2013年3月26日火曜日

学校でのデモストレーション、盛況でした。


あっという間の一週間でした。例の着物のデモストレーション(着付け教室)の話。

スウェーデンの学校の中の日本語クラスで、一日だけ「着物デー」を作って、クラスの男女各1名づつに着付けをした。

スウェーデン人は皆背が高いけど、対丈ってことはなかった。ちょこっとほとんど帯で隠れるほどのお端折を作って。
でも満足してくれたみたい。子供のクラスは落ち着きがないから集中するのにも大変だけど、
大人のクラスは自分でお金を払って来ているし、大人しくちゃんと話を聞いてくれる。
子供は自分のお金じゃないからね…来ない子も結構いるらしい。センセー大変だね。

スウェーデン語の方は、前もって何度も練習していたけど、やっぱりチェックしてくれる人がいないまま原稿を作ったのは良くなかった…。
間違った言葉のまま覚えて、前日になってダーリンが「そんないい方しない」とか言い始めて。
そんなんだったら、最初からなんで手伝ってくれないんだよ…。

結局どんなに愛してくれてても、めんどくさい物はめんどくさいものなのね、と痛感。
最近、新しくランゲージエクスチェンジ(スウェーデン語を習う代わりに日本語を教える)をしてくれる人を見つけたが、
この人はきちんと時間を作って話を聞いてくれる人なので、
ダーリン以外にもやっぱりスウェーデン語の勉強に付き合ってくれる人がいないとだめだなあと思う。

で、そのダメダメな原稿のまま、本番に挑んだわけだが、それでも半分日本語、半分スウェーデン語で話せて気分も落ち着けた。
なによりやっぱり日本に興味がある人たちだし、衣紋を抜く意味とか、何でお太鼓っていうのかとか、細かな話もできて満足だった。
女の子は最初恥ずかしくて仕方ない感じだったけど、実際に着物を着てみれば帰りがけに「脱ぎたくない!」って言うほどだったし、いっぱい写真も撮ってた。やっぱ女子だねえ。しおらしく歩いたりして皆かわいかった。

男の子は半分くらい、着る予定の子が来なくてびっくりしたけど、それも恥ずかしいのと面倒くさいのの意思表示かもなあと。

最後には、自分のお店のチラシも配って、一週間で7クラスの「着物デー」は終了!とっても有意義で楽しいイベントだった。生徒さんたちも楽しんでくれたみたい。

今回でだいぶスウェーデン語で着物のことを説明できる自信もついたし、がんばって次のステップに進もう、自分!おー!

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