2010年11月21日日曜日

Jag sjöng och vara Tvålare.(歌った&石けん屋?)


気分的にはほとんど毎日ネットを見てたのであんまり感覚ないんですが、
そうとう空けてましたね、ブログ。忘れられてるな、絶対。
タイトルはスウェーデン語で「私は歌った、そして石けん屋(?)」
〜areというのは、動詞の後につけて「〜屋さん」みたいに職業に使うんですけど、Tvålare(私の造語、石けん+〜屋)って言葉が気に入ってます。ダーリンは今日Bakare(パン焼き屋)、私はTvålare(石けん屋)。いいでしょ。

さて、ダーリンが退院してから約2週間。自宅療養を経て、明日から出勤です。ずっと家にこもって羨ましいな〜なんて思うけど、まだ傷が痛んだり、ちょっと外出するとすぐ疲れて顔色が悪くなるのを見ると心配になります。その分家でパンを焼いたりして、なかなかアクティブに過ごしています。さっすがダーリン!

さて、めっきりクリスマスムードな世の中ですが、私もクリスマスソング作りました♪ダーリンに録音をしてもらいました。
何げに初めてのクリスマスソングです。わお。しかもスウェーデン語!!
これは、毎年スウェーデンのウクレレ仲間達が作っているクリスマスカレンダー(毎日開けてお菓子を食べるカレンダーみたいなやつのウクレレソング版です)に使ってもらうためのもの。きっとこれがなかったら、私も3日でオリジナルソングを作ろうとは思わなかった。ウクレレ仲間に感謝です♪

おとといまで迷ってたけど、年に一度だけのチャンス!と思い立ち、昨日作曲作詞して、今日録音して、明日仕上げ。子供が歌ってるみたいにしてみたんだけど、逆に音痴だって疑われそうな壊れっぷりです。もう少し上手に歌えば良かったな〜。恥ずかしい。簡単なコード、簡単な演奏。でも全然楽しい。楽しいって思えてる自分が嬉しい。これで、いい。クリスマスカレンダーはできたら、ネットで聞けます。またアナウンスしますね、ここで。


さて。最近また石けん作りが再燃しておりまして、クリスマスソングと平行して、石けんをつくりました。
スウェーデン、意外に「お」と思う石けんがないです。みんなボディソープ使ってます。ちょっと凝ってると、めちゃ高いし。

で、写真はさっき切り分けて乾燥中の石けん達。どどめ色(笑)のは緑茶入りです。以前に作ったときのように、酸化して油臭くなりませんように…。

色々調べると、材料をネットで購入してる方が多いみたいなんですが、そこまでこだわりがないし、売る気もないので、
「身近で買える品で作る」をモットーに、スーパーなどで買った油でシンプルな石けんを作りました。

石けんを作りには、苛性ソーダという劇薬が必要らしく、そんなのスウェーデンに売ってんの??と疑ってましたが、ちゃんとした純度のものが街で普通に買えました。手に取って買えたので、なんとなく安心。パーム油などもお店で買えたので、オリーブオイルやひまわり油だけでない、固めの石けんができそうです。なんだ、スウェーデンでもがんばれば買えるじゃん。何でも買い物は日本の方が上と思っていた私としては目から鱗。素敵なデコ型(ちゃんと石けん用!)も見つけたので明日購入予定。当分楽しめそうです、異国の石けん作り。と、ウクレレ。(笑)

2010年11月3日水曜日

ダーリンが入院しちゃった。

先週、市場で買って来た「カンタレール」というきのこを食べたあと、ダーリンが腹痛を訴えました。でもそのとき、私もダーリンも「きのこのせい」とは考えなかったので、「繊細なダーリンがかわいそー」ぐらいにしか思っていませんでした。

そして週末、懲りずにまた同じきのこを買って来て、今度はきのこパスタを作ってウマウマ二人で食べました。
しかし、その夜、ダーリンは異常なほどの腹痛を再び訴えます。

その時、二人して「ああ〜きのこだね」と思っていました。というのも、ダーリンがネットで調べると、このきのこの様に「食べられる種類でも冷蔵庫に入れないで置くと食あたりの原因になる」と書いてあったのを見つけたから。

しかし、翌日になっても痛みは収まらず、しかもきのこにあたった時には必ず起きる「下痢」がまったくない。結局翌日の夜9時になって「病院に行って見よう」ということになりました。

この決断は、今から考えると非常に遅い決断なのですが、しかたありません。

スウェーデンの病院がいつもそうなのかわかりませんが、待つ事待つ事待つ事…。受付から3時間半後、夜中の1時に医者に症状を話すと、その時点で入院決定。私だけ帰されました。その時にようやく私たちは気づきました。「これはきのこにあたったんじゃないぞ。」と。

アホな夫婦です。本当に。でも、ダーリンも聞けばここ30年は医者の世話になっておらず(定期検診以外)、私もまさか



とは思わず、「同じもの食べて私だけピンピンしてるなんて、私の腹ん中にサナダくんでもいるのかしら?」と思ってたほどでした。結果は、胆のうのできた胆石がホイホイいたずらをして、ダーリンを苦しめていたんです。まさに「酒好きの中年太りなおっさん」がなるにふさわしい病気でございまして、一瞬この満場一致ぶりに惚れ惚れしたんですが(笑)ともあれ、入院&手術です。

かわいそうなダーリンは一日中痛みと戦いながら、点滴食で手術を待っています。手術も順番がいつになるかまったく読めず、「今なんの時間??」とずっと思いながら、今日一日病院で、うとうとするダーリンのベッド脇で過ごしました。

しかし、いつもいびきがうるさい!!と言いつつ、いざ独りで寝る時の寂しさと言ったら…。さらに、独りになると、とたんに食がどうでもよくなる私。適当なものでおなかを膨らませてごまかしちゃいます。夫婦仲良く食卓を手作り料理で囲める、平凡で幸せな日々に感謝するべきなのだと心から思います。今度は「きのこ抜き」で。

いまはただ、ダーリンの手術をヤキモキしながら待っているだけです。早く良くなっていつも通りいっぱい嫌みを言ってくれますように。