2010年5月19日水曜日

褒美とは褒美にあらず。


最後に書いた風呂具から相当テンションが落ち着いてるんで、文体も降下中。ゆるしてください。
写真は学校の教室(結構狭いです)。

さて、褒美だ大作戦。
なぜ「褒美だ」なのかは以前に出て来た「隠し砦のプリンセス。」をご参照あれ。
で、ヒメはお勉強のための褒美が欲しいんでございますが、
それを「食べ物」にしちゃった…あ〜あ。

やっぱり好奇心おう盛な人間にとって、怪しげな食品がいっぱい売っている海外で生活するのは「死」に等しいですな。もちろんメタボ死です。(笑)心の褒美と体の褒美はなぜ違うんだろう。

ここ数日は「スコーネペッパカーカ」なるものにはまっています。日本の「甘食」にフェンネルみたいな変わった味のハーブの味が加わったみたいなものです。パッケージもかわいい。炭水化物は…といいながら、がっつり食べています。だってすっごいおいしいんだもん!

朝は、クネッケという固くて薄いクラッカーをばりばりと割り、スライスしたチーズ、チューブのキャビア(塩味タラコペーストです)、トマトを乗っけて食べるのが定番。

おかげで体重計が壊れてるんじゃないかと思うほどのウェイトになっています。どうせ死ぬんだと思って-15キロダイエットした時とは天と地との差であります。でももう二度とあの気持ちにはなれないな。だって幸せなんだもん。

一瞬勉強したご褒美に「どうせ死ぬんだダイエット」をもう一度実行するという手も考えました。でも普通の人は理解できないかもしれません。苦行のご褒美が苦行なんて。ちょっぴりマゾいアンヤならではの発想?

とにかく勉強しても誰も褒めてくれないので、何とかモチベーションをあげようと努力しましたが、最終的には全部のことをやるんだから、わざわざ回転数あげなくてもいいんじゃないかと開き直っています。

というのも、一度本気で「クラスを変えたい。もらったペース配分は絶対ついて行けない。」とセンセーに相談したところ、もちろん自分のペースで勉強していいのよと言われました。それが普通なんだけどね。

私は見せられたペース配分をキープしなくちゃいけないことにストレスを感じてたので、「強制」されていると勝手に脳内に作り上げていた自分を「私って日本人だったのね〜」としごく驚きました。
日本式の勉強は、強制強制また強制と「スーパーモンキー孫悟空」みたいになってるんですが、少なくともスウェーデンの移民のための学校はそのようなものはなかったんです。

とはいえ、ペース配分が作られるというのもいちいち生徒が勉強しないので、普通の授業がすこぶる遅いというのが背景にあるわけなんですが。それにしても極端だよ。

今はちょっと落ち着いた上、ここのところの天気のよさに浮かれてバルコニーで勉強しているのでストレスフリーで楽しく勉強できています。コメントやメールで褒めてくれた人、本当にありがとう。本当に嬉しかったです。

我が家はスウェーデンでは一般的なマンション(海外で言うアパートレベル)ですが、バルコニーには今までカフェテーブルしかありませんでした。しかし私は「基地」好きなんです。バルコニーとか押し入れとか、家の中でも特殊な場所が好きで色々改造して基地っぽくしたくなるんです。

今週は勉強に加えて、ある日突然思いついた「ディナーテーブル兼勉強机」を制作中。足はこうして、ここにフックをかけて…と、何かを作るときのアイデアを英語で説明するのって本当に大変です。特に折り畳みにする足のアイデアは苦労しました。でも何とか見ぶり手ぶりにイラストも加え、今は仮のテーブルができあがっています。今日はこれからバルコニーでお勉強です。あ、もちろん「褒美だ」もね。うひ。

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