2009年10月17日土曜日

久しぶりに辛くて泣いた。

悔し涙、とか辛くて、いうのは本当に久しぶりで、よくテレビを見て感動して泣く涙なんかよりずっと塩辛い気がした。

で、昨日最後のバイトに行って、少しわかったんだけど。


あいかわらず私は「どこまでしていいのか」がわかんなくて余計なことをいっぱいしたり、しなくちゃいけないことをしなかったりして、結果お店のひとたちをイライラさせてたんだと思う。


「あ、これ足りないかも」と思ってそれを用意すると「そんなのいらないから!」って言っておこられる。


「これ捨てるよな普通…」と思ったものも「何でそれ捨てるの?!」と怒られる。じゃあ解んないから全部聞こうと思うと「いちいち聞かないでも常識で考えてよね!!」と怒られる。人に価値観も違うと思うけど、私の場合は、お店の人が「普通」と思ってることが普通かどうかわかんないんだと思う、私。すでにここで「何やってもイライラさせられる人」になってた。


最後の日に出勤したら、私の次の人が面接に来てて、なんか露骨に「もういらない存在」なのだと見せつけられたのは辛かった。


あと、従業員どうしはすごく仲が良さそうで「楽しい職場だな〜」と思っていたけど、仲がいいのはその人たちどうしなだけで、結局私はその中に入れなかった。だって「何やってもイライラさせられる人」だったから。あと、「東京の人」って言われたのはびっくりした。従業員はみんな神戸から来てる人だったみたいで。そういうのもあったのかな?

でも他人に親切な人が自分にも親切とは限らない、という子供でもわかることを忘れていたよ。おかげで久しぶりに中学生みたいなハブの疎外感を感じました。辛かった。


やめてよかったんだとは思うけど、それでも傷は残る。


ひとつだけ救いがあるとすれば、店長ではなく「オーナー」はとてもいい人だった、ということだ。私がその日でやめることも知らなかったようで、最後に挨拶したらきょとんってしてた。さらに、パンツのボタンを付け直してくれと頼まれたので慎重に付けて差しあげたんだけど「あ、裏表逆!!」と言われて「ひー!!すみません!!」って言ったら「ジョークだよ〜」って笑われた…。


ラーメン特集の本を見てしきりに「どこの店がいいかな〜」っていろんな人に聞いてて、とても無邪気な人だな、と思った。このオーナーの人柄でお店が増えていったんだなと感じる。そんなオーナーが私を査定したわけじゃないんだって解っただけでも涙が出そうなくらい嬉しかった。「いい人→でも私だけにはひどい人」っていう図式になると、本気でもう人を信じられなくなりそうだったから。


お店にとっては高いバイト料払ってるんだから、すぐに仕事覚えてお客様に失礼のないようテキパキ仕事してほしいんだろうけど(店長に実際にそういわれた)、私はウェイトレスの仕事はブランクもあったし、決して未体験者じゃないけど、思ったように動いてくれない私に見切りをつけたんだと思う。

ましては私は派遣で来てるから、首切りなんて水商売の「チェンジ」くらいにしか思ってないんだろうし。


私が言ったら変だけど、何かせちがらい世の中になってたんだね。いつの間にか。

いつからだろう?ずっと前からかもしれない。


きっと、他人に厳しくしてしまうのは、自分自身にも余裕がないからなんだろう。一番若い人は、私と会話するのは私に注意する時だけ、という人もいたし。(しかもその注意って納得いかないことだったりする)

私にとって今回のクビは、「自分に余裕を持って、人に厳しくする心を持たないようにしよう」という教訓を

与えてくれた。お金をとる仕事、とはいえ、最初から完璧な人なんていないよ。


終わったあと、彦六でしこたま飲んで、今めちゃ二日酔いだけど、いい体験でした。悪い方のね。

これをふまえて、また苦しみながらも前に進んでいきたいと思います。ああ、頭痛い…。


はい、ぐち終わり。気持ちを完全に切り替えることはまだできないけど、なんとかがんばります。

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