2014年11月17日月曜日

狂ってる。


今日、英語のライティングテストでした。

結果はまだわからないけど、今日そのかわりに前回受けたヒヤリングとリーディングのテストが帰って来て、A-F段階の内、Dでした。ううーん。

Fだと落第なんだけど、かといってAとかBとか取るのはほとんど完璧じゃないと取れないわけで、私はAとかBとか取るなら、そのクラスにいる意味ないと思ってるわけで、だからC-F判定の内真ん中だった…と一人で納得して安心した。
そこまでぐるぐる一気に考えて、やっと安心した。

英語のクラスに落第してもまた同じクラスを受けられるし、そんなに落ち込む事はないんだけど、自分で勉強するように設定して通ってるクラスで、焦らずにやろうとかいうのは矛盾してるって思うから、やっぱり焦りたい。暗記も、そして英語の課題本もやらなくちゃ。

最近、この英語の勉強の他にすごくのめり込んでやってる事があるんだけど、どんなことであれ、何かにのめり込めるなんて、私って幸せだよなあと思う。環境とか、情熱とか、無神経さとか、そういう意味で。

毎日、三時頃にはもう外は真っ暗で、旦那が世話してるチリの植木はライトを家の間接照明代わりに照らしてる。赤いベル型のと黄色い普通のかたちのと二種類。夏に毎日食事してたガラス張りのベランダもどきは、もう寒くて冷蔵庫代わりに食材を置いたり、庭で拾ったリンゴの保管場所になってる。

最近、鹿は見かけないけど、多分私が朝まで起きてて、旦那と入れ違いに寝るころに草を食みにくるんだろう。そとでは、鳥がえさの取り合いをするようになった。そろそろえさの豊富な時期も終わるんだろう。

クリスマスのデコレーションはおろか、2月に食べる「セムラ」ってシュークリームみたいなデザートを、スーパーのケーキ売り場で見かけて、いったいどうしたんだ、スウェーデンの季節間隔はと思う。

もう冬だ。どんどん沈んで行く。表面は元気でも、どんどん深くはまっていく。それもいいかもしれない。考えるのはもう飽きた。感じるのはもう疲れた。少し、どっかに逃避行したい。

2014年11月11日火曜日

心のお風呂にゆっくり浸かる。


あれれ~気がついたら、もう満月過ぎちゃってた。やばい!せっかく2サイクル目の幽体離脱ノートまで作ったのに、開いてもいない。ってことは、月の満ち欠けを気にしてもいないし、もちろん離脱トレーニングもしてない。

授業には、なんとか通ってるけど、この三年寝太郎の三日坊主は、三つ子の魂百までなおらない。

しかも、ちょっと楽しいことにはまっちゃった。おかげで最近旦那がいるにも関わらず、朝まで起きてて旦那が起きてくると交代でベッドにバタンキューで昼まで寝てる…という生活をもうここ1週間くらい続けてる。あ、けんかしてるわけじゃないから大丈夫。いつも通りラブラブですw

世の中には、本当に数えきれない程楽しいことがあるよね。でも、その楽しさって、自分の気持ちに余裕がないと楽しめない。同じことを体験も、楽しい時と感じる時と全然楽しくない時と気分によって違う。

シャーロックって、カンバーバッチが主役やってるイギリスのテレビシリーズがあるんだけど、こっちで再放送し始めたから、そろそろ新シリーズが出てくるかしらと期待してる。

昔は、テレビドラマとか「受け身」で見る娯楽があまり好きじゃなかったんだけど(なんという、子供ゆえの勘違いっぷり…)、気分が下がってる時は受け身でもいいから気分が盛り上がるものに見たり触れたりするのって大切なんだなあと思う。まるでお風呂に入って、体を温めるみたいに。

今、心のお風呂に入ってる気分。ストックホルムの11月は、毎日曇り空で暗くて、時々雪が降って、それでいてクリスマス程の盛り上がるイベントまではまだ早いし、皆少し気分が落ち込んでいるように感じてる。

映画を見なさい、テレビを見なさい。本を読みなさい。漫画を読みなさい。アニメを見なさい。心のお風呂に浸かって、ゆっくりしなさい。人恋しければ、会いなさい。電話しなさい、手紙を書きなさい。その人のことを思いなさい。

自分に言い聞かせて、今日も夜を一人で過ごす。
なんか、ちらりと明けの明星が見えるような、そうでもないような。

2014年11月2日日曜日

スウェーデンのお盆と味噌仕込み完了。



あーいかんいかん。
またまた離脱トレーニングもヘミシンクもきかず、日本の胸きゅんアニメとか続けざまにみてしまった。そして、味噌作り…

胸きゅんのまま作った胸きゅん味噌は、計算を間違えて、少し麹が多い味噌になってしまった。6ヶ月後が怖い。しかも塩も途中で在庫がなくなり、どーでもいい塩を使った。しかも多分ちょっと足りなめ。麹の重量を、麹を作るための米の量のままで計算してた。麹になったとき、量り直さないといけなかったのに。メモメモ。ああ。すこし酸っぱくなるかも。青春の味がする味噌って、意味ないわーw

というわけで、まったく精神的に成長してないわけだが、今週末はスウェーデンのお盆とハロウィンだった。

私がスウェーデンに来たとき、まだハロウィンはスウェーデンに浸透してなかった。でも毎年、年を追うごとに、習慣ができてきたのかもしれない。おかげで、用意してたお菓子が足りず、家に来るお化け達に十分なお菓子をあげられなかった。

スウェーデンのお盆は、墓地に行ってお墓の前にお花やキャンドルを置く。その日は、家に近いでっかい墓地も綺麗なキャンドルの明かりで幻想的になる。今年は夕方まで雨が降ってたからあんまり来る人もいないかなって思ってたけど、夜になって暗くなったら、たくさんの人が集まって、たくさんのキャンドルを灯してた。ちょっと頑張って出向いて良かった。いつもなら閉まってる教会も、7時に閉まるぎりぎりで入れたので、初めて中を見る事ができた。

ここは墓地の中の教会だから、街中にある教会と違って、真ん中に台がどかんとある。そして、入り口から続く二本の線。ここから直接車が入って来て、亡くなった方が移動するのだ。うーんめっちゃ実用的。その台が下に下がって消えるっていう劇場型の台もあるらしいけど。

写真は、3つあるうちの一番小さい教会。左端に見えるのがその台。何か、お祈りするための膝受けっていうの?が新鮮だったんで写真とってみた。一番大きい教会は、正面に絵が(タイルかな?)がばばーんとあって、その絵がすごく変わってて印象的だった。真ん中に光る帆船、その周りに泣いたり、船の門出を見守る人たち。なんだ、スウェーデンでもやっぱり死んだら何もないって思ってないんじゃん。

墓地での私は始終「何か見えないかな~~~」と暗闇を見ていたけど、結局何も見えなかった。ちえ。でもきっと寝ていたご先祖様や友人たちは嬉しかったに違いない。良かったね。

スウェーデン人にも幽霊が見えたりする人がいると思うんだけど、そういう人ってどうしてるんだろ?ヘミシンク人口ほとんどゼロだったら、さぞかし自分でどうしようもなくて見えないものに振り回されるだろうに、とか思う。今の私は、生理に早くなりたい小学生みたいな気持ちだ。大人の証拠が早く欲しい。皆が口を揃えて「こんなのない方がいいよ」っていうから、余計欲しくなる。