2012年4月25日水曜日

塩麹と二針。

最近になって、前回日本に帰った時に買って持って来た乾燥麹をやっと塩麹にしてみた。
なんか、日本でもはやってるみたいで、そのみやこ麹のパッケージにも塩麹の作り方が書いてあった。ってか今頃遅い。去年の3月の時点で流行ってないとおかしいのに。

前回(昨年の5月ごろ)急遽ママンに持って来てもらったときにはそんなの書いてあったかな?と思いつつ。
人間は、自分の興味ある物にしか興味を持たないので、その時に明らかに書いてあっても興味がなかったために気づかなかった、ということが大いにありうるわけで、こういう体験をしていると「自分の見てる世界は自分でいかようにも変えられる」ってことが客観的によくわかってくる。

その塩麹でつけた豚肉は普通に焼いただけなのに、なんとも言えずに美味しかった!でもダーリンは微妙な感じの味と言ってた。食べた事ないからね。でもやっぱり味覚って違うんだな~「旨味」は日本人にしかわからないのか??


さて前回も書いたけど、先日額を二針縫うはめになった。
友人を家に招いた時、靴をどかそうとしてかがんだ瞬間、壁に生えていた鋭めのフックに頭が激突。1.5~2センチ(ダーリンと友人談)のキズ口からダラダラ鮮血が流れて、超血の気が引いた。私は実は血を見るのが大の苦手で、本当にヘナヘナになってしまう。
最初は痛かったな~くらいで笑ってたんだけど、床に「赤い大きなボタン」が落ちてるのに気づき、え?誰の?と思って足ではじいたら、靴下で拭けちゃった…というね。どうしようか迷ったけど、友人が激しく病院を勧めてくれたので、ダーリンに電話して申し訳ないが会社を早退して戻って来てもらう事にした。

今考えると、これが最善の措置だったと思う。もし一人だったら多分、自分自身で縫う程のケガという認識がなかったので、ダーリンが帰ってくるまで普通に待ってただろうし、ダーリンに来てもらわなかったら、その後もっと病院での処置が難しくなっていただろうと思う。

とにかくこちらの病院や診療所では待ち時間が6時間なんてザラらしく、ダーリンに色んな診療所に電話して混み合い具合を聞いてもらわなかったら、とんでもなく長い時間待たされていただろう。しかも縫うなんて…ね。もしかして「頼れる人」が居たからかもしれないが、診療所ではもうこの人ほんとに大丈夫?ってなぐらいに幼稚園児になって泣くは、わめくは、わからないはで大騒ぎだった。

でも何か一気に不安要素が血と一緒に溢れ出して、止まらなくなっちゃったんだと思う。最近(だけじゃないけど)ずっと不安な気持ちを抱えてるので。
もしかしてダーリンが「仕事忙しいから自分で行って」というなら、もしかして「あ、そんな程度の怪我なのか。そうよね、やっぱり」という認識のままで居られたのかもしれない。でも泣き泣き甘えられる人が付き添ってくれたことで、我慢ゼロで不安がることができたので良かったのだと思う。そのおかげで翌日はケロリで、シャンプーできないと愚痴こぼすだけで終わった。ちょっとでも「これくらい大丈夫って思わなきゃ」って強い心を持ってたら…今回は軽く切り抜けられたかもしれないかど、そういう無理が積もり積もって、大爆発してしまう人ってこんな感じなのかな?とも思った。今では全くトラウマにもならず、写真撮っておけば良かった!なんていう余裕もあって、全く元気です。5日後に抜糸。

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