2010年7月16日金曜日

スウェーデンボルグが呼んでいる。


ママンに送ってもらった本の中に「エマニュエル・スウェーデンボルグ(Emanuel Swedenborg)」の本も入れてもらいました。スウェーデン語読みだとスウェーデンボリなんですが、まボルグの方が日本では一般的らしいのでこっちを使っています。この人はいろんなことを研究したスウェーデン人で、くわしいところはウィキででも調べてもらうといいんですが、とにかく頭をフル回転に使った人です。(笑)

でもって、この人科学者ながら、貴重な心霊体験を随分と昔にしていたようでして、たくさん本を出版しています。ヘミシンク学習者にとってはとっても気になる人なんですね。本を読んで行くと、この人ストックホルムで生まれているらしく、ちょっと気になって家とか保存してないかな〜とネットで調べてみたんです。

そしたら。そしたらですね。すごいシンクロニシティが起きてまして、私ちょっとビビってしまいました。

ストックホルムには「スカンセン」という、スウェーデンのユネスコ村(笑)みたいなところがありまして。私たちは、そのスカンセンの中のバラ園で式を挙げようと決めたんです。私、キリスト教信者じゃないし、教会でできないとなると、別にどこでもいいみたいなんですが…せっかくなんで少し「ろまんちっく」なところにした〜〜い(はあとはあと)とダダをこねて、このバラ園に予約を入れたんです。んで、少し前に下見に行った時、バラ園の前に「どうみても窓付きの納屋にしかみえない」小屋が建っておりまして、「当日雨だったらこの小屋を貸してもらおう」とか言っていたのです。

この小屋。いえいえ、基、貴重な文化遺産。実はエマニュエル・スウェーデンボルグの家だったんですう〜〜。もちろんオリジナルの場所ではなく、スカンセンというでっかい野外博物館に移動展示されているようなものなんですけどね。これを知ったとき、マジメに17分は放心状態でした。(笑)いや笑い話でなく、本当に。写真はスカンセンのサイトから失敬しました。

私はしきりに「なぜスウェーデンに流れてきたのか」という疑問に対するカインドオブディスティニーな答えを欲しがっていたので、「こっちか?こっちなの?スウェーデンボルグなの?」と大変驚きました。さらに最近接触し始めた自分のガイド(この話はまた改めてじっくりとするつもり)が「まずはスウェーデン語をお勉強なさい」と言うのですよ。まだまだ見えない私の人生の全体像ではありますが、手探りながら、このスウェーデンという国で「なんのために生きる」という単純且つ深くて無意味な疑問を解明していきたいと思っております。ウクレレ弾きながらね。(笑)


さて。

今週ちょっとウクレレ弾きました。久しぶりで楽しかったです。さて、私とダーリンは明日からダーリンと車(セダン)でイギリスのウクレレフェスティバルに向かいます。ベルギーまでひいこら車を運転し(ダーリンが)、その後車ごとフェリーで海を渡ってイギリスへ向かいます。帰りも同じフェリーを使って。距離でいうと、約1800キロですかね。
今調べてみましたら、鹿児島から青森までの距離と同じくらいでした。
私たちは約2週間かけて、車で鹿児島から青森を往復するわけです。いや〜ん、どんだけ〜〜〜〜〜!!!

ちなみにスウェーデンボルグはイギリスで亡くなり、お墓はロンドンのスウェーデン教会にあるとのこと。今回ロンドンを通る予定はないのですが(キャスケッドソン買いたかった!!)予定はあくまで未定です。浮かれたことばっかり期待しないで今をしっかり生きようね、AYAさん。

嫉妬と賞賛、どちらに貼るか。


山内雄喜さんの新しいウクレレ本を先日アマゾンで購入しました。「ハワイアン・スタイル・ウクレレをかるーく弾こう!」です。写真はアマゾンからかっぱらってきました。買ったんだからそのくらい使わせろ。

8月の頭にこちらにやってくるママンに持って来てもらう予定です。でもね…私すっかり忘れていたのですが、もう「ローリングココナッツ」を手に入れる事が出来ないんですよね…。

せっかく創刊号から集めたのに。こっそり余分に集めてくれる方を募集しています。年4回+広告増刊号(夏期)をどっかの楽器屋で。私は今年発行分はすでに手に入れていません。日本に帰った時、おみやげと交換しませんか?(汗)

さて、まだ本は読んでないけど、DVD付きでしかもウクレレの歴史も解説しています。しかも、私が初めてマスターしたソロ曲「Namakelua's 'Uke」が入っているらしいではありませんか!これは驚きました。山内さん、私のやりたかったことを本にしてくれたようです。あーさすが山内さん。これで私も肩の荷が降りたというか…。本当に感謝感謝です。こういう本、こういう情報を求めていたんですよ。

所変わって、ジェームスヒル。
ダーリンがウクレレコスモスあたりから拾って来たようです。

これが論議の元になるわけでして。
ジェームスヒルはいったい何をしておるか?(笑)

えっと、これはループを使って弾いているのか、同時にメロディとコードを弾いておるのか、ということでして。最初にこのビデオを見た時、その曲の素敵さよりも「どうやって弾いてるのか」に焦点が当たりっぱなしな私がおりまして。恥ずかしい話、未だにウクレレプレーヤーには素直になれない性分でして。何かとライバル視してしまうのであります。本当に悪い癖です。

でも山内さんに対してはそういう見方をしていない。これは私が山内さんを「越えた存在」と見ているのか。先生だし。ハワイアン音楽の第一人者だし、と。自己分析はつきませんね。

昔夢中になった「いいことシール」(いいことをした時に自分でシールを貼るという子供だましのようなグッズ)を応用して、「嫉妬している自分に気づいた時に賞賛するように気持ちを切り替え、それができたらシールをゲト!」みたいなことでもしようか。

子供だましとはいえ、回数が明確になると同時に、嫉妬する気持ちを意識することができて結構いいと思うんですけど。ぺたっとシール貼って、またまたイケナイ気分をアセンショ〜ン!

できるか否か?

2010年7月10日土曜日

ハワイアンなストックホルム。


先日、ハワイアンバンドの演奏をストックホルムの原宿、ソルダーマルムに言ってきました。
ダーリンの友達がハワイアンバンドでウクレレを演奏しており、ブランチライブをやるというのです。しかもバイキング方式のブランチがついてお一人189クロノール、約2,460円です。

あまり期待してなかったのに、お店についてびっくり!
そこは私が密かにダーリンと行きたいと思っていた、眺めのいい素敵なオープンエアーのカフェ。しかも食事は盛りだくさんでおいしいし、天気もよくてまさにハワイアン日和!!

バンド形成もウッドベース、ウクレレ、ギター、スチールギターと完璧。肝心の曲も、ちょっと懐かしい感じのコテコテハワイアンでして、それが本当に心地よい。たまにキャラバンとかジャズもやるんですけどね。基本インストなバンドですが、時々若い女の子のボーカルが入るのですが、それがまたメロウな感じでいいんですよー。ともするとここが北欧だと忘れてしまいそうなムードで。

ちょっと浮いちゃうかも…と不安になりながら、ロングスカートにアロハシャツ、髪に大きなお花のアクセで行った私としては
うっとりどっぶりハワイの雰囲気に浸れる貴重な時間でした。本当に素敵だった。ダーリンはアホTシャツでしたが、そこがまた観光でハワイに来た外人っぽくて、またまたハワイの雰囲気作りに一役買ってたりして。

海っぽい湖はありますが、ヤシの木がないので完璧ではないのですが…。
これを機に、本気で部屋にイミテーションでいいからヤシの木を置きたくなったAYAです。
ヤシの木って、何かプラシーボ効果がある特殊な植物だとつくづく感じます。

そして、久しぶりにいい音楽に触れた気がしました。

でも、やっぱりハワイって特別なところなんだな〜と思いました。
幽体離脱したら、最初にハワイに行ける様にがんばってイメトレしておかなくちゃ。(笑)

孤立の必要性。


今はたいていこういう場所でお勉強しています。時々泳ぎながら。(笑)

さて。こちらではテレビで「ソプラノ」というアメリカドラマを連日放送している。
アメリカンマフィアの話で、会話の約25%にFワードが入っている。
私はそれがとっても嫌。でもダーリンが見ているので、むやみにチャンネルを変えられない。
こういうのを見ていると、自然と会話にFワードが増える。
ちょっと電車に遅れただけで「Fワード」。もーいや。ダーリン、品を疑いますよ!!

人間は日常から影響をたくさん受ける。
ハグハグが日常的な国にいると、ハグハグも違和感なくできるようになる。
沢山食べる人と一緒に住んでいると、自分も沢山食べたくなる。

最近始めた「あっちの世界探索」関連で、ママンに送ってもらった数冊の本を読破した。
しかし、なんともしっくりこない。その本は「普通のサラリーマンがこんなすごいことできた!」ということを強調しているのだが、
「普通のサラリーマン」ってどんな人のことを言うのかしらん。多分出版社の意向だろう。
でもその中身も私には少し違和感を感じるのだ。

具体的には表現できないのだが、「〜です、でした」という何かを説明したあと、必ず「〜ですがね」と否定文が入るのだ。
「〜を体験しました」と、日常では体験できないあっちの話をしたあと、必ず「〜でしたがね」と現実的な感想のオチがつく。
これが私にはどうも違和感を感じて、私にはとても読みにくい本だった。

オチを付けることで自分はあくまで常識人だということを証明しているのか、はたまた無意識に自分でそれを確認しているのか…
それはわからないが、少なくとも「〜でしたが〜を体験しました」というように、文体を変えてほしいと思う。
でもこのオチ付き文体こそが、スピリティアル系を毛嫌いする「理系」の方々にも入りやすいトリックなのだろうか。
最後にオチた印象で人間はその文章を理解する。あくまで左脳で考えた思考に戻ってくるのが、今のスピリチュアル本の必須条件なのかもしれない。

私としては文体を変えてほしいと切に願うのだが、相手は作家ではないのでそこは多分無理でしょうなあ。出版社の意向かもしれないし。

見開き1ページの中にたいてい1回はこのイチ付き文体パターンが出てくるので、それに慣れてきたのか、
ある時同じ思考で料理のことを考えている自分に気づいた。おっそろしい!!
『〜にしようかな」と考えたあとで「まあ〜だけどね」だって。

自分と同じものに興味があるからと言って、全ての人が自分と合う人とは限らない。
ウクレレが上手に弾けるからと言って、その人がいい人とは限らない。

送ってもらった本の作者はヘミシンクで私のやりたいことができている先駆者なのだが、
その人を受け入れないと私はヘミシンクで一生何も体験できない…と錯覚しがちになる。

昔の私ならここで十分1年は悩めただろうが、年の功だがね、今ではそれとこれとは別だと理解できる。
だから影響されやすい私は、他の人の感想を聞かないことが一番なのだ。

さいわいにも、タダでさえどうあがいてもスウェーデンで孤立中の身である。
せいぜい手探り&試行錯誤で自分なりの「あっちの世界探索」をしようと思う。

「孤立してるけど、自分なりの方法がきっと見つかるよ」

ほーら、こっちの方が断然いいだろ?

2010年7月2日金曜日

愛されたいと思う心が愛に飢える根源。


写真は水曜日にガムラスタンという観光地に行ったときのもの。歌が素敵でした。
で、ウクレレを弾かなくなったことを最近考えてみた。
…といいつつ革新的に別方向から迫って行く変化球なAYAさん。

今日、夏休み前の最後の授業だったですが、授業のあと見にパーティがあった。
私はそんなこと全然知らなかったけど、以前からこちらの学校に通っている生徒達は
自国の料理を持ち込みしていた。

そのなんとも美味しいことよ!!
久しぶりに「他人が作った」餃子を食べたし(中国人ですよ!)アラビアンスクな食べ物も美味しかったし、
スウェーデンのスポンジケーキも誰かの手作りのようだった。

美味しい美味しい…と舌では思いつつ、やっぱり感じるのは「寂しさ」。
まだこちらの学校に来てから2週間なのと、今回のパーティは学校全体のパーティなので知らない人ばかりだったのと、
今日のことを知ってか知らずか、私のクラスの人はほとんど今日学校に来なかった。

そう。私は皆が楽しげにしているパーティの中、一人ぽつんと「美味しいな〜」と食べ物に集中している振りをずっと続けてた。
頑張ってみれば、知らない人の所に言って話に加わる事も出来たかもしれないけど、
こういう場合集まるのは皆同じ国の出身の友達に決まってる。
いくらちょっとオリエンテーションで一緒に(無理矢理させてもらった)なったからといって、
仲良しロシア人のロシア語会話の間に分け入る勇気もないし、かといって
先生と話すのはずっとスウェーデン語を話さなくてはいけないので非常に疲れる。
中国人のかわいい子が「どこから来たの?」と声をかけてくれたが、それはあくまで「私が中国人か否か」を確かめる為の質問だった。

正直、ここにきて友達のいない寂しさに見舞われている。
だから「ガイドと交流が出来る」ヘミシンクに最近お熱なのかもしれない。
自分のガイドと脳内で話せれば寂しくないかも、なんて。

友達が欲しい、もっと自分と交流してほしいというのは比較的温度が低めの感情だと思う。
愛されたいという思いの代替感情として。
もっと高めなものだと「有名になりたい。自分に注目してほしい」あたりか。
これも元を正せば、愛されたいという根源に行き当たるのではないか。

好きで始めたウクレレが義務になった時、底知れぬ恐怖を感じた。愛されたいと思う気持ちは一生満足できないと思うからだ。これはがんばって自力で抜け出さないと、一生辛いままだと気づく。

私も何度か前のブログではっきり「ウクレレで有名になりたい。」って言ったことがある。
今そのブログは面倒くさくて読み返す気がないが、結局私は愛されたいが為にウクレレを弾いていた時期があったということだ。
どういう理由でウクレレを弾こうが個人の勝手だし、少なくともよかれ悪かれ私がウクレレを弾く事で誰かに何かしかの影響を与えたことも自覚している。
しかし、今、ウクレレを弾く気がまったく起きない。楽器としてのウクレレに興味を持つ事もなんだか面倒くさいことのように感じる。
しかしこれは、ひとえにダーリンのおかげだとつくづく思うのだ。

どっちが先かは知らぬが、少なくとも私はダーリンを愛している。それで何か知らぬが十分なのだ。
「愛されたいと思わなく」なった。ええと、でも実際に愛されていることは認めますよ。(笑)

愛されたいと思う心が枯渇の根源。愛せよ乙女。攻撃は最大の防御なり。(笑)
愛する気持ちが自分の心までも満たしてくれる。「愛」と一見手あかのついた言葉に見えるが、今の日本語でこの言葉以外に最も近い表現をしてるのは「愛」しかないのでとりあえず使ってますが。

でも。もう一段落したら、多分もう一度ウクレレを弾き始めるだろう。今年もイギリスのウクレレフェスティバルに行く予定だし。でも今度は、自分の楽しみの為に。今までの私の演奏を評価してくれた人の落胆を恐れることなく。けして他人から愛される為ではなく。

ああ、結局図書館から無断貸し出しですよ。(汗)

2010年7月1日木曜日

カウンター付けと近況報告。


写真は、スウェーデンでは一番有名な「ミッドソンマル」という名の夏至のお祭り。大したことはしないんですが、なんとなくみんな集まって踊ってる人をみながらお茶してます。このあと、いろんなスウェーデン特有の料理をダーリンのご両親にごちそうになしました。


さらにこのブログ、記念すべき7月初め(まだスウェーデンでは1日です)にカウンターをつけることができました。今まで「何でブロガーにはカウンター機能がないの??」って不思議でしたが、こういうのは自分で付け加えるもんなんですね。勉強になりました。これからはカウンターの数字をはげみにしていこうかな。


さて、最近のAYAさんは。

学校が変わって2週間。結構がんばっていますよ。クラスが変わると進行方針も変わり、どちらかというと文法よりも単に単語などを覚えることが多いです。しかし、これこそ私が望んでいたもの。頑張って勉強します。

まず学校が変わって驚いたことは、夏休みが1ヶ月になったことです。前のクラスはなにせ「インテンシブ」なので、さっさと進行しなくてはならず、休みも2週間しかありませんでした。でも今のクラスは通常の進行クラスなので、1ヶ月。うふ。

さらに結婚式の準備がだんだん整ってきました。
実は今までブログに書いた事なかったけど、身内だけで式をあげることにしました。両親が8月にこっちにくるので、それにあわせてやろうか…という話から始まって、今のところ

「ウエディングドレスを買う」

ぐらいまで進みました。Aラインのホルターネックのドレスです。わお。すっげー普通。

あと、最近ウクレレ仲間が集まるオープンマイク「ウクレレキャバレー」というイベントに参加しました。一階目は弾いたけど、二回目は見てるだけ。

ここ2週間ですっかり生活が変わってしまい、それに合わせるのに精一杯で、カウンター付けなかったらまた当分ブログ更新も延期だったかも。午後から学校に行くスタイルが、朝6時半に起きて8時の授業に出、12時に終わると直帰だったりお買い物(バーゲン時期なんで)したり。毎日小テストがあるので、ダラダラせずに午後も勉強しています。ヘミシンクのあとで。

??なんですかそれ。

そーなんです。最近諦めていたその「ヘミシンク」とやらを最近また始めたんですよ。実はママンからの荷物が届いたのが約2週間前で、その荷物の中に、アマゾンで買っておいたヘミシンク系の本を入れてもらっていたんです。で、もちろん読み終わってモチベーションがあがり、再開です。

このヘミシンクというもの、まったくウクレレ関係者には『??」のものですが、一言で言うと、スピリチュアル系のツールですね。ああ、そうです。そっち系です。そろそろこのブログにもこのヘミシンクという言葉がチラチラ出てくると思いますが、そのうちタイトルが「AYAのヘミシンク日記」になったら、いよいよウクレレ関係者、諦めてください。最近ウクレレ弾いてないしな。

このヘミシンク、以前はまったく無意味だったのに、再開し始めてからちょっとずつ変化が現れてきました。本のおかげです。詳しい事はまた日にちを改めて書きたいと思います。

とりあえず、今日はここで一旦終わり。一見面倒くさがりやが久しぶりに書いたブログに見えて、その行間の間に驚くべき内容を垣間みた…みたいな内容になってることを祈りつつ。(笑)