2014年9月13日土曜日

脳梗塞になって考えたこと。


先日、日本に二週間ほど帰ってみた。
4ヶ月ぶりの日本!ってすっごい最近帰ったのに、また帰っちゃった。だって、病気しちゃったんだもん…。

5月の初旬、夕食を食べてる時に頭があまりに痛くて、床にのたうち回って暴れた。噛むほどに痛みが押し寄せた。
その時旦那が心配してお水をくれたんだけど、今度はその水を飲んだとたん呼吸困難!!息できない!!死ぬ!!

最初パニック障害でもおこしたのかと思ってゆっくりゆっくり少しづつ息したらなんとか呼吸もできたが、喉に何か詰まらせたんだと思って即病院へ。4時間軽く待って夜中の2時に、私はすとろーくをやったらしいと宣言される。その時にはもう立って歩けない、水も飲めない、つばも飲み込めなくてトイレットペーパーでつばを吐き出すようになってた。

最初喉に食べ物を詰まらせてたと思っていたのに、あとになってそれが脳梗塞の症状でのどの筋肉が動かなくなってしまったとわかった。
とにかくつばを飲み込めないので、ずっと紙に出し続け、一睡も出来ない。水も飲めずに点滴。その後、鼻チューブを経て。胃に穴をあけて液状の食べ物を流す為の「いろう」をつけることになる。写真はそのときの私のメインフード。でも結構カロリーあったよ…。

生まれて初めて、ピアス以外の異物を体に埋め込んだ自分。一人でトイレに歩いて行けない。口から何も飲めない食べられない。話せるけど、気力ゼロの日が続いた。お見舞いに来てくれる人たちには元気に振る舞っていたけど。でも何故か、「もう死ぬのかな」とは思わなかった。もしかして本当に死ぬときって「死ぬのかな」って思わないんじゃないのかな。それで、自分の死を「まさか死ぬわけじゃあるまいし」って否定し続けて、気づかないうちに死ぬ事の方が多いんじゃないのかなって思った。そのくらい実感なかった。ぼーっとしてて。

二週間入院してたけど、結局脳梗塞やる人の割には若すぎるし、原因もまったくわからない。あとは動かなくなった右半身のリハビリだけです、と言われてリハビリ施設に転院。そこらあたりからやっと自力で飲み込みができるようになって、トイレットペーパーでがっさがさになった唇も治ってきてた。

辛かったなー。旦那が毎日来てくれてるの、申し訳ないし、負担だろうと心配する気持ちもあるんだけど、来てくれる嬉しさの方がやっぱり上だった。超心配かけてごめんねダーリン。
皆さん、本当に大切な人には毎日毎日お見舞いに行ってあげてください。本当に。

結局右半身のしびれと筋肉が弱ってしまったこと、そして右半身では温度を感じなくなってしまった。これらはまだ治っていない。そしていろうの痕も残った。

そして、最終的にいろうも取れ(この時のごたごただけでも長くなるからまた気が向いた時に)、歩ける様になってリハビリ施設も退院し落ち着いたころ、どっと「無力感」と「不安感」が押し寄せて来た。

私もしかしてこのまま一生右半身不随?
皆が上着来てる中でTシャツ一枚で気がつかず(温度を感じないため)、違和感丸出しに見られるの?
歩ける事は歩けるけど、もう走れないの?
もう仕事も見つからないんじゃないの?
これからどうやって生きて行くの??

すっごい無力感。そして誰にも相談できない孤独感。旦那には、この気持ちは多分分かってもらえない。

で、二週間ぐらいずっと本気で未来に夢も何もない日々にふてくされて荒れてる日々が続いてたんだけど、ちょっとひらめいて、ある人と会うために日本に一時帰国することにした。
それは、私が好きなスピリチュアルから株式市場まで、面白い情報をたくさん提供してくれる人のブログ(HP)に「いつもその人に自分がわかりえないことを聞いてます」って言うから、興味が湧いて。

その方は「千さん」といって、頭の中に「5人のマスターたち」がいらして、色々スピリチュアルな視点から助言をしてくれるのだそうだ。

私はこの体験で、孤独感や脱力感、むなしさを乗り越え、そしてさらに自分の明るい未来への様々な決意をすることになる。続きます。

※この後、見方によっては本気で頭がおかしい人のブログになりますのでご了承ください。

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