2010年3月27日土曜日

隠し砦のプリンセス。

ひっさしぶりにウクレレ動画を作りました。本当に久しぶりで自分でびっくりしちゃった。(笑)



この曲はウクレレコスモスという投稿サイトの3月の課題曲でした。
何となく気に入ったので、頑張ってみることに。しかし、英語はやっぱりヤヴァイですな…。
最初なんか口に飴でも入れてるかのような歌いっぷりです。しかも、断っておきますが最初に録音してからすっかり満足してたダーリンをねじふせて(笑)、フェイクビデオをYOUTUBE向けに作っています。ウクレレ合ってません。口パクも合ってません。

しかも久しぶりにiMOVE(マックのビデオソフト)触ったから、全然わかりゃしねいし。最終的にはシンクロできましたけどね…。忘れたくないものは時々やってないといけません。なにごともね。

最終OKを出した音源さえ、もともとテンポが合ってないんです。英語最悪、ウクレレもソロなんてありません。でもいいんです。楽しかった!!すごく楽しかった。これだけで寿分。これをきっかけに、「楽しんで」ウクレレを弾く日々に戻れるなら。

途中写っている窓は今日の窓です。気温+8度、ストックホルムでは久しぶりの温かさです。一日録音と練習で外には出なかったけど。さらに写っているアパートメントは、基本うちと同じ作りです。あと、見えますかね?雪がまだ地面に残っています。基本の地面は「岩」なんで、なかなか雪は溶けにくく、さらに溶けた雪は湖に流れ込みます。こうして春になるんですねー。

私は花粉症なのですが、今のところ全くその気配すら感じません。ビバ・スウェーデン!!もうかなり花粉がきつい時期だと思うのですが、皆さんどうしておられるでしょうか?


さて、全然関係ないけど、最近日本特集で何本か日本のことをテーマにした番組を見ています。とは言っても、全部日本オタクなフランス制作のものなんですがね。フランス語ナレーション、スウェーデン語字幕でも何となく言ってることはわかります。で、その内にすっかり私たちの間で馴染みになったのが「黒澤映画」。今年は生誕100年記念らしいので、なおさらかもしれません。

三船敏郎マジかっこいいっすね。「赤ひげ」「七人の侍」「隠し砦の三悪人」と続けてスウェーデンのテレビで見ていますが、「隠し砦」で初めて「ヒメ」が出てきました。雪姫でございます。

「私を今からヒメとお呼び」とダーリンに言いましたら、翌日から「ヒメ、ヒメ」と呼んでくれるではありませんか!白いタイツは履いてないけど、王子様がウクレレに乗ってやってきてくれます。あと、「ホウビダ!」が最近のお気に入りワードらしいです。さらに「ヨシ!」も。(笑)ミフネワードでございます。ダーリンが言うと結構面白いのでそのままにしていますが。古い言葉ばっかり覚えて、あとで変な時に言ったりしないかしら?とドキドキものです。

はて、「私がヒメならば、そなたはなんぞや?」と聞きましたら「なななな なななな なななな なななな バッドマーン!!」ですと。効果音付きですよ。(笑)
かくしてヒメとバッドマンは今日もスウェーデンの隠し砦でウクレレを弾いているのでございました。終。

2010年3月23日火曜日

勢い余って、帯作り。


ミシンでががっと。もちろん中にいれる帯芯がないので、適当に固さのある生地(ディーパックに使うような生地)を入れています。アイロンかけても溶けなかったので(笑)よしとしましょう。リバーシブルです。しかもつけ帯も!

生地はスウェーデンで調達。街の個人でやってる小さな生地屋さん(ジンケンスタン近く)でも、そこかしこにスウェーデンの有名なファブリック会社のおされな生地が山になって売られています。コーフンするよね。
だいたい金額は1メートル100クローネ〜300クローネ。ですが、こちらの生地は基本の幅が140センチあるので、何となくお得な気がします。日本だとだいたい90センチくらいですものね。

ちなみに、このお店で2回店員に間違われました。一人目は多分日本人だったと思うのですが…英語で受け答えして何か不思議。裁縫好きならお友達になりたかったなあ。また会えるかしら?もうひとりは「上着も鞄もなくメモを書いていたから、てっきり!」と、英語で。確かに鞄も上着も置きっぱで、気合い入れすぎな格好でしたね。うふ。

で、日本で買った「七緒」という着物雑誌を参考にして帯を作りましたが、正直言って寸法を間違えた。ワインを飲みながら、例によって暗い部屋の中でやったからかもしれないけど、「七緒」の半幅帯の作り方の説明は、すごく分かりにくかった!!おかげで縫い代ぶんのないまま生地を切ってしまい、どうしようもない状態に。すっごく「いらっ」としたけど、確かによく読めばちゃんと「縫い代も作ってね」って書いてあるところには書いてあるし、私も帯の幅を最初から知っていれば「え?小さくない?」って疑問に思う事もできたので、仕方ない。イライラは、するっとアセンションして(やり方覚えてる?)、できる限りのことをして帯に仕上げました。

でも、また生地を買い直すのはすごくもったいなかったので(139クローネ(1,800円!!)無職には高すぎっ!)なくなくお太鼓部分の継ぎ目を許しました。でも出来上がり幅17センチと2センチも広げたし、模様をちゃんと継いだからあんまり目立たないし、他の場所は全部隠れるところで継いだし、これなら「木綿」の格付けで着られるところには着ていけそうです。気にしない、気にしない。
なにより、スウェーデンらしいトナカイの柄がすっごく気に入ってます!!裏側はリサイクルショップで買ったカーテン。(笑)カーテンは2枚セットで50クローネ(650円くらい)ちょっぴり60年代風の温かなサイケ柄。


ここへきて、カーテン生地は着物にいろいろ使えると気づきます。
家のカーテンのデザインがとっても気に入っていて、ずっとこのカーテン生地の余りをテーブルクロスとしても使っています。しかし…

着物になりそうなスウェーデンのおされなファブリックはないもんかとネットで検索していたら。テーブルにひいてガンガンに日に当てているこの写真のカーテンこそ、スウェーデンで有名なテキスタイルの会社「ブロース(Boras)」社(よくボラスと書いてあるがスウェーデン語読みはブロースです)の生地でした。日本での販売金額はメーター4,515円…。こっちでは消費税が高いのでもっと値段は高いです。今まで使った中で一番高いテーブルカバーかもしれない。うう。

私が高校生のときの先生はよく貧乏話をしていたのですが、大学の卒業式に着て行くドレスをカーテンで縫って、しかもまたカーテンに戻したと言っていました。そのときは「カーテンでドレスを作るとは、ごわごわするではないかのう?」と思っていたのですが…。20年後、まさかそれをここスウェーデンでやろうとしているとは、まさか自分でも想像できなかったのう。

もう少し「素材」の知識を得て、リネンとかリネンコットンとかで、一度単衣の着物を作ってみようと思っています。もちろんブロースのカーテンはダーリンに怒られるからそのままで、ね…。

2010年3月21日日曜日

初のウクレレ練習とガット弦の作り方。

永い事かかっておりましたが、今日本当に久しぶりにウクレレ練習いたしました。
ウクレレコスモスという大きなウクレレの掲示板には、毎月お題の曲というのがあるそうで、ダーリンが他の人の弾いているのを聞いていたら結構いい曲だったのでトライしてみました。

まだ仕上がっていないけど、3月のお題曲なんで、3月までに投稿しないと…うう。

ダーリンを含むスウェーデンの方々は、Dチューニング(ダーリンは言っている)という、私のチューニングより2フレット分高いチューニングにしているので合わせるのが大変です。ここはどのコードで弾こうか?なんて言っても一苦労です。いつもわがままいてごめんね〜!でも二人で同じ様に弾いてもどこか音が違ってて面白い。時々あわないこともあるけど、そこがまた面白い発見です。

私は特にウクレレコスモスに参加していませんが、ダーリンが見ているのをたまに横で覗き見すると面白いです。今日はこんなの見ました。


イタリアのミンモさんという方らしいのですが、すっごい急いで巻きにいってるところがおもしろいです。ウクレレやらない人でも、弦楽器の弦がこうやってできるんだ〜って楽しめるかと。

今日は一日ハードな雪景色。+2度です。昨日は温かく+10度。「日本の冬のコート」でおでかけしたのに。当分は雪と雨とぐちゃぐちゃな道をハネハネしながら歩かなくては。

あ、そうそう、やっとパーソナルナンバーというものが届きました。遅かったなー。4週間目でやっと。実は先週ダーリンに電話してもらったんです。どうなっての?と。そしたらば、まず担当者が「ホリデーで休んでたの、2週間。」と。(笑)電話した日に出社したんだそうで。でもその方いわく、私が渡した書類の翻訳が戻って来たのが2週間前だったという言ってたらしいから、ちょうど1週間遅れただけで。しかも電話の翌日「前の旦那の生年月日ちゃんと書いてないから教えろ」と電話が。そんなの覚えてねーよ…。でもがんばって思い出して、無事先週の金曜日に書類が届きました。気学で確か六白金星だったな…そこから割り出しました。(笑)

まあ、書類の遅れとかそういったたぐいのものは遅れるのが当たり前だし、こんなの序の口でしょうから全然気にしません。タイミングなんですよね、きっと。これからきっと良いことがおこるいいタイミングに、運命が合わせてくれてるんです。と思うと何も怒る筋合いもなく。素晴らしい友達や先生と同じクラスになれるタイミング、出かける先で出会う楽しいハプニングのタイミング。一ヶ月のんべんだらりと主婦業を楽しませてもらって感謝感謝です。あー楽しかった。

明日早速学校に行ってテストを受けてきます。テストといっても、スウェーデン語がどのくらいのレベルなのかを知るためのテストなので、緊張もしないし、特別勉強もして行きません。リアルな私のスウェーデン語レベルを見せてきます。こんなに落ち着いて受けるテストは生まれて初めてです。

2010年3月14日日曜日

海外で着物、考。


ここのところ、ダーリンが寝込んで会社を休んでいるので、一日中軟禁状態で二人してウクレレとかネットとかを楽しんでいます。

で、とうとうスウェーデン語のブログを作りました。グーグルのブログスポットドットコムは、同じメアドで違うブログを作れるのがいいです。いまだにカウンターつけられないけど…。いいお勉強になります。いいお友達作りの材料にもなればいいなと思います。スウェーデン語を読むのは難しいと思いますが(私も…)AYAさんが苦労しているスウェーデン語ってのはこんな感じなのかってのを体験してみてください。

AYA-Japanska i Sverige
http://ayajapanska.blogspot.com/

それより着物です。着物には、私にとって最大の課題の「サイズ問題」があります。着物はサイズがないと思っているあなた!!今の人の体型は昔の人のサイズとはだいぶ違うので、アンティークやリサイクルで古着の着物を買たり、親戚などからおさがりをもらう場合、着物が小さすぎて死活問題なんです。

つんつるてんになりやすいので、袖は何とか直すとして(とはいいつつ出せるだけの布があるかどうかとか、裏地もあるし本当にお直しは大変です)、問題は「おはしょり」です。(意味はぐぐってね)

どうもこのおはしょり、なしでもOKか、はたまたやっぱりぱりないと変に見えるのか。…私には変に見えてしまうんだな。悲しい日本人のさがかしら。でもおはしょりは、着崩れを防ぐ効果もあり、ただの飾りじゃないんですって。

着物オタクのオランダ人がアムステルダムにいると雑誌で読んだのですが、彼女はほとんどの着物をおはしょりなしで着ていました。でも彼女はブロンドだし、私の体型とは全然違うものな。でも彼女にはいつか会いたいです。ダーリンの妹さんがベルギーに住んでいるので、アムステルダムはそう遠くないらしく。(その距離感がよくわからん)いつか彼女に会いに行ってみたいです。あ、ちなみにおはしょりなしの着物は対丈(ついたけ)と呼ぶようです。日本語もまだまだ難しいですな。

で、私の場合、もらった着物はほとんどがぎりぎりおはしょりができるかできないかの瀬戸際なので、とっても悩んでおります。おはしょりをあまり気にせず着るか。おはしょりが作れるように着方を工夫するか。織り込んでいる布を出してリメイクor布を新たに足して胴継ぎするか。それとも布を足さずにおはしょりごと縫ってしまうか(5分で着られるように出来上がりの形に縫ってしまうらしい)。

海外ということで、かなり色々なことが制限されてくるから、最悪二つにちょんぎってしまって簡単に着られるようにしても文句は言われなさそうだけど、それじゃあ自分的に満足できないしぃ。着物もかわいそう。

ダーリンが何をそんなに悩んでいるんだと心配そうに聞くので「着物が小さいので縫わないといけないの」と言ったら

「何で大きくするのに“縫う”の?」

「普通縫ったら小さくなるでしょうが。」と。確かに。そこが着物のトリックなんだなー。

未来の義母にいただいた着物は、結局心苦しくも裁断し、脇からとった布を縫い合わせて「胴継ぎ」をし、無事手術完了しました。写真の着物です。まさに“縫った”だけという、とっても男らしい仕上がりです。(笑)

長襦袢が間に合わなかったので、タートルネックで。さらにどさんこ風のニットの羽織は、ママンのおさがり。まあ、着物デビューした話は、また後日。さらにスウェーデンで買った布で帯を作った話もまた後日。

2010年3月9日火曜日

セムラ、Semla.


何か変なコメント投稿が入ったので、今のところコメントを認証式に変えております。偉そうにしてごめんなさい。うう。ハタちゃん、まだこっちは全然寒いよー。

さて、写真は最近お店に出始めて「まずい」と気に入っているシュークリームみたいなデザート、「セムラ」。生クリームを使っているのに甘くなく、シューはパン生地でしかもカルダモンを使っているので微妙なお味。中にはマジパンと同じ素材ででもっと甘いペースト状のものが入っています。毎年どこのセムラが一番美味しいかを新聞で競うのです。これはいくつかのガイドブックにも書かれていて、ヘー気分。でも私は普通のシュークリームがいいなー。なぜかというと、なんとなく「早く」食べなくてはいけない気分になり、急いで食べてしまうからです。今回二回食べましたが、二回とも焦ってました。ぜひ焦って食べたくなる理由を教えてほしいです。

さてさて、最近スウェーデン語の勉強も自主的にしている私。もうすぐ移民者を対象にしたスウェーデン語の学校に行く予定なのですが、まだ先のことになりそうなので…。

スウェーデン語は英語と同じアルファベットにプラスアルファの文字を使います。Aの頭に○とかてんてんとかついてるあれです。ナウシカにもついてるあれです!!あれが難しい。多分私には一生正確に発音する事が出来ないでしょう。だって、何度か真剣に発音練習したけど、全部違うよってダーリンに指摘されちゃったもん…。

さらに、Go(+点々)r inte sa!(+まる)なんて、「ゴールインテソー!(やめて!)」じゃないんです。Gを使ってるのにヤール(に近い発音)なんです。覚えられない…。さらにJなんかも危険な文字。まずジェイとかって読まないです。

英語の文法に似ているので、つい英語読みしますが、全然間違っていて涙。でもね。この年になってからまた新しい言語を覚えるなんて、すごくわくわくするなーと思います。特にこのスウェーデン語はこれから一生役に立つ基本言語なわけですし、まわりは皆スウェーデン語なんで「必須」加減が違います。身近に根気よく付き合ってくれる無料の先生(ダーリン)がいますし、ロゼッタストーン(パソコンの語学ソフト)という高額な先生もいますし…。

覚えれば覚えるほど、分かることも多くて楽しみが増します。未だにスーパーにひとりでお買い物は緊張するので、特に甘い物をひとりでこっそり買う時に役に立つでしょう。うふ。スーパーなんて並ぶだけじゃん…と甘く見ていましたが、レジの店員は何かと話しかけてくるし。(必要なことを聞いてくるのだから仕方ないが)肉ひとつとっても、ただ牛肉と書いてあるだけじゃないし、想定外の色んな肉と区別しなくちゃいけないので(トナカイの肉とか)必死です。それが楽しいんだけどもね。

ある意味、スウェーデン語を習うための最高のお膳立てをされているわけで。本当に贅沢ですよね。スウェーデンが好きで、とか北欧に憧れて、という理由でここにいるわけじゃないけど、その分この贅沢な環境をフルに使って、第二外国語取得(正確に言えばドイツ語を習ったことがあるので第三外国語か)を堪能したいと思います。「与えられた」とは、まさにこのことよ。もらったなら、感謝して楽しまなくちゃね。

2010年3月3日水曜日

ダーリンのご両親に会いに。

行きました。場所は、ちょっとストックホルムから離れた、素敵な港町。夏は避暑地として、また持っているボートの停留所として親しまれている町のようです。レストランなんかも高いけど、素敵。

でそこで、なんでも「125年前のスケート遊びを再現する」というミニイベントがあるというので、時間をあわせて見に行きました。ダーリンがビデオを取ったので、ぜひ見てください。

氷上での何ともかわいいライブ!!まわりにも毛皮にロングスカート、おしゃれハットで写真に撮られまくる老淑女などがおりまして、なんか「ノーブル〜」な雰囲気を味わいました。しかも、氷上にはお馬さんも!子供達を乗せて、すべりやすい氷の上を一生懸命歩いておりました。かわいい〜。落とし物も落ちてましたが、あれは誰も片付けないと、きっと春まであのまんまでしょうなあ…氷上で。(笑)

私たちはその後、スケートを楽しみ、雨(みぞれ)が激しくなって来たのでダーリンの実家に戻り、フィンランド式のサウナで暖まりました。うーん最高の贅沢!雪の上でごろごろしたかったけど、とりあえずサウナから外までロングディスタンスだったので、出るうちに体が冷めちゃうと思ってやめましたが…あはは。

ダーリンのご両親は日本に住んでいたことがあるので、かなりの日本通。しかも、着物もらっちゃいました!ちょっとカジュアルなお花柄のウールの単衣です。丈はぎりぎりおはしょりができるか…ですし、袖の長さ(裄)もちょっと直した方がやっぱいいかな〜レベルですが、とにかく嬉しいものです。多分ゆっくり時間をかけて直せるところは直していきたいと思います。るんるんどこに着ていこうかしら〜って考えながら。

もうひとつ家族ネタ。(笑)

ダーリンの妹さんのお家に遊びに行ったら、壁の色を塗り替えたとのこと。薄ーーーいブラウン系ベージュだったんだけど、このペンキの色が「Shii-take(しいたけ)」って言うんだと、得意げに話してました。しいたけ?壁に?壁にしいたけ?想像できないセンスです。キノコびっしりの壁!!

何でしかも自慢?気持ち悪いでしょう?ってこと?それとも「日本語なんだよ〜」ってこと?それにしても、時々スウェーデン人が分からなくなるエピソードです。

2010年3月1日月曜日

ストックホルムのウクレレライブに行きました。


ダーリンが「友人がウクレレライブをやるので行こう」と誘うので「いやん、ウクレレ弾いてってリクエストされたらどうしよう〜」などと思いながら、木曜日にいそいそ出かけました。

でも雰囲気がどうも違うんですよ。随分固いというか、ビジネスライクというか…受付が。あらあらそんなすごいライブだったの?てっきり「高円寺の大陸バーでやる20人しか入らないライブ」な感じだと思ってたのに。ドリンクチケットもらったけど、後で払うシステム??

マイナス20度を体験しちゃった私にとって「♪マイナス5度は〜 もう春になったと同じ事〜〜」と歌って、うっかりピンクのタイツにショートパンツ履いて行っちゃった。そしたら、その固い雰囲気の訳は、けしてスウェーデンの特性ではなくて本当にビジネスの場だったですよ!!

私てっきり、身内のウクレレライブだと思ってた。が、どうやらスウェーデンの企業がちっこいカンファレンスをやるが、そのときの余興でダーリンの友達がウクレレを弾いた、という訳だったらしいです。どーりで一人2杯のビールもタダなわけだ。ポップコーンもタダなわけだ。うい。

みなさんカジュアルながらスーツで歓談しております。ピンクタイツ&ショートパンツ女のまわりで。いやーん、そういう微妙な事情をどうして話してくれないのかしらダーリンは?せめて「気合い入れて着物でも」なんて一瞬でも考えた私が恐ろしい。多分、男性と女性、一人ずつ日本人らしき方がいたと思われ。ああ。ごめんなさい。皆にドン引きされたのは私です。ピンクでなのか、ショートパンツでなのか、それとも両方でなのかは分かりかねますが…。

その企業は「Papyrus」という紙の会社らしいです。で、ポップコーンは取引先の印刷会社「Elanders」の差し入れ。まあ王子製紙のパーティに大日本から差し入れが…みたいな話??で、そのポップコーンの入れ物の紙がPapyrusの紙らしい。それが、すっごく素敵なデザインで、持って帰ってきて、ポストカードにしちゃいました!!そのくらい素敵なの。やっぱかっこいいやね、スウェーデンのデザインは。



で、さんざんなライブですが、肝心の友人はバロンさんです。男爵です。ユニットの名前は「Heavy Baron」っす。カンファレンスの雰囲気を壊す事なく、有名な曲をベースとのユニット二人で次々と歌い上げておりました。ちょっとごっつい感じのウクレレ弾き。「KIWAYA」ウクレレをドイツからネットで買ったらしいです。うふ。…結局知ってるウクレレ仲間は誰も来なかったようで残念でしたが、また会う機会もあるでしょう。

逆に、そろそろウクレレに触ってみたくなる頃でしょうかね?満を持してって感じで。