2010年11月3日水曜日

ダーリンが入院しちゃった。

先週、市場で買って来た「カンタレール」というきのこを食べたあと、ダーリンが腹痛を訴えました。でもそのとき、私もダーリンも「きのこのせい」とは考えなかったので、「繊細なダーリンがかわいそー」ぐらいにしか思っていませんでした。

そして週末、懲りずにまた同じきのこを買って来て、今度はきのこパスタを作ってウマウマ二人で食べました。
しかし、その夜、ダーリンは異常なほどの腹痛を再び訴えます。

その時、二人して「ああ〜きのこだね」と思っていました。というのも、ダーリンがネットで調べると、このきのこの様に「食べられる種類でも冷蔵庫に入れないで置くと食あたりの原因になる」と書いてあったのを見つけたから。

しかし、翌日になっても痛みは収まらず、しかもきのこにあたった時には必ず起きる「下痢」がまったくない。結局翌日の夜9時になって「病院に行って見よう」ということになりました。

この決断は、今から考えると非常に遅い決断なのですが、しかたありません。

スウェーデンの病院がいつもそうなのかわかりませんが、待つ事待つ事待つ事…。受付から3時間半後、夜中の1時に医者に症状を話すと、その時点で入院決定。私だけ帰されました。その時にようやく私たちは気づきました。「これはきのこにあたったんじゃないぞ。」と。

アホな夫婦です。本当に。でも、ダーリンも聞けばここ30年は医者の世話になっておらず(定期検診以外)、私もまさか



とは思わず、「同じもの食べて私だけピンピンしてるなんて、私の腹ん中にサナダくんでもいるのかしら?」と思ってたほどでした。結果は、胆のうのできた胆石がホイホイいたずらをして、ダーリンを苦しめていたんです。まさに「酒好きの中年太りなおっさん」がなるにふさわしい病気でございまして、一瞬この満場一致ぶりに惚れ惚れしたんですが(笑)ともあれ、入院&手術です。

かわいそうなダーリンは一日中痛みと戦いながら、点滴食で手術を待っています。手術も順番がいつになるかまったく読めず、「今なんの時間??」とずっと思いながら、今日一日病院で、うとうとするダーリンのベッド脇で過ごしました。

しかし、いつもいびきがうるさい!!と言いつつ、いざ独りで寝る時の寂しさと言ったら…。さらに、独りになると、とたんに食がどうでもよくなる私。適当なものでおなかを膨らませてごまかしちゃいます。夫婦仲良く食卓を手作り料理で囲める、平凡で幸せな日々に感謝するべきなのだと心から思います。今度は「きのこ抜き」で。

いまはただ、ダーリンの手術をヤキモキしながら待っているだけです。早く良くなっていつも通りいっぱい嫌みを言ってくれますように。

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