2010年2月28日日曜日

Elektricitetについてのエトセトラ。


毎回タイトルと関係ない写真シリーズでどうも。
少しずつ部屋を片付けていますが、キッチンからこんなにいっぱい「Plast kasse」(レジ袋)が出てきました。コッチのスーパーは完全有料です。でもそんなにゴミ捨てに使わないでしょーよ!!

…で、マックが無事届き、無事動き、無事つなげられました。(笑)

ニポンで買ったiMACは果たして電源コードのさきっぽをつけ加えるだけでちゃんと使えるのか?

ニポンの友達に聞いたり、ネットで検索したりしましたが、何があってると何がOKなのかまったくわからず、
マックのことを知らないダーリンにも手伝ってもらって、いろいろ検索しました。

ダーリンは何が私のマックの仕様名なのかわからず、箱と大格闘。
私はヘルツ数ってなんか関係あるの?と大格闘。

結局コンセントの形が違うので、さきっぽだけを足せば普通に使えました。
マックのサイトにも私のiMACは240Vでも使える事がわかりました。
そして、それがわかれば普通に使えることが分かる、ということなんだってわかりました。

自分が知りたい&わからないことが、一般的じゃないってことがあんまりよくわかんなかったの。

例えば、私のiMACは他の一般電気機器と同じで100V-240Vだったんだけど、それを調べたりすることはあんまり一般的じゃないから、マックの本体にも表示してないし、箱にも表示してなかった。ネットで調べてもあんまり書いてないし。

特にネットでの調べ物は、そのものが割と一般的な疑問じゃないとネットではわからないことが分かった。やっぱり人間がやってることなんだってしみじみ感じた。逆に一般的すぎることも、ネットではなかなか調べにくいこともわかった。誰も疑問に思わない事は、ネット上のどこにも載ってない。ははあ。当たり前だけど、新鮮な発見。

例えば「人間の鼻の穴の数」ってぐぐってみたんだけど、「どうして人間の鼻の穴は二つあるの?」と数を知った上での質問はでてくるけど、「人間の鼻の穴の数」を正確に答えてくれているサイトは見つからなかった。たぶんそれは「知ってて当たり前」だからなんだろう。知ってる?人間の鼻の穴の数は2個です。

まあ、調べ方にもコツはあるだろうけど、どこまでが一般的でどこからが一般的じゃないのかっていう境って本当に難しいし、そこをわざわざ考える必要もないんだが、そういう意味で「笑っていいとも!」で時々やってる「何人当てはまるかクイズ」みたいなのって、すごく的を得てるクイズなんだろーなと思う。

もとい。グーグルにはしつこく「現地情報共有したいよね?ね?」って言い寄られてるけど、とりあえず無視してます。どうせ広告の話なんだろうし、もうすでに十分「海外在住でもニポンの通販で物が買える!」みたいな広告いっぱい見てるし。


で、マックが落ち着いたら、今度はライト。
実は、何かよくわからないけど、ライトが暗いんです。とにかく。リビングルームに今勉強用の机を置いているので、明るくない訳は、まあわかるんですが。

日本の部屋のライトは明るすぎて、ヨーロッパのライトは暗すぎる、と聞いた事があります。あくまで主観なので審議はともかく、試しにデスク用のライトを買ってみたんだけど…。やっぱり暗いし、第一温かすぎるんですよ、色が。

実はダーリンの義理の兄はライトデザイナーで、今日会った時に聞いてみました。何か明るいの探してるんだけど、と。
英語でサイエンス的なお勉強をするほど難しいものはないんだけど、机フェチにとって、ライトは非常ーに重要なポイント。真剣に聞きました。義兄も、いきなりそんな専門的な質問でちょっと面食らったみたいだけど、たまにはこういう形でのコミュニケーションもいいよね。

で、解決。光には「温度」があると。テンパラチャーって言ってたし、「クール」とか「ウォーム」とも言ってたから、間違いないと思う。勉強になるね。私は本を読んだり勉強する用に、どうしても「冷たい」色のライトが欲しかったのだとわかった。しかし、どうも暗い電球使ってるなーと思うのはやっぱりお国柄かもしれないと義兄の意見。ええ、ええ。スウェーデン人そんなライトなんて、そこに物があるかどうかが分かればいいじゃないか、ってレベルなんだって分かってます!
嘘。やっぱりヨーロッパの方々は、ムード重視なんですよね。でも勉強にムードなんていらんし、温かい色のライトの方が目が疲れると思うんですけど…。

それでも日本でいうパルックみたいな電球型の蛍光灯は売っているそうなので、それを明日買ってくる予定です。あまりの色の違いに、ダーリンは違和感を感じないかしら?

次回は、余裕があればダーリンの友人のウクレレライブの話。

2010年2月25日木曜日

つららの美味しい季節です。


写真はスウェーデンの一般的な家屋につららのオプション。いえい。

さて、そろそろスウェーデン語でちょっとずつ、1行でも日記を始めるのいいなと思って「スウェーデン ブログ」でぐぐっちゃった。(笑)でもその結果、実に多くの日本人がスウェーデンに住み、同時にブログを発信していることがわかる。福祉国家で有名なスウェーデン、さらに研究先進国のスウェーデンは、頭のいい方々がたくさん勉強しに、研究しに、そして社会に貢献しにスウェーデンにやってくる。
なにせ私のブログのタイトルが「ウクレレ日記」だし、ましてや最近はウクレレの話はまったくしていない。どうなってんの?やる気あんの?生きる気あんの?同じスウェーデンに住んでて恥ずかしくないの?

グローバルなテーマを見据えて人生を謳歌するのは素晴らしい。でも、足元を見て毎日を楽しいと思い感謝しながら生きるのも悪くはない。今日、世界中ではどんなことが起こっているのか。カナダでは大金をかけてスポーツに狂乱する人々がいる。ハイチでは家族の死をかなしみ、自分の未来を悲観する人々がいる。未だ戦争の終わらない地域があり、そしてどこの店のケーキがおいしいかが一番の関心ごとの国もある。皆それぞれ、人それぞれ。だから何も非難できるものなどないし、誰も人の生き方をジャッジするべきではない。

無職で在住地言語が話せない自分の言い訳?…言い訳だと言ったら、言い訳になる。ポリシーだと言ったらポリシーになる。全ては自分次第だ。

かつて私は一番自分が嫌いだった。私のことを好きになる人の趣味が嫌いだった。でも今は違う。
自分のどんなミステイクもどんなスペシャルも愛したい。どこかで私を見ている人が、その人にとって少しでも何かの励みになることが…しいて言うならの私のプラスアルファな存在意義だ。でも誰もいなくても大丈夫。今は自分で自分を愛せるから。

はい、固いの終わり。
あとはのんきに食いもんの話がやっぱいいやね。

最近「ニーポン反っ歯」いやいや「ニーポンソッパ」なるものに、ずぽんとはまっています。
ニーポンとは、バラの一種の実のことで、そこいら中になっている赤い実であります。それをソッパ(ソッパはスウェーデン語でスープです)にするんだけど、スープといいつつ、とってもフルーティで砂糖も入ってるから、本当に甘いフルーツジュースみたい。とろみがあって、かなり好きな味。しかし、種はカユカユの元らしく、そこからとろみもくる模様。

私が味わったのは、ただ粉をお湯で溶くだけのインスタントだったけど、本物も作れるよ、というので目下、ニーポン捕獲作戦遂行中。
でもね。でもね。

何でか、たまにダーリンは心配するんですよ、私のこと。「AYAは自分のこと大切にしてない」っていうの。何で?「AYAは時々道端に生えてる木の実とか平気で食べてみようとするけど、毒かもしれないじゃないか!!」と言うですよ。私は東京の田舎育ちで基本卑しい人間であり、そこいらに生えている木の実が「食えれば」こんなにいいことはないじゃないですか主義。現にスウェーデンでは、野ブルーベリーがいっぱい生えとるし、野いちごも生えとる。何で食わない?何でわざわざスーパーでお金出して買うかな?という考え方なんです。野生児なんです。そこいらに生えてるニーポンだって、食えるとあれば摘み取るのが人間ってもんじゃないですか。ええ?

これは個人の感覚の違いか国民性の違いかわからんけんども、とにかく私の野性味あふれる行動に時々びっくりしているダーリンがいるわけで。(笑)
私はダーリンに言いました。「わかった。今度はちゃんとダーリンに聞いてからにするよ!」

食べるなら良いものを主義のダーリンにとって、私はきっと激しく自分の思考から外れた人間なんだろうなー。(笑)それを楽しんでくれてる限り、私たちはずっとラブラブでいられると思います。

食べ物の話にするつもりがおのろけになってしまったよ!はう。

2010年2月23日火曜日

スケートデビュー!!



写真が二枚投稿できることがわかった遅咲きAYAさんです。こんにちは。

さて、週末から続く雪で、ストックホルムの交通機関はだいぶ乱れております。そんなに積もってないんだけどね。地下鉄も、外に出る駅の手前の駅までで折り返し運転とのことで、私たちの家の前の道路では、赤いバスが満員の人を乗せて行ったり行ったりしています。ダーリンは隣の駅まで歩いて昨日今日と会社に行きました。さて、私は…。

スケートデビュー!!ひゃっほー!!
念願かなってスケートデビューですよ、奥さん!!何とも爽快でございますよ!!午前中に滑ったときは、雪で色んな溝に気づかず、うっかりはまって何度もひっくり返っていましたが、写真の中の…見えますか?スケートリンク除雪車を。このおかげで快適スケート日和に。月曜のこの日はたまたま天気がよくて日差しを浴びましたが、これでも気温マイナス13度ですよ。なまら溶けねえ。朝はマイナス21度だったので、ちょっぴり暖かくなって滑りやすかったかな。

除雪車が来たあとは、より滑りやすく、より溝が見えやすくなり、転ぶこともなく合計6週くらいしました。もうぐったりね。だんだん手が汗で湿ってくるんで手袋を脱ぐんだけど、そうすると手から蒸気が立ち上り、あっという間に耐えられないほど冷たくなってあわてて手袋をつける…の繰り返し。ipodを聞きながら歌ってすべるのは本気で疲れるので、聞くだけでときどき合いの手をいれるだけにして。それってそうとう体力使うのと、ドン引きされます。(笑)

ダーリンにその話をすると、たぶんスウェーデン人だけでなくって、日本人でも引くと思うよ、と言ってくれました。そんなダーリンが大好き。(はあと)

途中ベンチでスケート仲間(?)と話をし、リンク上では「がんばれ!」と応援される始末。いったいどこでそんな言葉を覚えるんでしょうかね?写真の自転車はそのおじさんのです。なかなかレトロないい自転車です。さらにおじさんは除雪車が来る前、派手に転んでエフワードクラック!!って言ってました。キタナイ言葉を使わないでちょーよ。


肝心の新品スケートシューズは、まだなれないせいか、かなり足首が痛かった。まだ重心がうまくとれない感じ。この靴はかかとが自由に動く「つま先だけジョイントタイプ」で、同じ靴でクロスカントリースキーもできる模様。もう少しバーゲンで安くなったら、スキー板もそ買おうと思っています。出費がかさみますね。でも楽しむために人は生まれてきたのよ。死んでから、たくさんの貯金がタンスから出てくるおばあちゃんにはなりたくないわさ。

まあ、とにかく疲れました。遊びつかれてぐっすり眠るなんて、本当ダーリンには申し訳ないけど贅沢なひととき。その分昨夜は「ためしてがってん」で見た絶品ハンバーグの作り方でハンバーグを作りました。自分で「デリシャス!!」と満足しつつ(笑われた)ダーリンにも喜んでもらえてよかったよかった。

この雪じゃもう少し荷物が届くのはあとになりそうだけど、それまではスケートを楽しみたいと思います。今日は除雪車来るかな~。今日も来てくれないと、全然溝が見えないんだけどな~。

2010年2月21日日曜日

初週末は、スミレ味。


今日は日曜日。ハードな雪で舌を巻いている日曜日。電車も地下鉄もバスもかなりエマージェンシーだった日曜日。あ、もちろん車の運転も。

でも、がんばって今日スポーツショップに行きました。日が照ってるときにダーリンをだまして外に連れ出し、スケートと靴を買いました。
スピードスケート用に近い、靴とスケートが離れるタイプのやつです。
明日は!明日こそは!絶対絶対スケート!!!
でも、スケートコーナーの一角には「他の人が湖に落ちたときに助けるロープ」と、「自分が湖に落ちた場合に自力で氷上に這い上がるためのスティック」が売っていました。ほんのり自己責任の香りがする怖いお助けグッズです。買わなかったけど。

さてさて、スウェーデンに帰って(?)きて、何より楽しみだったのは、スウェーデンの食べ物。
特に、私はこのスミレ味のアイスクリームが大好き。
私はスミレの花を食べたことがないんだけど、このアイスクリームはスミレ味。こういう場合、何を持ってスミレ味と認識するんでしょうか?人間は。例えばどんな味でもにおいが似ていれば、それと認識してしまうんでしょーか?人間は。においと味の違い、よくわかりません。ただ感じるだけです。だっておいしいんだもん。

…ともあれ、一生懸命ダーリンをさらに太らすのに夢中(はあと)
本当は結構ハードはダイエットを二人でしたいんだけど、仕事してる人にはちょいと難しいかなあ…。

もとい。今日はさらにチリチョコレートというアイスクリームも試しました。
チョコレートアイスクリームなのに、なぜか辛い。うーん。どういう感覚なんだろうか、こやつらは?と思っていたら、
結構チリチョコレートってのはポピュラーで、ダーリンは「アイスクリームは初めて」とのことでした。人間なんぼでも初めてが体験できるもんよ。気持ちさえあればよぅ。

さて、To-Do-List。ネットですでに在留届は提出。アーランダ空港で書くはずだった別送品の申告カードはことごとくわけわかめのまま自宅へ来てしまったので仕方なく無視。(ダーリンと一緒に探したが、カウンターも紙も何も見つけられなかった)あと数日でスウェーデンのパーソナルナンバーを手に入れたあと、日本人会への参加申し込み、スウェーデン語の学校の申し込み、さらにたぶんSAL便(1~2週間で届く)で愛しのマックちゃんとお土産と冬の洋服が届き、ダーリンの両親とも会いと、ちょっとは忙しくなるかな。

それまでは、もうちょっとだけ雪のストックホルムを楽しもうと思います。ビバ!ゴートゥースケートっ!!!

2010年2月17日水曜日

着。


とりあえず無事です。いっちょ前に、まったりコーヒーなどを飲んでおります。

写真は近くの大きい湖。湖面上から撮っております。結構厳しい暗さですが、気分的にはるんるんでございます。


乾燥のきつい飛行機を何とか耐え、無事にアーランダ空港に着きました。別送品で送った荷物に何か書類を提出すべきだった気がしたのですが、空港内では税関カウンターも発見できず、結局人に聞いても分からず、何もせず家に帰ってしまいました。なんかネットで見た情報と違うなーなどと戸惑いつつ。


まだ時差ぼけは直らないが仕方ない。このままこのまま。何かしたって結局なるようにしかならないものね。


で、スケート。スケートですよ。私の第二の目的は!!スケートがしたくてたまらなかった。家の近くには小さい湖もあって、そこはブルドーザーが来て湖の氷を平らにしてくれてるのだ。そこは平日はほとんど誰もいないので、貸切状態!!リンクもたぶん東京ドーム分くらいはあると思う。そこをさささーと滑りたいわけですよ!!それだけをとりあえずの楽しみに、寒いスウェーデンに行くモチベーションを高めていたわけです。


早速昨日スポーツ用品店に行ったけど、なんとなく中途半端な品揃えと、めんどうくさいサイズ表示。うまく説明できないけど、私はどこの国に行っても常識以外のものを求めたがるのね。と感じたです…。


いまだフィギュアスケート靴にするか、スピードスケート靴にするのか決めてないし、品揃えもよくわかんないし、結局週末、本気探しする予定。早くしないと氷がとけちゃうもん!!まだ来ないで春!!


そういえば、スウェーデンの新聞に浅田真央ちゃんを見かけました。調べて見ると、フィギュアの話じゃなくって、どうも彼女の飼っている犬の名前がマスタードとケチャップに決まったみたいなことが彼女の氷上の写真入で紹介されてて、ちょび驚いた。どうでもいいことを知りたがるコーナーなのですが、「ユニーク」のレベルが若干低いような…。まおいいや。なんてな。


外は雪。家はぽかぽか。五輪花盛り。そう、私はまだ暖炉で燃やすだけの悲しみは持ち合わせていない。

2010年2月11日木曜日

イライラ気分もスルッとアセンション(はあと)


荷物の整理がまだつかなくて、困惑気味。どれが2〜3ヶ月先に着いてもOKか、どれなら2週間は我慢できるか、どれこそ一緒に持っていくべきか。頭の中がもじゃもじゃあじゃ。


ここへ来て、偶然私がハワイに行く時にパパンにもらった置き手紙が出て来ちゃった。


それがねえ。何かねえ。


忙しさにかまけて、感傷に浸る時間もなかったので不意打ちだった。今回のことで、初めての涙。もちろん、ちょびっとだけだかんね!!ささ、もうこの話はおしまい。


で、アセンション。

今日はおでかけしました。その前にかねてから欲しかった「柴咲コウの前髪」を作りに、1000円カットの店にいったのさ。

私、最近の美容室価格を知らなくて驚いた。前髪ごときに5,000円も払いたくないなと思ったので、近所の1,000円カットの店に入ったが、そこがなぜか1,000円カットのお店なのにパンクな店で、どうも店員もぱっとしない。

「てっぺんから持ってくる前髪を重めに作ってください」と言っただけだったのが悪かったのか、出来上がりはどう見てもトムキャット。自分を見て懐かしくなるってどうよ。ここでちゃんと言わないとあとあと後悔すると思ったので、後に3人も待っているのに「もう少し…」とリクエストしたが、結果にはどうしても満足できなかった。


ぷりぷりして1000円もったいなかったと思いつつ電車にのったが、改札の前には自動改札が苦手そうなおばさまが。そのおばさまを「ち」と言いつつ避けて隣の改札に入ったお姉ちゃんも、ピンコンと改札を塞がれ前に進めない。そのお姉ちゃんを「もー」と思いながら避けつつさらにその隣の改札にさっと入ろうとした私は、後ろから来たおじさんの道を塞いでしまう。しかもその時瞬間私の傘の先が当たったような。そうでもないような。


見事な負の連鎖で、ハッと冷静になってしまいました。ここで、私の機嫌が普通だったら、おばさまやお姉ちゃんを避けたりせずに待っていただろうに。前髪がトムキャットだったために、誰かにイラッとした人にイラッとさせられ、さらに誰かをイラッとさせてしまった。なんということだ。


冷静になれば、そもそも1,000円で柴咲コウになろうなんて調子よすぎるし、店の特色もパンクなんだから、トムキャットになっても十分不思議ではないわけで。そこに腹をたてても、自分の店の選択が間違っていただけで、もともとは自分のせいなわけだ。それなのに人からもらったイライラの連鎖を止められず、新たにイラッとした人を作ってしまったわけだ。ううむ。


車内で一生懸命考えた。一瞬にしてイラッとしてしまうのは仕方がない。そもそも私は午前中は人間以下のイライラ獣で、前の会社の上司でさえ私には午前中に声をかけないと豪語されたほどである。仕方ないの。人間だもの。人間以下から人間になる時間が必要なの、人間には。この場合は時間とコーヒーが解決してくれたが、一瞬にしてイラッとしてしまった場合、それをまた同じ様に一瞬にしてスキッとしてしまう方法はないものかと考えた。


もし一瞬にしてスキッとしてしまえば、負の連鎖を自分のとこで止められるのよ。小学校の時ハヤった不幸の手紙みたいに。あれは全部私のところで止めてた。めんどくって、不幸丸かぶり(笑)


はて、今マイブームの「迷ってないで〜!」なキャンディはどうか?でも物に頼るとそれがなかった場合にもっとイラッとしてしまうので却下。道具も要らず、気持ちの切り替えだけでスキッとできないものか。例えばちょっと変なポーズとか。宇宙刑事ギャバンの変身スタイルで「イライラからスキッと蒸着!」なんてな。


それか、セラームーンみたいに「月に代わってイライラにお仕置きよ!」なんていいかも。今は「悪いの悪いの飛んでいけ〜!」のプリキュアか。ま、そこはどうでもいいや。


こうしてみると、子供の頃テレビを見ていた時にはどうしても不必要に思えた変身シーンやポージングも、一つの気持ちの切り替えとして重要でしかもバッチリそれが有効なのだと思えてくる。なかなか悟るね〜38歳で。(笑)


というわけで、ちょっとポージングを考えてみます。できれば気功っぽいのを取り入れて、足元か頭の上からスポーンとイライラが抜けるような感じがいいですな。台詞も欲しいところです。「イライラ気分もスルッとアセンション(はあと)」こんな感じでどうですか。ああ、だめですか。そうですか。


とにもかくにも、今度試してみます。うまく行けば、タカラトミーからソフビ人形か海洋堂からフィギュア出るかも。トムキャット戦士・ウクレレAYAさん(笑)マクロスのリンミンメイと違い、あまりのウクレレのヘタさに戦意喪失ってのが得意技っス。


…ああ、こんなブログがさりげなく日本最後の日ですよ。相変わらず写真と内容が一致していませんが、次回からはタイトルも変わります。(都市名だけね)私がスウェーデン行っても、何とかついて来てくださいね…。では行ってきま〜す!

2010年2月9日火曜日

非戦略物資と着物。


日本にいるのもあと5日となった。ああ。


こんな時期に限って、いろんな問題が浮上してきて私を悩ませる。ストレスでまた体重が増えてきちゃったよ、まったく。


皆さん、パソコンを海外に持っていくのってすごく大変なの知ってました?

私なんかネットで調べて普通に送れるんだ〜と思って郵便局に「パソコン送るんで取りに来て」と気軽に頼みに言ったら「パソコンは送れませんYO〜」だと。なにい!!


そんなの聞いてない。どうしよう。諦める?いやいやもったいないぜ、せっかくのi Macが!なんとなくアプルのカスタマーセンターに電話してみたら、送れるが何か添付しないといけないとか言っておる。

「戦略物資 該非判定リスト」 作成依頼書とやらを書けと。これは輸出貨物(マック)の用途が大量破壊兵器等の開発等に使用されるおそれがないことを証明する紙らしい。えええ!!


マックは大量破壊兵器の開発に使えないんですか。ああ、そうですか。それはよかったです。ぎりぎりその用紙を送ってもらえそうで、出発前日にSAL便の別送品扱いにて郵送予定。この「別送品」だって、前回船便で送った3個の段ボールに「Unaccompanied Baggage」なんて書かなかったから、関税取られちゃうかも。うえーん。


知らない事が多くて、おっかなびっくり毎日を過ごしています。やり忘れた事をいつ思い出すかとドキドキして緊張している状態。精神的によくないっすね。スウェーデンに行ったあともやるべきことがたくさんあるので、この緊張感は暫くは続くでしょう。うーん。しんどい。こういう時に見る夢はヘミシンクにつながってそうな淡い期待だけが唯一の救い。


非戦略物資の他には、着物を詰めたりしています。

そーなんですよ。私、ここへきて着物にはまっちゃったんです!!やっばい!!


叔母が着物関係の仕事をしていて「せっかく海外に行くなら日本の民族衣装を!」と言って、それはそれはお高い訪問着を仕立ててくださったのです。しかもスウェーデンじゃだれも着せてくれる人はいないということで、着付けを教わっていました。浴衣なら経験もあるし一人で着られるけど、着物となると話は別。汗をかきかき着物と帯と格闘すること6回。なんとか形にはなりました。でもまだ着物着て外出してないので着崩れた時の対処とかできないなー。


で、自分でちゃんと着物が着られる様になると、がぜんもっと着物を着たくなる。んでもって親の箪笥をホジクリ返して色々見てみれば、着られないこともないのがちらほら。ほほう!…と、いまさら着物にコーフンしちゃうのは、海外で着る着物はコスプレ感覚で見てるのかなと自己分析。たぶん日本にいたら、ブームはもうちょい後だったかもしれないのう。それに着付けのきっかけも海外にいくからこそであって「もっと早くからやってれば、うんぬんかんぬん」的な話は無意味なんであってですね。


私は昔からテスト前に部屋の模様替えをしてきた女なんで、今回もそれに近いものがあるのよきっと。現実を見ないまま、スウェーデンで忘れ物をたらふく思い出すAYAさんを想像するがいいさ!!