)3年前から味噌を自分で手作りするようになったからだ。

思い起こせば、3.11。発酵食品の大切さに気がついた私は、米のとぎ汁乳酸菌ととりあえず作れそうな味噌に挑戦、なんともおいしい味噌がたくさん出来た。2011に作った写真の味噌は黒味噌みたいに真っ黒になり、味は濃厚です。

麹は日本の麹屋さんから取り寄せたので、あまり放射能ゼロ、とは言いきれないのだが。滅菌加工なんてもちろんしていないのでいつまでも保存できるし、腐らない。もちろん発酵食品なんで。

でもここがどうやって説明も分かってもらえないところなんだよね。発酵食品に賞味期限があるのは、それは殺菌してしまうからであって、さらに単に作る人と売る人と日本政府の都合上の問題であって、オリジナルの発酵食品は腐らない。発酵するだけ。

でも、私も買ったドブロクが発酵しすぎて爆発したりするのは嫌だから、それは仕方ないw

で、その味噌。半分以上を日本に住んでいる家族に逆輸入し、あげた。すっごくおいしいはずだけど、通常ならすでに入ってるだしを入れないといけないのでめんどくさがっているに違いない…。

昨日たまたま倉もどきを見たら、あらあれ、忘れてた。そうだいっぱいあげたんだっけ。もうすっかり味噌がない。最近はほとんど毎日和食だし、減りも早いし。
冷凍庫に2パック(500g)の冷凍みやこ麹があるので、すぐにでも作れるのだが、ここで考えた。例のマクロビ女性が「麹も手作りしてる」って、そういえば言ってたなと。

たしかに、麹を自分で作れば安いし、わざわざ日本から取り寄せる必要もない。スウェーデンにはもちろん売ってない。

20gの種麹から15キロの麹ができるらしい。米とか大豆とかは国産じゃないけどコッチで買える。麹が豊富にあれば、味噌はおろか、甘酒やどぶろく、日本酒にみりんもできる。何でも作りたい放題だ!これはやらないといけないんじゃないかしら、アヤーアントワネット?

とはいえ、手元に届くのに約1-2週間、種麹から麹を作って1週間、その麹から味噌を作って待つ事最低3ヶ月以上。あーその間に今手元に残ってる味噌で足りるかなー。とりあえず、冷凍みやこ麹で作っておくかな?

というわけでとりあえず、ネットで買った種麹をママンに送ってもらう予定。20g買ったけど、そんなに急に沢山は使わないので、小さじ2杯位をお年玉袋に入れて定型郵便で送ってと頼む。

さてさて、白いお粉は無事にスウェーデンに着くのでしょうか?エコロジーの大豆も買っておかなくちゃ。

2014年10月18日土曜日

砂糖断ちして離脱するの。



いよいよ、実行だ。写真はある日のお献立一例。スウェーデンで毎日玄米食べてるよー。

さて、気になりながらもやっぱり避けて通りたかった体の問題。もうこれ以上太れないし、脳梗塞再発は嫌だ、
旦那の体の事もすごく気になってたし、軽い気持ちで「砂糖絶ち」を昨日突然提案、今日からしてみることに。

砂糖断ちすると、ダイエット効果よりも肌がきれいになったり、視力が良くなるんだと。へええ。

でも、きっかけはマクロビオティックを実践してる方が「脳梗塞は、左の脳だったら砂糖が原因って言われてるよ」と言ってたから。砂糖が血管をおかしくするのはなんとなく分かってたし、日本に帰って、おいしいお菓子を「スウェーデンで食べられないから」っていって、いつもより多く食べてたのが原因ってのも、なんとなく分かってた。

砂糖。私の全て。でも、やめてみれば何か変わるかも。
しかも、今までだったら多分絶対やめられないし、やめる気にもならなかっただろう。でも。いいアイデアがふと浮かんだの。

「砂糖断ちして願掛けするのはどうだろう」

もっと後ろの人たちを見たい、聞きたい、話したい。ヘミシンクでもっと体験したい。幽体離脱して空を飛びたい、宇宙に行きたいって夢を砂糖断ちして、叶えるのだ。

フルーツは普通にたべるけど、お菓子とかデザートは食べない、料理にも砂糖を使わない。本ミリンはどうしようかまだ悩んでるけど、使わない方向で。甘みを口にするとそれが呼び水になりそうな気もするし。
結構これだけで、普通の甘いもの好きな女は悶絶するだろう。私も多分するかもしれない。でもいつもより少し冷静なのは、自分はかつて禁煙に同じような方法で成功し、もうタバコを吸っていないからだと思う。
できる気がする。ってか、できて宇宙に行きたいの。離脱するの。離脱するまで砂糖断ちするの。

問題は、離脱前にもし本当に完全にやめられちゃったら、ということだ。

自分にとって砂糖断ちが辛くなくなってしまったら、それは願掛けにならない!!
あとはなんだろうか。いよいよ断食?それともアニメ断ち?うわあ、それも辛いな…w

2014年10月15日水曜日

ストックホルムの幽霊屋敷本。



一週間程、スペインのカナリア諸島というところに旅行して来たの。ちょっと前に同じスペインのマヨルカ島に行って来たばっかりだったから、ちょっと気が引けてあんまり他の人に話してなかった…フェイスブックとかに日程書くと空き巣に狙われるって聞いたのもあって。

そして今週から、こりずに英語の学校に通い始めた。今度は夜間の時間帯だ。午前中と午後をフル活用して、ついまったりしてしまう夜にお勉強なんて効率いいわー。夕飯も少し抑えられるしね。

で、こっからが本題。
月曜日に、ネットで調べて興味深かった「ストックホルムのお化け屋敷」の本を買った。

これはスウェーデン語で書かれてて、何とも勉強しがいのある本なんだけど、実は「教会百物語」って教会萌エーな方のサイトで見つけた本。勝手にリンク貼って、勝手に宣伝してごめんなさい!サイト内の写真と表紙が違うのは、初版じゃないからですよ。でもよくわかんないけど、この本にはちゃんと住所も載ってる(初版は載ってなかった?)から行きやすーい♪

で、ヘミシンクで私のガイドと妄想会話をやってると、スウェーデンの地でレトリーバル(ようするに成仏補助?)をすることが大事って言ってる。確かにスウェーデンって人口少ないし、ヘミシンクやってる人いないみたい。多分トータルで10人(推測)くらいなのかな、コミュもないし。そもそもスウェーデンでのヘミシンクインストラクターに「他に人いないですよ」と言われたばかりだったし。

そーか、スウェーデンだって世界大戦参入しなくたってかなり生臭い歴史はいっぱいあって、成仏しない方々はまさに「放置」状態なわけですか。フムフム。でも、どこに幽霊がいるかなんてわからんよ…って思ってたところにこの資料ヒット!(サイトも含め)ですよ。

で、最近、オラクルカード(タロットカードの一種)みたいなめんどくさいものじゃなくて、もっと簡単に後ろの人とコミュできないかなと思ってひらめいたのが、「Yes/No」アプリ。スマホにダウンロードして、質問するだけ。携帯を振れば、即答えてくれる。

ここでポイントなのは、このアプリそのものが答えてくれるんじゃなくて、後ろの人が操作して答えてくれてるんだってこと。アプリはただの道具で、こっくりさんの10円玉でしかないってことだ。間違えないでね。

そのアプリで、この幽霊屋敷の本を安く手に入れられるか聞いていって、最終的に「オーデンプランの近くのスタッドミッションにあるよ」って答えになった。もちろんイエスノーで答えられる聞き方をして得た答えだけど。

で、眉唾ながら実際にそのセカンドハンド店に行ってみた。あったんだよこれが!!探してる本を見つけるなんてすごく難しいのに!!本の定価は265krだった。高え…でもこれを50krでゲトした。4千円が750円ですよ。しかも綺麗。読んでないっぽい。特にサインもなし。うむ。

見つけたときはさすがにちょっとブルっとした。後ろの人と上手くコミュニケーション取れてるっぽい、私?

自分の見解では、特にこの本は私と私の後ろの人にとって大事な本だったのだと思う。だからずばり、ぴしゃり、というわけだ。まあ、じっくりスウェーデン語の本を解読していこうと思う。自分の好きな分野ならモチベーションが保てるし、きっと飽き始めたりしたら、後ろの人がちょっと飴ちゃんをくれたりしてうまく操ってくれるんだろうと思う(笑)

さて、このアプリには続きがあって、授業の課題図書も買わなければいけなくなったので再び使ってみた。しかし。特定された店に行ってもない。もう一度聞いてみると他の店にあるという。で、行ってみるとない。でまた聞き直す。これで3件まわったわけですょ。でもない。英語の名作本だったから、幽霊屋敷本とはまた違ったレア度だったにしても、ちょっと私もイラッとした。何だよ後ろの人。

イライラしたまんま、今度は別の用事を済ませてビルから出た後路地を曲がったら、警察の立ち入り禁止テープが貼られて次のお目当てのお店に行けない。なんか銀行強盗がなんとか、と警察官が言ってるらしい。私はよくわかんないけど、まあ歯磨き粉はいつでも買えるから…と予定変更して図書館に。結局課題図書は借りたけど、本当は書き込みとかしたかったから、買いたかったのに。

結局テープの場所は逃走時に使ったバイクかなにかが見つかって現場検証したとこだったらしい。このストックホルム市内で昨日起きた銀行強盗はまだ捕まってないわけだが、夜ダーリンに「危ない目に遭わなくてよかった」と言われてちょっとアプリに聞いてみた。

「もしかしてこのイラッとする一連の本屋引き回しは、私がこの銀行強盗に遭遇する可能性があったから引き止めたってことなの?」

答えは「Yes!」う~ん、まゆつばぁ~~~~!!

2014年10月13日月曜日

3)幸せはどこにある。〜ももと満月までの8日間。



ももは砂の中でぺぺぺぺ言いながらもがんばってじっとしていた。というのも、砂浴を試してみたかったからだと言う。出かける直前になって、買った植物の薬効の本に、砂の中に埋もれると体の中の毒素が砂によって排出されると書いてあったので試してみたかったのだろう。しかし、意に反してあまり効果を感じられない。本を読んだり日傘を調節する為に両腕を出したからかととも思うが、トトロに「つまらん」と言われるまでビーチで寝ていたももは、あるおじさんが自分をじっとみているのに気づく。「そんなに珍しいか、砂に埋もれているアジア人は」と思うが、確かにアジア人は珍しかった。というよりも、自分以外にビーチにアジア人がいない。みんなおっぱいをべろべろ出している、体重は絶対三桁を超しているおばちゃんばかりだ。

しかしすぐにももはその思いが間違っていたことに気づく。砂から出てうつぶせになったとたん、何か遠くの方でたくさんの人が固まっているのに気づく。トトロにあれはなんだと聞くが、トトロの方こそももが指差して初めてそっちの方を見たという。なんて空気の読めない奴だ、とつくづく思う。特にこの男は探し物ができない。目の前にあるものをずっと探し続ける。よくよくよくよく聞くと、どうやら間違ったイメージを目標にして探していることがわかる。最後に触ったところを考えない、同じところにあったものは今どこにあるか考えない、直前に変えた袋の色など考えない。実際に探しているものと脳内イメージが違う色や形状のものも、目の前にあっても見つけられない。現実の世界とは「自分が見ている世界」に他ならないわけであり、ということは、この巨漢トトロは、探しているものが無くなった世界に生きていることに他ならない。そしてこのことにトトロは気づいていない。こういう物の見方をしているから、見た物しか信じない、とか学者や世間が言っているから信じるという受動的な考えになる。これはいつか何とかしないといけないと思いつつ「あれ」に戻る。

あれは何だと聞いたももが、あれは何だと聞かれたトトロに説明する。さっき救急車らしきサイレンを聞いたが、それがこのビーチに来たとは気づかなかった。ももを見ているように見えたおじさんも、実はサングラスごしにこの事態をじっと見ていたのであった。釘づけとはまさにこのことだ。

体勢を変えてみた砂だらけのももは、大勢の隙間から上下に動く紺の制服の男性、おろおろしている白人の水着女性あたりから「もしやリゾートに来て泳ぎを楽しんでいた白人のおじさんが溺れたか?」と推測する。推測はあくまで推測でしかないが、見れば海の中には泳いでいる人は誰もいない。大勢の人の集まっている場所、道路に横たわるアンビランスの車三台、走ってくる白い服の人や青い服の人たち…さらに、なかなか運び出されない本人。

こういう場合、生きてる方が確立少ないんだ、とももは思う。生きているなら、すぐにでもタンカーで運んで病院に向かっているはずだ。でも、人を変えて何度も何度も上下運動しているのを見ると「ああだめだったんだな」と思う。

おろおろしている女性のことを考えた。楽しいバカンス。旦那が楽しみにしていたバカンス。つね日頃は口うるさい旦那だけど、愛しているし、今や孫もいる。さっきまでビーチレストランでビール飲んで美味しくないハンバーガーの文句言ってたじゃないの!

ももとトトロがビーチから帰るときにもまだ大勢の人たちは帰ってなかった。ももが気がついてからもゆうに1時間は超えている。帰り道、壊れた信号は無視して、おろおろしている女性のことを再び考えた。今夜は一人でとりあえずホテルに帰るのだろうか。相方は病院に横たわる中、いつまでもビキニ姿でもいられない。行きは二人、帰りは一人の飛行機内。だめ、私なら絶えられない。誰か一緒にいてもらわないと無理。一人であの家に帰りたくない。楽しいバカンスを楽しみに出て行ったあの家に。

途中で気分が悪くなった。当たり前だ。ももは夕食時のバルコニーでトトロもちょっとあのことを考えたと言うのを聞く。ホテル滞在中、半分を自炊した二人にとって、バルコニーで鳩と戦いながら食べるご飯はすでに手慣れたものだった。

鳩は、起きているうちの90パーセントを食べ物探しに費やすとどこかで読んだ。鳩にとっての幸せとは何か。食べ物をお腹いっぱい食べられることか。人間にとっての幸せって何だ。今更手あかの付いた疑問ながら、ますますマスマス分からなくなる。何だよ幸せってよ。

仮説。幸せって「今不幸せだ!」って思った直前こそが幸せな時期なんじゃないの?死んだらもう考えられないし。(と、とりあえず死で区切りをうっておく)ゆでがえるみたいに徐々に不幸せだなあと思ってるとしたら、いつからそんなこと考え始めたと考えてみれば、そこが幸せだった時との分岐点なのではないか。ようするに、幸せな時は幸せかなんて考えない。幸せかどうか考えないときこそ、正真正銘の幸せな時なんじゃないかと、ももは仮説を立てた。でも、本当にひどい状況の中なら、そんな事考えてる暇もないかもしれない。ますますわからない。バルコニーは、膨らみつつある月で明るい。

じゃあ、鳩は?反対にいつもお腹空かせてるから、食べた瞬間がいつも幸せで、次の獲物を探し始める瞬間幸せでなくなる?鳩は人間が追い払うだけで、本当に捕まえたり傷つけたりしないと知っている。鳩にとって脅威は人間じゃなくて他の動物とか同じ鳩同士だろう。

人間だけが、不幸せだと感じる直前まで幸せでいられる数少ない生き物かもしれない。翌日、近くで半旗を掲げているホテルを見かけた。あの人たちのホテルだろうか?別の人だろうか?最初ももは半旗の意味が分からなかった。こういうしいさなことで、自分にナショナリズムにかけていることに気づかされる。

さて、芋が主食のスウェーデンに住みながら、大胆にももう芋は食べるまいと誓いをたてるもも。ももはカナリア諸島名物の芋ソース「モホソース」が気に入って、芋とモホソースばかり食べていた。さらにお土産用を探すが、当たり前の様に全ての瓶詰めはケミカルみっちりで毒々しく美しい色が付いている。最終的にスパイスだけのもの(自分でオイルと酢を入れてねってやつ)を見つけて大量購入する。自分で作れるなら、保存料はいらぬ。腐らないものは、食べたくない。特に病気をしてからは。だってその分たくさん「体に悪い砂糖」を食べたいもの。砂では毒素排出できなかったし。じゃあ手作りソースならもっといっぱい芋食えるやろ。あは。

このあと、さらにビーチでももは特等のくじでiPODを当ててしまうのであった。

2014年10月10日金曜日

2)名産にも上手いものあり〜ももと満月までの8日間。



山も頂上付近になって、一人セニョールが立ち上がりフルーツを差し出した。走っている車の前で、である。人間は車が止まると信じて疑わないポジティブシンキングをどうして戦争回避に利用できないのかと毎回思いつつ、苦笑いでセニョールを無視するもも。ちらりと見た感じでは、フルーツの他にも飲み物やスナックなどを売っている様子。こんなヘンピなところ、しかも止まろうかとも思わせない平凡な景色の道。セニョールの経営戦略を聞きたくなるが、スペイン語は分からないのでエアー納得して進む。

チェリゾーの工場がある、と言うだけでレンタカーでくねくね走って来た二人は、目的の地へ到着するが、ここで時計を見て愕然とする。スペインにはシエスタをする文化がある。午後お昼寝しちゃうために一時店を閉めるのだ。レストランやカフェは観光客の為に開いているところもあるが、普通の店は4時半まで開かない。ゆっくりランチをタパスしてトロピカルビール(普通のライトビール)とアグアコンガスで時間をつぶしても、まだまだ開店時間には間がある。しかも、そもそもそのチョリゾーの店がどこにあるのかわからない。

空港でかった「何でもトップ10シリーズ」のグランカナリアバージョンでは、この街のどこにその工場があるのか書いてなかった。何でもトップ10シリーズというのは、いささかドラえもんの学習マンガのようなタイトルだが、こういった本では藤子・F・不二雄はもちろん絵を描いていない。子供の頃はそれが何だか商業的で大人が自分をだまして「ドラえもんだよー漫画だよー面白いから読みなよー」と言いながら勉強させる姿勢に断固として立ち向かったものだ。要するに勉強しなかった。

トトロが自身の栄養源であると認めていないビールなのだが、地ビールがあるというので一本だけ買ったワインショップで試しにチョリゾーのありかを聞いてみたところ、ノーズヘアーの美しいスペイン人の店主が店の場所を教えてくれた。なんて優しいのだ。しかもその店の近くに「閉まっているけどチェリゾー人形が軽やかに踊っているウィンドーディスプレイ」を見かけているので、そこが店ではないのかと聞くが違った。街全体でそのチョリゾーをワッショイしているらしい。このチョリゾーは、ソーセージの様な形をしているが、実際にはペースト状のものをパンなどにぬって食べる。少々油っぽいがとても美味しいという珍しい「名産」だ。

確かにホテルの鎮座する街に戻ってみれば、スーパーの肉コーナーでも基本のこのチョリゾーが売られていた。ただし、数倍高い。
地元テロールでは、500g買って、2.80ユーロであった。1キロで5.6ユーロである。しかし、都会の街中だと1キロ12-14ユーロで売られている。グランカナリアに行くならテロールでチョリゾーを買うべし!!住所は C/Fuente De La Higera,4 CP.35330, Terorである。英語は話せるかと聞いてイエスと言ったのにまったく通じなかった店の人は写真を取ってもいいかとジェスチャーで聞くと、店の横に並んでる圧巻チョリゾーカーテンも見せてくれたのだった。行くべし、LOS NUECES。

すっかりトリップアドバイザーのような雰囲気から一気に脱出を試みる筆者をよそに、ももは道すがら、びわの木を見つける。見た感じはびわの葉にそっくりで、まだ実はない、というかもう終わっている。車をなんとかナダメて止めてもらい、びわの木の家の反対側の住人にジェスチャーでとってもいいかと聞くと「シーシー」いうので、何枚かかっぱらってきた。これを乾かせばびわ茶になる。何かと体にいいお茶らしく、しかもオロナインのように「何にでも効く=何ににも効かない」ではないという雰囲気ムンムンだ。ももの実家にも、ももが食べたびわの種から芽が出て大きくなり、今や小さいながらも実がついて近所のからすや小学生達につまみ食いされているびわの木がある。実家は土手の上にあるのだが、土手の下も敷地なので、植えてみたらなっちゃった、とはもも母の弁。だから堂々と誰かが採って食べられる。

チョリゾー街の前には、道端になっているサボテンの実も採取を試みるが、これにはもももまいった。大きいトゲならともかく、目に見えない程のトゲが手にささって、どこかに触れるたびに小さな痛みを感じる。そしてそれがよく見えない。最後には幻覚のような擬似痛も発生し、ももの心をとげとげと刺していたのだった。もう採りません、サボテンは。そんなに美味しくなかったし、種ばっかりで食べにくいしと一言多い嫌みを言って自分を満足させるのに長けた女が二日後に迎えるのは「死じゃないかと思う」出来事であった。

2014年10月9日木曜日

ももと満月までの8日間。1)中の男



もも、は必死に遊歩道を歩いていた。壊れた信号が余計に彼女の神経をペロリと舐めていく。
信号が壊れてるなんてあり得ない。日本じゃ絶対にあり得ない。と心の中で二回つぶやいた彼女は、それで自分に対するひどい仕打ちに少しでもリベンジできたと思って満足した。

ちなみにもも、とは偽名である。昔の彼女の同僚が「あんたはももレンジャーみたいだ。くねくねしたり、うふん的な女らしさをアピールするが、中には男が入っている」と言った。彼女もその話は納得した、という経緯を知っている著者が気を利かせて付けた偽名だ。本人がももと呼ばれていることは知らない。名前というものは、本人以外が本人と他人を区別する為に他人が使う記号なのでかまわないと断定する。多分ももも納得するだろう。わかりのいい女だ。

さてももは、わかりのいい女だが、疲れやすい女でもある。美しいビーチから体を砂だらけにしてホテルへ戻る道は、まるで「おもいこんだら」を引く星飛雄馬のような気分にしてくれる。ここはもともとリゾート開発された場所だから、ホテルは全て坂の途中にあり、山の背面に座るかの様にして立っている。しかも白いから眩しい。こんな暑くて遠くて眩しい急な坂道、なんのために作ったんだ。はい、私のためです。一人ぼけつっこみも手慣れたものだ。

ももには旦那がいる。「もう自分には嫁がいるから、わざわざおしゃれしなくてもいいだろう」というのが口癖のトトロだ。もちろんトトロも偽名である。トトロが多分「早く人間になりた~い!」という夢を叶えたのなら(それが夢かどうかは別として)まさにこうなる、といった風貌の男だ。

トトロはしかし、車の運転もできる。しかもマニュアルだ。レンタカーを借りた翌日、スペインのレンタカー事情など知らないももとトトロは、まず手に入れたキーからどうやってエンジンをスタートさせるのか、からわからない。2分ほど浦島太郎になったあと、島の反対側までのドライブが始まった。

トトロが「ここは日本ではないか」という程いろは坂な上り道をセカンドでぎゅんぎゅん登って行った。しかしももはこの日本説を断固として拒絶する。「鏡がない」のだ。対向車を確認する鏡がないから、向こうから車が来たら恐ろしく恐ろしい道。しかも時々道の向こうが天空だったりしてますます怖い。皆さん、誰もいないところで車がクラクション鳴らすの許してちょうだいと祈るもも。トトロも「ブレーキかけるの手伝ってくれてるのは嬉しいんだけど、全く効果ないから」と言われる程、全身硬直してエアーブレーキをかけまくっていたのだった。中の男は心でつぶやいた「ちっ」が聞こえなくてよかったと安堵しながら、道はチョリゾーペーストへと続くのであった。

2014年9月30日火曜日

チャガで3mm松果体を何とかしたい。



今までに、チャガのことをこのブログで書いたことはあったか?覚えはないけど、もし同じ事書いてたらごめんね♡でも今回のブログはあくまで書き下ろしー。

さて、私の大好きなサイト「本山よろず屋本舗」に、以前「体にいい」「松果体の成長を助ける」みたいな感じ(←うろ覚え)で載ってて興味を持ったのが「チャガ」なるもの。

チャーガとも言うらしいけど、私はチャガって言ってる。これはキノコ。日本の名前だと「樺の穴茸」というらしい。白樺の樺の節に寄生するキノコ「樺の穴茸」。誤解がなければその名の通りだ。昔でいうとアガリクスみたいなもの?紅茶キノコみたいなもの?菌だし。免疫力をあげたり、癌や腫瘍にも効くらしい。

私のそのチャガのことをサイトで読み、北海道とかロシアで採れる日本ではかなり高価なものである事を知る。ん?白樺とな?

スウェーデンは、光り輝く白樺の国である。多分もっとも多い木は白樺だと思う。日本の実家にもあったが、影になると切ってしまった。ああ、北欧ほっこり好きな女子に人気のアイテム、白樺。

そのチャガなるものの写真をネットでいくつかプリントアウトし、近所の森に自転車で探しにいってみた。すると、あるある。写真と同じ感じのもの。

これはキノコといいつつ、キノコの形をしていない。白樺の節に寄生し、白樺の栄養を吸いながら成長し、寄生した白樺が死ぬと同時に自分も死ぬというキノコ。うーん。耽美ですね。(笑)見た目は完全に茶色い木のコブだけど。

このキノコは固い。まず素手ではとれない。ノミとトンカチでカンコン削り取っていく。それを乾燥させると、コルクの様に軽くなる。中は黄土色で結構キレイかも。これを細かく粉にしてもいいし、ブロックのまま茹でてそれをお茶にして飲む。

味もいい。私はなんかの薄いブレンドティーみたいだと思った。キノコ茶のイメージらしからぬ味で、くせがない。ぐいぐい飲める。麦茶感覚。これで私の3mm松果体が少しでも一般人並(8mm)に近づけるのなら安いもんよ!!

森でもさすがにあちこちにあるわけじゃない。でも、あるところにはある。探すのは散歩がてらにいい運動だ。しかし、一度採ると、このキノコは成長がめちゃくちゃ遅いので、もうその場所からは取れない。採取時は注意しないといけない。過剰な大量摂取はよくないわ!びし!!

しかし、今年から考えが変わった。前からチャガのある場所をチェックして写真と地図を保管していた。んでもって、今年日本帰国時に色んな人にあげたので、また採ろうと思ってその場所へ行くと、ない。その木自体がない。いったいどこへ?

チャガは、森林の管理会社的には「白樺の病気」と捉えられている。チャガが成長すると、白樺が枯れる。枯れ木は立ってるといつ倒れてくるか分からなくて危ないし、病気が他の木に移るのを防ぐ為に、どうやら伐採されたようなのだ。切り株だけが残ってた。

これにはまいった。大きくなるの待ってたら、全部なくなっちゃう!「切る時にお電話ください」とか電話番号を貼っとくわけにもいかないし(笑)
とにかく、これはヤバイな…と言う感じ。ただでさえ、最近スウェーデン人でも狙ってる人がいると噂に聞いて焦っていたのに!

まあそこは住宅街の近くだったので多分管理されて伐採されたのだが、森に行けば「基本は放置」なんで道をまたいで倒れた木以外は全てそのまま。なので見つけたチャガは、他の人間が採っていなければ、そこで成長し続けるというわけだ。でも見つけたら即採取に主義変更したから、ある日突然消えることはないだろう。

あとは、その森を散歩するだけのエネルギーがあればいい。いいリハビリになる。でも商売にはならないと思う。天然の物だし、菌だしね。

だから私は気に入った人や仲良くしてる人、家族にあげるだけ。説明しながらあげるから、猫に小判状態かもしれない。喉から手が出るほど欲しい人には、キロ単位で良質の(チェック済み)チャガが採れるなんて夢のようかもしれないけど。

楽しいキノコ狩りの延長として、ずっと続けたいチャガ狩り。でもこれは他の季節限定のキノコと違って一年中採る事が出来るから、ぜひ北欧にお越しの際にはノミとトンカチをお忘れなく♪ストックホルム周辺の森でも、こんな感じできっと見つかるよ。

2014年9月29日月曜日

パンダポーズで今日も苦行。



写真は先日手作りした、スウェーデン料理の「Kroppkakor」(クロップカーカ)です。マッシュポテトに具を包んで茹でるだけ。リンゴン(こけもも)ジャムと一緒に食べるのはお作法。自分で取って来たキノコもいれて、すっごく美味しかった。冷凍もできるので、一日一個を玄米で食べるというランチスタイルが今ブーム。

さて、相変わらず鼻ずるずるで息が苦しいため、瞑想もなかなかの苦行です。

今日は髪を染めている間、バスルームで座って瞑想しようと思ったら、足がむくんで&お腹がつかえて足が組めない…!

さすがに短期間で太ると、自分の体型を自分で把握できてないため、こういうことがおこるのですね。がっかり。しかたないので、笹食ってるパンダポーズ(泣)みたいな感じでやった。それでも足は痛い。ああなんて情けない。涙出てきたよ。

今日は催眠誘導音声って言うのをネットで拾ってやってみた。というのも、幽体離脱も結局は自己暗示からって書いてあったので。ならばヘミシンクも自己暗示だねと。ああ、そして私はすごく自己暗示にかかりにくい!(笑)

YOUTUBEで見つけた催眠の動画みても「手が離れない!!」なんてことはなく、信じたいのに信じられない、かかりたいのにかからない、という悪循環が続いてる。

しかも高めの女性の声で「わたしを信じて」とか「わたしといるとあなたは気持ちいい」とか言われても。男性向けの音声だって分かってても「あんた私の誰やねん!?」とつっこみが入ってしまってなかなか集中できない。もちろん非エロのだったけど、こういうのでエロの催眠音声が今はやってるらしい。日本人ついにここまできたのか!

昨日は夜中に一度起きた後、ヘミシンクの「体外への旅」を聞きながら寝てたら、いつもと違う体の感覚を感じて嬉しかった。こうやって毎日毎日ちょっとずつ、変化を感じられたらいいなー。

さて明後日から、一週間の旅行に出かけます。ブログかけるか分からないけど、旅行先でもできるだけトレーニングに励みたいと思います。がんばるぞ。

2014年9月28日日曜日

風邪ひいたけどがんばってる。



写真は最近凝ってるバタージャム。旦那の焼いた(焼かせた)パンにぬって毎朝食べてるけど、パッションフルーツがこんなに美味しいなんて知らなかった。まあ、スウェーデンのじゃなくてイギリスのものだけどね。こっちのスーパーで売ってたの!

さて、風邪を引いてしまった。呼吸がうまくできない。鼻からも口からも…咳もしてる。空咳っていうの?
多分急に寒くなったので、旦那がエアコンを付けたせいでただでさえ乾燥している空気がもと乾燥してしてしまい、喉に風邪ウィルスがウェルカムしてしまったようだ。うーむ、こんな時期になんてことだ。

しかたないので、とりあえず出来る範囲で続けている、幽体離脱トレーニング。本以外のことも色々興味出て来て、昔のイメトレ本をひっぱってきたり、ネットで拾ったメソッドをためしたり、大忙しである。…旦那には寝てる様にしか見えないけど(笑)

今日はちょっとなんとなく「こんなのずっと続けて、本当に自分がやりたい事できるのかな?」って疑ったりしたけど、(まだ5日しかやってないのに!)やってみるより仕方ない、だってやりたいんだもの。と納得してまた続ける。

呼吸法の途中で、なぜか右耳から犬が一回吼えるのが聞こえた。「VOW!」て。いったいなんだったんだ。でもわからなくても、なにかしら変わったことがあったので、嬉しかった。

スウェーデンにテレビでもニュース番組で御岳山の噴火のことやってる。登山やらないからわからないけど、少なくても登ってる山が予告なし噴火するなんて、考えられない。一人でも多くの人が下山できることを祈ってます。

そんな週末。個人的には、スマホのトップを好きなアニメキャラにしたら、毎回携帯見るたびに本当に「キャ♡」ってなって、なんだかもっと中二病が悪化している毎日。いやーなんで今までコレやんなかったんだろ?自分がわからない。
…そこのきみ、ときめきを忘れないのはいいことだってことにしてくれないかね。

2014年9月25日木曜日

28日間幽体離脱トレーニング、始める。



「幽体離脱入門」(大澤義孝著)という本を随分前にブックオフで買ってスウェーデンに持って来てたけど、一回読んだきりでなにもトライしてなかった。

内容は結構「素質重視」じゃなくて「訓練重視」だったから嬉しかったんだ。でもその訓練が趣味の割に結構スポーツのようにハードなので、スポーツ嫌いの私は今まで敬遠してた。でも、今がやる時。

始めの日の前日に引いたオラクルカードも「Letting go」だった。やるぞ!!

2009年の本だったんだけど、著者名をたどってサイトを見たら、オーディオダウンロード販売と称して、28日間のトレーニング内容とイメトレ用のMP3をセットで売ってた。2013年5月から販売開始とのこと。おお去年からあったのかコレ。「オーディオ教材を使った28日間訓練コース」が正式タイトルです。しかも、ペイパル!確認したら、6年前に日本のウクレレ本を買って送ってあげた人からの入金がまだ残ってたわ。即ダウンロードする。780円+税でした。

本当は他の「幽体離脱トレーニングブック」ってのをなぞってるからそっちも買って読まないといけないらしいんだけど、まあスウェーデン在住だし。急に本を手に入れるなんて無理だし。ヨガのポーズをなんとかすれば、手元の本だけで十分間に合う!と強行突破することにする。

開始日は新月からだという。あれ。丁度いいじゃないですか。ダウンロードした日は新月の2日前。オラクルカードも応援してくれるわけだ!嬉しい。

というわけで「あまり周りにやりますって公言しない方がいいですよ」との注意書きを完全無視して(笑)ここに宣言。とりあえず約1ヶ月続けて幽体離脱のためのトレーニングやります。それでできなかったら、その時また考えるわ。これをやってる間も、音声誘導のチャクラ瞑想も、夢日記もやる。あー忙しい!

でもこの著者の大澤義孝さんて、ヘミシンクは「自転車の補助輪だ」って言ってるの。要するに、自動的に頭の中が切り替わっちゃうヘミシンクなぞ使わないで、自力で外へ出ろ!とな。漢らしい。うーん。

自力ででもヘミシンクででもいいから外に出たいよー。なよなよ。最初は補助輪つきでもいいから自転車に乗ってどっか行きたいのー。なよなよ。ちなみにMP3はイメトレの誘導音声のみ=強制誘導音声なしなんで、これは補助輪とは言わないらしい。うむ。どっちでもいいや。やることが大事!

付録のPDFファイルをノートに作り替えた時、日本の穴開けパンチの規格とスウェーデンの規格があわなくて「ファスナー(と書いてある)」という、穴に差し込んでファイルを閉じるグッズが使えなくて泣いた。日本から持って来たの。スウェーデンのでっかい重いファイルに紙をどかどかまとめるのでなければ、細かな文房具は日本式の規格にそろえた方がいいと思うの。日本の規格ならグッズも豊富だし、かわいいし、カラフルだし、安いし、使いやすいし。あーまた文房具フェチが出ちゃった!(笑)

2014年9月24日水曜日

目下、ヘミ友&離脱友募集中。


先日、ストックホルムで「世界一長い古本市」というのが開催された。毎年やってるし、結構店と店の間が空いてるのでこれで世界一とか、さすが恥ずかしくもなく言えるよなスウェーデン人!とかつっこむようなところ。

そこに昨年、今年と二年連続して、津波被災者への募金を目的とした「日本の本を売る古本屋さん」が開店した。

昨年何気なく行ってみた時に、何と何と!「シルバーバーチ」の本を見つけたのだ。シルバーバーチと言えば、精神世界の骨頂です。シルバーバーチの本ですよ?スウェーデンのストックホルムの街中ですよ?中野のブロードウェイじゃないんですよここは!!

超感動した。ってかありがとうガイドさん…って感激した。地面に崩れそうになった、その時。(イメージでw)その本は相当古かったし、1巻と3巻しかなくて2巻がなかったけど(もっと長いシリーズなのでいまさら2巻だけなくても関係ないですが)ガイドさん頑張った!!

他にも「これどうみても同じ人が出したな」っていう、好みが似てる本がいっぱいあって、全部買った。買えるだけ買った。あ、2巻はまだその人が持ってるのかな?

そして今年。ヘミシンクの本を見つけた。
正確に言うとヘミシンクで有名な坂本政道氏の本だったが、内容はヘミシンクで得た内容をうんたら書いてる本。2009年出版とかの本だ。そんなに昔の本じゃない。私なら、こんな本は全部勿体なくて手放せない。そばにおいておいて、いつでも読める様にしておきたい。二冊とも買った。といいながら一冊は日本帰国時に読んで実家に置いて来た。

のちに日本のブックオフで何度も同じ本を見たので、読むべき本だったようだ。(と解釈する)古本市には他にもいっぱい素敵な本があったので、いっぱい買った。ガラガラを持って来て良かった。帰りすっごく重かったけど、満足した。トータルで1万円くらい買ったかな。もちろんオレンジページとかも買ったけどさ(笑)

写真は買った本の一部ですが、結構マニアックでしょ?

それにしても、こんなにドンピシャな本を出した人ってどんな人だろう?できたら友達になりたい!と思って、今までなら隠してた「精神世界本大好き!」を宣言して、試しに本を売ってた方のフェイスブックに載せてもらった。「よかったら連絡ください」と。

で、ヘミシンクで名前を聞いてみた。…女性で、皇室にもいらっしゃる名前の方と言う。本当かね?でもネットではその名前の方は見つけられなかった。ガイドは「この人は精神世界が好きな事を周りに隠してる」という。それじゃだめじゃん。連絡なんかこないじゃん。がっかり。

手紙を書いたスウェーデン人も私がコンタクトを取りたかったその人じゃなかったし、残るはヘミシンク本部団体のサイトで「スウェーデン」ってところから見つけた、たった一人の公式トレーナー(でも多分ストックホルム在住じゃない…)にコンタクトとってみてる。何かイベントとかクラブとかセミナーとかないですかって。期待してるとまた落ち込むから、フラット気分で。

はー。何かきっと大きな目的があってきたはずなスウェーデン。でももう挫折しそう~~~。幽体離脱。私のところに来て私の実体から魂を引っ張り出してくれる、白馬に乗った王子様wとかいないかなあ~とまるっきり他力本願な今日このごろ。仲間がいないってのも辛いもんです。

これ読んでる方、ヘミシンクやってる方、体外離脱幽体離脱に興味ある方で、私と友達になってもいいよって方は、ぜひコメントしてください!!認証システムなんで、最初のメッセージは私しか読めない様になってます。よろしくです。

2014年9月22日月曜日

今までに会ったガイドさんと役割。


やばい、前回から3日もたってる。久しぶりのブログだから、ついつい忘れちゃうのよね。自分のために、習慣付けないと。
さて、先日ヘミシンクをやってガイドに聞いた内容の回答の続き。
ちなみに写真は今年の夏の広告。ドヤ顔で「Kimono」来てるモデル。しかも着物って「袖がブカくてボタンがない」程度の認知度だからこんなことになるんだよね。まあいいけど。

3)私の今までに会ったガイドさんの役割を教えて

ラファエルさん(金髪の若者、天使姿)---友達。あっちの世界の入り口にいる人。遊んでくれる&相談に乗ってくれる。
鉄さん(頑固おやじ)---栃木の元宮大工。人生の教訓を教えてくれる。私に厳しく接してくれる。
ベルさん(ティンカーベル、緑のイメージ)---私のかわいらしさ(照)の象徴。友達をつなぐ役割をしてくれる。
大きな鳥(鷲?)---厳しい。怒ってばかり(文句?)私に現実を見せたいらしい。でも心も大きく、空を飛んで私を色んなところに連れてってくれる。
シンディさん(鹿)---人の物を食べて生きるという、私の中の小悪魔wな部分の象徴。テヘペロ系…。
象さん(だじゃれ好き。私の”象”徴)---ラファエルさんと同じで友達系ガイドで仲良くしておくといいらしい。私のレトリーバル活動(一言でいうと死んだ人を天国まで連れていく活動)を助けてくれる。
ナターリアさん(999に出てくる全身ガラスの女性)---話せない。私の体担当で、体の事を相談しなさいと。言葉は出ないがちゃんと教えてくれる。
木のリチャードさん(人が亡くなったら行くF27というエリアにいる)---私がもっと自由にF27に行ける様になったら、現地のことを色々教えてくれる。実は歩けるらしい。
たまごのおばけさん(ハンプティダンプティ?)---自分の証明を見せろと高圧的。アリスを読みなさいという。
白いドロドロさん(まんがっぽいおばけのゲームキャラ風)---レトリーバル大好き♡一緒にもっとやろーよーと誘ってくれる
レオさん(銀髪でアニメキャラ。該当現存キャラ不明)---ヘミシンクで伝えたいイラストや絵を描く手伝いをしてくれるという。
アドルフさん(千さんに聞いた方、教養担当)---昔フランスの神秘学校で一緒だった人。今後はアドルフさんが前に出てくれるっぽいです。


ガイドさんはもっといっぱいいるらしいです。でも今のところよく出てくれるのはこの12名とのこと。鉄さんとアドルフさん以外は人間になった事がないそうです。そうなんだー!へー!

私には、とらわれている側面がいっぱいあるという。うまくF27に行けずに彷徨ってる私の一部、というか何というか。白いドロドロさんは色々変身できるので、彼と一緒にレトリーバルしていけばいいと。
あのー私全然見えないんですけど…というと、昔ちょっとだけ練習してた「知覚ドリンク(飲むと知覚がますピンクのソーダ)」をヘミシンクでこっちに来たときは毎回飲みなさいとのこと。はい!

さて、ヘミシンクの他に千さんにおすすめされた、脳梗塞後遺症のためのチャクラ瞑想とか地味に始めてるんだけど、なかなか自分「イメージ」の大切さが分かってない気がする。イメージなんて適当にやればいいや…とどこかで思ってる自分がいる。やばい。

随分前に買った「幽体離脱入門」(大澤義孝著)を今更読み返してるけど、この人の言う「霊トレ」(笑)は結構イメージ力が高度で焦る。

今のところ、ヘミシンクだけじゃどうにもならないので、「体外離脱するサラリーマン」のとみなが夢駆さんとか他のネット情報からこの順序で自主修行することにした。

1)瞑想(ヴィパッサナーとかチャクラ調整とか)
2)イメージトレーニング
3)幽体離脱トレーニング
4)ヘミシンクトレーニング

この順序でやってかないと、多分このままヘミシンクをやみくもに聞き続けても自分が納得できるような体験は一生できないんじゃないかと思えて来た。体験できても、この前の間違ったおじさんみたいに勘違いや妄想で終わるんじゃないかって不安もある。それに私もともと霊感ないし。こんなに興味あるのにね。

よく考えてみると、趣味なのに、すごい修行の世界だなあ。(笑)多分アラビア語の独学とかよりも難しいかなあ。ちゃんと学校とかでこういうの教えてくれるところはないのかしら?(高いセミナーとかじゃなく、通いでできる1年コースとか)そういえば伊勢神宮の近くに神学の大学があったが、そういうの教えてくれるのかなあ?

まあどっちにしろ自分でやるしかないな。自分のレベルもあるし。でも家庭教師欲しいな…ああ、高望み!!
詳しいカリキュラム?は、自分のまとめのためにも近々アップします。今日は病院通いです。


イラストとかも書いて徐々に見せて行かないとね。やっぱり文字ばっかりじゃ分かりにくいし。レオさん助けて!
簡単にイラストをアップできる方法を考えないと…いちいちスキャンしてたら、私絶対続かない!!

2014年9月18日木曜日

想像は、創造か妄想か。


毎年梅干し作ってます。ってかプラム干しね。今年はアンズ干し(上部)もやってみたけど、やっぱりプラムが美味しくてよかった。この後もう一回、赤いプラムで作ったのが今年の金賞です。ちなみに右のは太陽電池携帯充電器〜。

ところでね、もうね、いきなりがっくりしちゃった。
昨日お手紙が届いたの。その内容にがっくし…。

実は、前々からヘミシンク仲間をストックホルムで探してて、さんざんぐぐってもまったく自分のブログしか出て来ない(笑)。
しかし、見つけた。日本人の方で実際にヘミシンクを本格修行できる施設(アメリカ)に行った方のサイトの中に、同室の仲間にストックホルム在住のおじさまがいたと。

その名前を探して(綴りも含めて)、これだ!!と思う人に手紙を書いて先週の金曜投函した。スウェーデンでは、ある程度名前が分かれば、住所検索とか電話番号検索とか簡単なんです。で、内容は、あなただってことは分かってます(←ちょっとミステリアスにw)よかったら友達になってください、と。うっきうきでスウェーデン語書いたべよ。

で、今日のお返事の手紙には「間違いではないでしょうか?私はヘミシンクを知らないし、モンロー研究所なんてところにも行ったことがありません、ごめんなさい」と書いてあった。

ありがとう、スウェーデン人なのに…そんな怪しげな手紙にわざわざ返事くれるなんて!(笑)
そこでショックだったのは、その人が探してた人じゃなかったことよりも、前もってヘミシンクした時にガイドに「この人よね?」て聞いて「そうですよ」」って確証をもらってたから。ってことは私のヘミシンクした内容間違ってたんじゃん!!…がっくり。

ヘミシンク上級者の方々、こんな間違い初期のころやってました?お願いだから「そんな間違いよくやってた、そしてドンマイ」って言って…(泣)

その手紙を郵便受けから見つける前に、やった昨日のヘミシンクはこれがテーマ。
1)こんな感じでメッセージを受け取りたいですというリクエストをガイドにする
2)とみながムンクさんみたいに、幽体離脱(彼は体外離脱って言ってますが)を先に訓練した方がヘミシンクの知覚向上にいいか聞く
3)私の今までに会ったガイドさんの役割を教えてもらう

F15フリーフロー(ムンクさんの受け売り)を聞く
1)こんな感じでメッセージを受け取りたいですというリクエスト
今まで「ピンとくるイメージ」ってのを送ってたらしい。伝わんなーい!!
私はまだ知覚もめちゃ弱いんで、ビジュアルで、音で&声で、ピーンで、又はこの3つともでメッセージくださいと伝える。
また、オラクルカード(ドリーンバーチューのカード)というカードも持っているので、毎日引くから、そこからメッセージをくださいというと、二種類ある内の英語だけの解説は旦那と一緒に、日本語だけの解説しかもってないカードは自分だけで引く時に使いなさいとのお達し。了解です。

2)幽体離脱を先に訓練した方がヘミシンクの知覚向上にいいか
人によって様々。私は寝るのが好きだから起きられないらしいw
千さんおすすめのうつぶせ寝もかなり私には苦しいはず、横向き寝でやってみてと。そしてムンクさんと同じ様に夜中に途中で起きて離脱用のヘミシンクを聞けばいいと。
夜中でなくても、午後に聞いてもいい。出られる確立は低いが、練習になるという。
寝る前に水を飲めと。途中でトイレに起きるから。離脱でヘミシンク時の知覚が上がるので、もしできるのなら練習した方がいいとのこと。

明日、3)を書きます。長くなるからね。

体の麻痺は治る(やった!)。でもこれのおかげでこうしてゆっくりヘミシンクができてるでしょう?これも計画のうちです。と言われる。なるほど…うーん。でも結構体動かないのきついんだけどな…。
旦那も、魂レベルではちゃんと前もって知ってたから大丈夫。心配しなくていいという。本当かいな。

それよりもっと世界史を勉強せよ!とのお達し。マンガでもいいから全巻読めと(笑)日本史はそんなに重要じゃないのでいいらしいです。よかった♡ヨーロッパ大事だそうです。
何度か戦争に巻き込まれたが、第二次世界大戦は体験してないとのことです。

手紙をあげた人、忙しくて手紙を読んでない。でも連絡あるから待ってろ。返事はくれるし会ってもくれる。

ここです。ここ。この「何でも返事しちゃうよ!」的な堂々としたガイドからのお返事で、実際に現実とは違うことをすらすらお答えしてくれてるわけです。手紙を送った人は私の探してる人じゃなかったのに。

ヘミシンクしてる人はみんな「想像せよ。それが現実とつながる」みたいなことを言う。でも私、想像しすぎちゃってるのかな?この今までの質疑応答は全部私がやっぱり妄想しただけのことなのかな?
自分の妄想なのかちゃんとした現実なのか、判定マシーンとかあればいいのになーと思う昨日の出来事。それでも、もう、進むしかないんです。

まずはハンプティダンプティをウィキらなくちゃ。

2014年9月17日水曜日

アドルフさんと見た前世。



千さんという霊能者の方に聞きたいことは前もってリストにしておいた。そしてセッションは録音してもう一度聞き、答えもまとめた。そのなかで、私が特に「え!」と思ったのは、自分の生まれて来た目的。
千さんが見てくださった私の今回の転生の目的は「自己の尊厳」と言われた。???難しくてわかんないけど質問できなかった…でも、その意味は、ようするに今自分はこの状況をどう考えているんだろう、常に自分にどう?って問いかけているらしい。おい、それって仏教のヴィパッサーナーとかくね?

昔昔にハワイのセドナというスピ関係のグッズを売っているお店で霊能者の方にリーディングしてもらったことがある。もう14年くらいになるかな。その時に「Love your self!」って後ろの人たちが言ってるよ!と言われた。それと随分違うな…と思いかけて、あれ、そんなことない。解釈の違いなだけで、結局「自己の尊厳」も「Love your self!」も同じ事なんじゃないかって気づいた。
そしたら何だか嬉しくなって、同時に「そんな前からずっと言ってくれてたのに、今まで理解できなくてごめんねガイドさん…」と申し訳なくなった。

14年前だって「え?私自分のことそんな嫌いじゃないけど…」と思ったけど、その後やっぱりこころにわだかまりがあったと思う。自分のことが嫌いだったり、女は損だ…と思って男っぽい格好ばかりしてた高校時代とか、癒さなくちゃいけないところは、まあ今までにゆるーく対処してきたから大丈夫だろうとは思う。

私には、今のところ自力で会えた11人のガイドと、千さんが教えてくれたひげのおじいさんのガイドと計12人のガイドがいるらしい。昨日、近くの森(電車で15分くらい、写真の森)にキノコ狩りに行ったついでに、森の中でヘミシンクを聞いてガイドを呼び出してみた。もちろん虫対策はばっちりして。

森は素敵で神秘的だけど、虫さされには現実的にイライラさせられる。森の妖精みたいに白いワンピースで裸足で白樺の間を駆け回る…とか絶対あり得ないので注意です。(笑)

すぐ横は住宅街なのに、帰りにちょっとだけ迷ったほど深い森でのヘミシンク瞑想。とても気持ちよかった。ひげのおじいさん(「アドルフ」と呼んでいいらしい)を呼び出したつもりになって、色々聞いた。私うっかりノートを忘れ、いつもは聞きながらメモを取る必然性にかられてるんだけど、今回もそんなに思い出せなくて失敗したと思う。でも、やってよかった。さらにガイドの他に、スポーツサイクルにまたがったスウェーデン人の若いお兄ちゃんが「何してんの~?」的な好奇心で右側に来た感じがした。もちろん、こっちの世界の人じゃない!

次はちゃんとその人もあっちの世界に送り出さなくちゃ…と課題もできたところで、昨日は大量のキノコをバスケットにてんこもりで抱えて電車に乗って帰った。

あ、セッションの内容ね(笑)
ひげのおじいさんは、昔にフランスの神秘学校で一緒だった人らしいです。神秘学校…。千さんにハリーポターみたいなところですか?と聞いたらそうらしい。今も行きたいソコ!!(笑)

それから、きのこのよく採れる場所も聞いた。(笑)前世聞いたあとにキノコの場所。シュール。でも大事だったんだもん、私にとって!!まあそこでわさわさキノコを採ってるわけなんであるが。今年は豊作です。るんるん。

さらに、直前の前世も千さんに聞いた。私はAYAとして生まれる前は、1900年の最初の頃。オーストラリアで、大きな布に絵を描く仕事をしてたらしい。名前はリリー。違和感ある名前。バランスを崩して頭を打ち、40代後半でなくなったリリー。

昨日森に行く前にも実はヘミシンクを聞いて、千さんがみてくれた直前の前世を自分で見てみた。

ヘミシンク F15フリーフローにて。

絵の具のようなもので筆で絵を描いている。左きき。トカゲの絵?土から色を作っているようだ。わりとカラフルなイメージ。顔にもペイント?入れ墨?している。わー自分の前世はかなり不細工…ゴリラみたいな顔。おっぱいも出してますよ…。随分原始的な感じ。

エアーズロックに皆で登って何かお祈りしている。シャーマンもいる。宇宙人を呼び出している!らしい。あーでもUFOに乗れなかった。残念。子供は5人いて、男女男女男の順で生んだが、最後の三男がすぐに死んでしまって悲しんでいる。旦那の名前はテリーかテッド。何かを飲んで気分をハイにさせている。(ハワイのカバみたいな飲み物か?)紐に布をつるしたテントが家で、火を焚いて料理をしている自分。
自分のこの時のテーマは「愛し愛されること」。幸せな人生だった。次はもっと文明のあるところへ生まれたいと日本行きにしたらしい。

ここで、どーも自分的にはつっこみどころ満載でヘコむ。
1901年にオーストラリアはイギリスから独立している。そんな時代にアボリジニみたいな人たちまだいたの?シャーマニズム的なお祈りをして宇宙人と交信してた…うーん。リリーって名前が原始的な生活の割に随分欧米っぽい。旦那の名前も。

結構自分の先入観入っちゃったかなあ。
自分では、今のところまったく検証できないが、これはやることに意義があり、記録する事によって後々何かにつながっていくと信じて…続けよう。

2014年9月16日火曜日

今までの不思議大好き歴。


庭のりんごが収穫時期で、リンゴ酢や乾燥リンゴなどを作っている。毎日が農家のようです。(笑)

さてさて。私は本当に小さいときから、不思議な事が大好きだった。
子供の頃に何かを見たとか、不思議な体験などはしたことはないのだが、中学生のときはすでに「ムー」が大好きだった。(笑)

超能力とか宇宙人とかUFOとか、ノストラダムスの予言とか、ハラハラしながら考えてた。1999年に皆死んじゃうんだったら貯金なんかしなくていいなとか考えてた。(笑)

宇宙に興味を持ったのも中学生だったけど、宇宙飛行士になるとか、Jaxaに勤めようとかはまったくそのときから諦めてた。自分で頭悪いって分かってたし、子供向けのJaxaの会報誌にはどこそこの学校の生徒が見学やキャンプに行きましたって記事が載ってて、選ばれた人と選ばれた学校しかそういうイベントに行けないんだって最初から諦めてたな…。

でも大人になってからもずーっっとこの思いを持ち続けて来たのは、ある意味特技だと言える。
普通の人に、自分がスピリチュアルとか不思議な事に興味あるっていうと、必ず引かれる。信じてないって言われる。
私にしてみれば、未だ宇宙のしくみとかわかってない、癌の特効薬さえないこの世の中で、その人の狭い世界&短い人生でどうして「死後の世界などない。信じない。」と断言できるのか不思議でしょうがないけど。というわけで、ちょっといい人そうだったら小出しして、様子をみて興味なさそうだったら何事もなかったかのように振る舞った。

私がハワイの語学学校に通っていた時、アラモアナショッピングセンターにあるブックオフ様(ブックオフは神様です。)によく通ってたけれど、そこで一冊の本に出会った。それが、ヘミシンクの本だった。

ヘミシンクという音響技術において日本で第一人者である坂本政道氏が出版した、死後の世界をイラスト化した本だった。私は「これで私も死後の世界を生きながらにして遊びにいける!」とコーフンした。この本は、日本に帰ってから霊感の強いウクレレ友達に差し上げました。まだ持ってるかな?

ヘミシンクとは特殊な音響技術を駆使したCDで、それを聞くと脳が変わってあっちの世界の人たちが知覚できてなおかつ交信できる…(ごめんうまく説明できなくて。興味あるならぐぐってくれ。)という誠に怪しいもの。アメリカ発祥だけど、日本語のナレーションも売っていると知り、一刻も早くハワイから帰国してそのCDを日本で買いたい!!ってワクワクしてた。あんなに日本に帰りたくなかったのに。(笑)それが2009年の春だった。

2010年にスウェーデンに移住したが、その時もそのCDを持って来た。ほとんど毎日聞いていたが、私はその時の聞き方が悪かったのか、頭がぼーっとして、スウェーデン語が全く覚えられない事態となった。自分でもおかしいと思うほど、あからさまに習得が遅かった。「そんなの聞いてたら当たり前だよ!」と言われるのが嫌で誰にも言えなかったけど、自分でも焦ってた。死後の世界をはやく知覚したいと思ってた。現実の世界にすでにこうして多大なる犠牲を払っているのだから!

でも、私の能力はあまり向上しなかった。やめた時期もあったりしたけど、ハワイの時から一応続けていた、夢を記録する「夢日記」は気が向いた時やよく覚えている時に書いた。誰も読み返せないぐちぇぐちぇな字だけどね。はは。

その後、日本では、ヘミシンクのセミナーなどに行かずに独学でマスターした人の本やヘミシンクのが自宅学習者向けの本とかが発売された。とりあえず一人じゃないんだ、出版するってことはやってる人も結構いるんだなと自分を励まし、そういった本を時々のご褒美に買って送ってもらったりしてた。

何度か、自分のガイドとコンタクトしたこともある。でも、ヘミシンクをやってる人にとって共通の悩みである「もしかしてこれって全部妄想かもしれない」って思いがいつもつきまとってた。

今までに消えそうな継続の灯火を消さない様にしながら続けたヘミシンクで、私が自分で遭遇した自分のガイドは全員で11名。結構多くない?ほとんど人間の形をしていない。千さんからはもうひとり紹介されたので、今のところ計12名。千さんに聞くと、この方々は全員「妄想ではなく実在している」そうだ。実在って言う意味は暗黙の了解で物質的に、という解釈ではないことを理解してね。

そうなんだ。妄想じゃないんだ。ヘミシンクをやってる人にとって、その妄想じゃない感覚って難しいと思う。でも坂本政道氏が言っているように、「全ての思いは具現化する」わけであるから、先に創造したのか後からつじつまあってきたのか、どっちが先かはわかんないけどとにかく存在するんだよ。うむ。これからゆっくり、彼らの役割を知り、そして交流してもっと仲良くなるつもり。

私はその細くつながった信じる力(ようするに自分が信じてるって信じること)で、これからの人生をかけるというか、自分の人生をそこに乗せてくってことを決めた。今回の帰国で決めた。旦那にも話した。分かってくれた。私はこれを何度目かの自分の人生のターニングポイントと考えた。ターニングポイントって、作るものだったんだね。
そしてそれは、自分が信じる事に自分の時間を費やしていくってことだ。これは、しかししんどい。

はっきりいって、誰もついてこない。でもやる。そして、何故かやれば色んな事がいもづる式にくっついて来て、なんやかんやと色んな事が自分の願ってた事どおりになるんじゃないかって確信もしてる。あくまで、自分が最後まで信じられたら、だけど。

その自分の信頼を勝ち取るために、毎日ヘミシンク。毎日瞑想。毎日ブログ。そしてスウェーデン語のブログも(まだとっかかってないけど)やるつもりだ。
「できるまでやるダイエット」みたいなもんだ。単にできるまでやればいい。そしたらできる。

今は千さんのセッションのまとめと、今後やるべき事のまとめ、そして実際の生活との折り合い方法など考えるべき事&やるべき事はたくさんあるけど、それを考えるとワクワクする。

2014年9月15日月曜日

霊能者に会うために帰国した私です。



写真は、リハビリ施設でのごはん。全部ムース状になってて、しかも添加物の味しかしない。早く旦那の作った料理が食べたかったなあ。

さて。「千さん」という人が日本にいらっしゃる。頭の中に「5人のマスターたち」がいらして、色々スピリチュアルな視点から助言や個人的な相談に乗ってくれるという。前から知ってたけど、何で今まで「会ってみよう」とか考えなかったんだろう。

サイトをみたら、8月の日にちはまだ3席残ってた。うわ!!どうしようどうしよう。スカイプミーティングできないかと問い合わせると同時に、私は思い切って旦那に全部を打ち明けてみた。

今無力感で溢れてること。病気になってから親や親戚に会ってなくて、精神的に孤独になってること。自分のガイドと話をしてくれたり、私の質問に色々答えてくれるカウンセラーに会いたいこと。そしてその人が、医師ではなく、霊能者と呼ばれる人であること。

旦那は、まったくそっちの世界を信じてくれない人であり、今でもそのスタンスは全く変わらない。でも、旦那のすごいところは、わからなくても「認めてくれる」ことだ。これって私にはなかなかできない。旦那の趣味のF1を認めること(笑)とは全然違う次元の話だし。

旦那は、私がその人に会って気が済むなら会って来たらいいと言った。家族にも会ってないし、いい機会だと。ごめん、値段をかなり少なめに言ったのは愛嬌(笑)その相談料、実はめちゃ高い。でも自分のこの死にたい気分を少しでも和らげてくれるなら、そんな金額ちっとも惜しくないと思った。飛行機代もね。

というわけで、スカイプでなく対面でそのセッションを受けることを決めたその一週間後にはもう日本にいた。皆あまりに急で驚いたけど、母親以外には「後遺症も落ち着いたし、ただ皆に会いたくなって。」としか言わなかった。それで十分だ。私の事を知ってる人には包み隠さず話したけど。

その霊能者への相談料を振り込む時、どうしてもスウェーデンから振込が出来なくて、仕方なく母親に訳を話して振込をしてもらった。もちろん最初は「なんでそんなバカなことにお金を払うのー!!」と怒りフントーだったが、それのおかげで娘が帰ってくるとなれば、かなり人に言えない趣味だが仕方ない…と納得いてくれたかどうかは分からないが、最終的には振込をしてくれた。感謝しています。お母様。

久しぶりの日本は少し変わってた。実家の最寄りの路線が何かアーバンパークラインとかかっちょいい名前に変更されてたし、久しぶりに立ち寄った大宮とかもますます駅ビルマンセーになっててびっくりした。エスカレーターは左に並ぶこととか、ICカードは下りるときも出さなくちゃいけないとか、慣れない習慣に戸惑ったりして。あと、実家の冷蔵庫に入ってるものほとんどに何かしらケミカルな添加物が入ってて、玄米食べたいとか、夕飯は出来合いのソースとか使わず一から作るとか言うとビックリされるのも慣れなかった。

そして、病気をしてすごく太ってしまったのと(糖尿病になると痩せるらしいが)すでに気分がスーパーローだったので、いつもワクワクの買い物も特にせず、淡々と実家にいてやることをこなす二週間となった。(最終的に日本語の本を求めて本屋めぐりとなったけど)

それでも、その千さんと会う前と会った後では、世界観が全然違う。まだ半信半疑なこともいっぱいだけど、自分が「なんとなくこうじゃないか」と思ってたことが、なんとなくじゃなくて「はい、そうです」と指摘してくれたことに背中を押された。やっぱり信じていいんだ。

まだ、千さんの相談を運営してる会社にさえも頼まれた感想文を送ってないし、千さんのことを紹介してくれたサイトの人にさえも連絡してないから、もう少し待ってて…私腰が重いの…と念を送りつつ(笑)、少しづつ千さんへの相談内容と回答、そして今の心境やこれからの決意とか、徐々に書いて行こうと思う。

ブログ再開を勧めてくれたのは、なにより千さんと5人のマスターズたちだからね。

2014年9月13日土曜日

脳梗塞になって考えたこと。


先日、日本に二週間ほど帰ってみた。
4ヶ月ぶりの日本!ってすっごい最近帰ったのに、また帰っちゃった。だって、病気しちゃったんだもん…。

5月の初旬、夕食を食べてる時に頭があまりに痛くて、床にのたうち回って暴れた。噛むほどに痛みが押し寄せた。
その時旦那が心配してお水をくれたんだけど、今度はその水を飲んだとたん呼吸困難!!息できない!!死ぬ!!

最初パニック障害でもおこしたのかと思ってゆっくりゆっくり少しづつ息したらなんとか呼吸もできたが、喉に何か詰まらせたんだと思って即病院へ。4時間軽く待って夜中の2時に、私はすとろーくをやったらしいと宣言される。その時にはもう立って歩けない、水も飲めない、つばも飲み込めなくてトイレットペーパーでつばを吐き出すようになってた。

最初喉に食べ物を詰まらせてたと思っていたのに、あとになってそれが脳梗塞の症状でのどの筋肉が動かなくなってしまったとわかった。
とにかくつばを飲み込めないので、ずっと紙に出し続け、一睡も出来ない。水も飲めずに点滴。その後、鼻チューブを経て。胃に穴をあけて液状の食べ物を流す為の「いろう」をつけることになる。写真はそのときの私のメインフード。でも結構カロリーあったよ…。

生まれて初めて、ピアス以外の異物を体に埋め込んだ自分。一人でトイレに歩いて行けない。口から何も飲めない食べられない。話せるけど、気力ゼロの日が続いた。お見舞いに来てくれる人たちには元気に振る舞っていたけど。でも何故か、「もう死ぬのかな」とは思わなかった。もしかして本当に死ぬときって「死ぬのかな」って思わないんじゃないのかな。それで、自分の死を「まさか死ぬわけじゃあるまいし」って否定し続けて、気づかないうちに死ぬ事の方が多いんじゃないのかなって思った。そのくらい実感なかった。ぼーっとしてて。

二週間入院してたけど、結局脳梗塞やる人の割には若すぎるし、原因もまったくわからない。あとは動かなくなった右半身のリハビリだけです、と言われてリハビリ施設に転院。そこらあたりからやっと自力で飲み込みができるようになって、トイレットペーパーでがっさがさになった唇も治ってきてた。

辛かったなー。旦那が毎日来てくれてるの、申し訳ないし、負担だろうと心配する気持ちもあるんだけど、来てくれる嬉しさの方がやっぱり上だった。超心配かけてごめんねダーリン。
皆さん、本当に大切な人には毎日毎日お見舞いに行ってあげてください。本当に。

結局右半身のしびれと筋肉が弱ってしまったこと、そして右半身では温度を感じなくなってしまった。これらはまだ治っていない。そしていろうの痕も残った。

そして、最終的にいろうも取れ(この時のごたごただけでも長くなるからまた気が向いた時に)、歩ける様になってリハビリ施設も退院し落ち着いたころ、どっと「無力感」と「不安感」が押し寄せて来た。

私もしかしてこのまま一生右半身不随?
皆が上着来てる中でTシャツ一枚で気がつかず(温度を感じないため)、違和感丸出しに見られるの?
歩ける事は歩けるけど、もう走れないの?
もう仕事も見つからないんじゃないの?
これからどうやって生きて行くの??

すっごい無力感。そして誰にも相談できない孤独感。旦那には、この気持ちは多分分かってもらえない。

で、二週間ぐらいずっと本気で未来に夢も何もない日々にふてくされて荒れてる日々が続いてたんだけど、ちょっとひらめいて、ある人と会うために日本に一時帰国することにした。
それは、私が好きなスピリチュアルから株式市場まで、面白い情報をたくさん提供してくれる人のブログ(HP)に「いつもその人に自分がわかりえないことを聞いてます」って言うから、興味が湧いて。

その方は「千さん」といって、頭の中に「5人のマスターたち」がいらして、色々スピリチュアルな視点から助言をしてくれるのだそうだ。

私はこの体験で、孤独感や脱力感、むなしさを乗り越え、そしてさらに自分の明るい未来への様々な決意をすることになる。続きます。

※この後、見方によっては本気で頭がおかしい人のブログになりますのでご了承ください。