2009年10月4日日曜日

Bosko&Honeyの新企画。


写真は、先日ドイツの友人に企画に参加したビデオの一部分です。できああがったらまたここでご報告しますね。


で。ウクレレサファリでおなじみのbosko&honeyさんが、来年

オーストラリアをまわるツアーをやるようですよ。もう話題になってますよね。

http://ukulelesafari.com/


常々彼らの行動力はすごいなあと尊敬しておりましたが、

今度はキャンピングカーを購入?メルボルンウクレレフェス??

…続きはサイトでチェックしてね。ハニーさんの書く日本語ブログもあるよ。


ずっとずっとずっと書きたかったことがあったけど、

何かどうにもこうにも落ち着いて考える時間がなくて、

ああ、私はすっかり「神保町の三年寝太郎」から「スウェーデンのローリングストーン」

果ては「高円寺の自宅警備員」になってしまったようで。



多分私を知ってる人は、いかに彼らが私の人生を変えたか知っていると思うけど、

ここで改めて書きたいと思っていたのです。


いや、人生を変えた、というより、思考の仕方を大きい方にシフトさせた、という方が

私にとってより適切な表現だと思う。


もともと会社をやめてウクレレコンテストにも落ち、せんせーのレッスンも卒業して

通常なら「いよいよ世間に戻る時期」のはずだった。昨年の2月。


そこへとてもいいタイミングで電飾ウクレレこと吉村さん(今やNHKのパフォーで有名ですな!!)

に紹介され、お知り合いになったのをきっかけに、

彼らのやろうとしていることに感動し「私も最後の記念にちょっとだけ冒険してみるか!」と

ユーツーブに投稿、ドイツのウクレレフェスに参加、ハワイに英語留学(あ、「留学」じゃなかったんでしたっけか)

を決めたのです。大きい方へ、大変な方へ。


しかしハワイ留学においては「ハワイのウクレレファンと友達になって、さらにウクレレのストロークの

起源や種類なんかも調べたい!!」と、まるでウクレレサファリのまねごとのようなことまでするつもりだった。

今から考えると、私はお二人にとっても失礼なことをしてしまったのだと、

未だにこのことは切ない思いを抱えています。ごめんなさいです。ホームページまで作ったのに、結果は惨敗でした。

私の英語力はもちろんコミュニケーションをとるのにも不十分でしたし、なにより

私が調べようとしていたことは、地元のハワイアンでさえもとても難しい仕事でした。

たとえ私が何年ハワイに住んでも…。


結果、私はハワイ滞在の途中で何もかも中途半端になってしまうとの危機感から

「ひとつだけを選択」しなければならず、結果「英語の勉強」をとったのです。

ハワイでは同時にショッキングな事件もあってウクレレそのものから遠ざかっていたい思いでいっぱいでした。

まあその選択の結果、ドイツで知り合ったウクレレ友達と結婚してスウェーデンに住む事になるわけですけど。


人が人の人生を変えるほどの影響力を持つ、ということがどんなにすごいことか、

今しみじみと味わっています。


多分bosko&honeyは、私だけでなく多くの人々に何らかの影響を与え続けていると思いますが、

当の本人は、それを目的に動いているわけではないので、そこが全く持って驚きです。

そこが「本物」さゆえなのかな。多分。


さらに彼らは来年も、ウクレレサファリを計画しています。

多分私の想像以上に素敵なサファリとなるでしょう。わくわくしますね!!


今まで私は「ウクレレを弾くこと」ではなく「ウクレレを料理すること」に重きを置いていました。

ウクレレを広める、ウクレレを調べる、ウクレレをとりまくうんぬんかんぬん…。


私は決めました。もう自分がコピーライターだからといって、わざわざ裏方にまわりたがる行為は卒業です。

一見マスコミというものは、華やかな裏方に見えますし、そういうものを拒んで毛嫌いしてきた私でさえも

うらやましさが消えなかった。ウクレレを裏方からもりあげる人たちは今でも尊敬していますし、

ウクレレをより多くの人々に、という意味で裏方はとても誇りを持てる仕事だと思います。


でも、これから私はウクレレを「弾いていく」道を選ぶことにします。

それが、スウェーデンに行くことの条件として自分で決めたことです。

もちろんウクレレを「作る」のはインクルードで。ウクレレを作ったり、ケースを作ったり…。

作る事はこれからも続けていきたいです。


何やら上手く伝わらないかもしれませんが、ようするに

いちウクレレプレイヤーの道に進むということです。とりあえず寄り道終了ってことで。

bosko&honeyの真似をする必要はないし、もともとそんなことできないって十分わかったし。

これからはウクレレを「弾いて」、ウクレレの素晴らしさを伝えていきたいです。

私がウクレレを弾くことで、結果誰かの人生を変えられるかどうかは、まあ死んでからのお楽しみ。

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