2010年12月6日月曜日

スウェーデンでキムチを作る。


日本人がスウェーデンで韓国キムチを作るのにタイの食材を使う、という話。

キムチが突然食べたくなってしかたがなくなった。
突発的衝動にかられるのはいつものことだが、ちょっとハードルが高いものになぜか魅力を感じるのはなぜだろうと思う。

スウェーデンには韓国人はとっても少ない。(たいがいはアメリカへ行くのかしら?)
数少ない(ってか一人だけの)同じ学校の生徒である韓国人のおばさんに聞くと、一軒だけストックホルムに韓国食材店があるという。
前もって仕入れていた知識の中でもっともキーとなりそうなのが、「アミ」であった。「アミ」というのは、キムチ作りにかかせない小エビの塩辛(塩漬け?)で、これがないなら、エバラ「キモチの素」で作ろうがハラペーニョで作ろうが私にとってはどうでもいいキムチになる。
いそいそ出かけて行くが、やはり高い。一キロのアミで約1500円。ってか一キロもさすがに使わない。

そこで考えた。結局、海鮮の塩漬けならいいわけだろうが、と。
幸い、ストックホルムにはたくさんの中国食料品店がある。何か代用品になるだろうと出かけて行く。
ちなみにその日、学校で中国人に「韓国のキムチという乳酸食品を作りたいのだが、何か変わりになる物はないかしらん?」と聞いてみた。
まあお互いのスウェーデン語のレベルと、キムチの知名度からすると、期待した答えが返ってくるわけないのだが、
結局「中国人は料理にイースト菌は使わないよ♪」という答えに達した。(笑)ひとつ勉強になった。(笑)

乳酸菌って、なかなか説明が難しいですな…。私の推測では、中国の腐豆腐ってんですか?あれが代わりに使えないかなと思っていたんですが、勇気がなく。しかし、それ以上にいいものをその中国食料品店で発見した。それはタイ人が料理に使う「シュリンプペースト」なるものである。原材料を見ると、「エビと塩、以上。」みたいなことになっていたので、購入してみた。25クロノール、約300円程度。ニラも発見、即購入。

翌日は大根を探して、中心街へ出た。売っていそうなマーケットにはなかったが、有名デパートの下に入っているスーパーマーケットで偶然発見!さらに「ナシペアー」と書いてある「頭痛が痛い」的な二十世紀梨ぽいものも購入。キムチに入れたい。半分試しに食べてみたが、甘みがなくて実に残念な梨であった。キムチにはいいかも。

そして今日、いくつかのサイトを参考に、ヤンニョム(キムチの素)を作ってみた。なかなか味もよろしく、「シュリンプペースト、全然使えますって奥さん!!」と勧めたくなったので試しにダーリンに勧めてみたが、やっぱこういう時にこの価値を共有できないもの悲しさを感じます。まあいいや。(笑)

そして今夜一番楽しい「白菜にヤンニョムを混ぜるパーティ」(韓国ではこれをキムジャンと言うらしい)を独りでやった。(笑)全然パーティじゃないが、仕方ない。ぷくっと少しあぶくが出てたので、多分発酵していると思われ。発酵じゃなかったら腐敗なだけの話だが。(笑)

3日程度で様子をみて試食しようと思う。キムチチャーハン食べたいよ〜!!

2010年12月2日木曜日

どこが問題か。

今日やっと、2週間前に発送したというヘミシンクのCDが郵便局に届きましたよ、という通知がきた。
すっかり忘れていたのだが、アメリカから何かを買って送ってもらうと、関税を取られる。

その関税が約4千円(25%)なのには参ったっす。あまりに狼狽して、ついダーリンに口ばしちゃった!秘密にしてたのに!!

その後、小一時間問いつめられるのですがが(笑)、問題は「秘密で何かを買った事」でもなく「CDごときに1万5千円も払うなんてアホか」と。(笑)

一生懸命説明したんですが、やっぱり「信じてない」人には「だまされてる」としか思えないんでしょうね。私としては「だまされたい」わけでありますが…。ダーリンが私が「離脱がんばるよ!」って言ってたの実は全然本気にしてなかった事がわかって、ちょっぴりしょぼん。

でも、話をしているうちに、そのCDは一枚ではなく、セットが2つであること、しかも1セットはCD4枚組であることがわかったとたん…


「まあ、買い過ぎだとは思うけど、CDとしては普通の値段だな」


で、終了。ってか納得したようです。…良かった、分かってくれて。(汗)

1枚のCDがすっごく高いと思ったようです。いえいえ、送料30ドル込みですよ!!

これで安心して「関税たけえ〜〜〜〜〜!!」と叫べるな。よし。(笑)