2011年10月28日金曜日

手前味噌ですが。


口頭テストを待っている間、暇なので味噌を仕込んでいる。
味噌はなにより「麹」がないとできないわけだが、これは先日すっごい課題が忙しい時にママンに「通販で買ったから送ってくれ!」と言って送ってもらったもの。

最近はこういうのにもなれた。こういうの、とは、この時に「今コレ欲しい!」と言ったのではいろいろ遅いので、あらかじめモヤモヤして来たらすぐに行動に移す、ということだ。旅行先の買い物にもこれが当てはまる。

というわけで、「今まさに味噌作りの気持ち満々!」な時に作っているので、かなり入れこんでいる。
しかも、味噌作りは今回が初めてではない。

5月に家族がスウェーデンに遊びに来た時、やはりママンに近所のスーパーの麹を買って持って来てもらった。みやこ麹ってやつだ。
その仕込み終わった味噌は今、スウェーデンのオーガニック大豆と塩と共に屋根裏部屋でぐっすり眠っている。

ちなみに二枚の写真は前回のです。
出来上がりの若いツバメ…じゃなかった若い味噌を少しとって時々お味噌汁にして飲んでいるが、なかなかおいしい。
もちろんだしが入っていないので面倒くさいが、本来の大豆の味がして、ダーリンも「へー」と言ってくれた。(笑)

なぜ味噌を作るのか。
それはこちらでは味噌は値段が高いということと、発酵食品は放射能対策にいいと聞いたから。
最初は1キロ分くらい作ったのだが、やっぱり家族にもあげたいと思い出して、なるべく放射能を浴びてない麹を送ってもらった。こっちの大豆はチェルノブイリの放射能しか含んでないから大丈夫(笑)


ちなみに、今住んでいるところのコンロは「ガス」だ。
スウェーデン在住でこれはかなり珍しい。ほとんどの家はIHか、丸い鉄板がぼうっと熱くなる電気コンロだからだ。最初は全く気づいていなかったが、部屋に遊びに来た日本人の友達がびっくりし、羨ましがっていたのを見て初めて知った。
ガスはいい。すぐにお湯が沸く。ハイカロリーで火メラメラ、中華鍋(ダーリン所有)で野菜炒めもOK!電気コンロの人はパスタなどをゆでるときはティファールの湯沸かし器でお湯を沸かしてから鍋に移し替えるんだそうな。へえ。

そのやる気満々な我が家のガスコンロで大豆を1.6キロ煮ている最中。マッシュするのが超大変そうだ!!
実は2キロにしたかったのだが、今朝米麹で「どぶろく」も作れる…ということを発見し、急遽どぶろく分の麹が脳内の何者かによって盗まれた。(笑)

部屋中が大豆臭いけど、今日はダーリンも日帰り出張で遅くまで帰ってこないし、なによりこのガス、定額なんで毎月払ってるガス代より実際に使ってるガス量が少ない。まあ、オーブンも電気だし、ガスは本当にコンロでのガス以外使ってないからね~。がんがん4時間くらい煮てやっと元をとりたい気分。今日は約7キロくらいの味噌を作る予定。

今作ると丁度年末ごろ良い感じになるので、日本に持ち帰れるだけ持って帰って、姪っ子に無理矢理食わせたい。

ちなみにダーリンは味噌漬けのブタ肉とか嫌いみたいです。みそ汁は好きなんだけどなあ。
粕漬けもいまいちだったようです。酒粕、わざわざノルウェーから取り寄せたのにねえ。ダーリンのみそっかす!!…おあとがよろしいようで。

2011年10月27日木曜日

スパゲティは箸が義務です。


うふ。日本語おかしいね。
さて、結局最初の学校は最後まで卒業できず、次の学校にこっそりスキップして(でもちゃんと合法によ!)そこで卒業できそうなので結果飛び級したことになってしまった。でも本当にほっとした。最後の課題を提出したので、あとは口頭テストするだけです。

スウェーデン語学校のセンセは正直全然当てにならないと仮定する。(仮定じゃなかったわけだが)と、そこで二つに生徒は別れるわけだ。
そのままわけわかんないセンセについて行って、受け身で勉強して苦しむ人。
これじゃ自分がだめになる!と気づいてしっかり自分で計画建てて苦しみながら勉強を進める人。
どっちも苦しいのよ。

私は最初前者だった。日本の教育システムで育ち、しかもそこを卒業してからはや何十年…という身では、それも仕方ない。でもそれを仕方ないと思いたくなかったし、それ以上に本気でセンセ殴るには利き腕の左につけてる指輪を外すタイミングとかまで考えたくらい、その対応の適当さにいらだっていたのでスキップできて本当にラッキーだった。

その分、スキップして行った学校は「インテンシブ」だからやる事なす事すごい駆け足で目が回ったし、絶対このまま卒業しても一度は自分でおさらいしないと絶対身に付かないと本気で思うくらい綱渡りだった。

お金は大事。家族も大事。でも教育もすごく大事。

スウェーデンには他のヨーロッパ各国以上にたくさんの移民を受け入れている。ソマリアからもしかり。ムスリムの話はいつかするとして、先日学校でのエピソード。

お昼を挟んだので、お弁当を電子レンジでチンしようと思ってカフェテーブルの場所に行ったら、ソマリア人(絶対そう。茶色い肌にホッカムリ)一行がお食事中だった。そして、全員とはいわないが、中にスパゲティを

手で

食べている人がいた。

3秒くらい固まった。いやマジで。もみもみ手で丸めて、上にスパゲティを持ち上げて、舌が先にお出迎えしてました。わお…。さすがにソマチアとかエチオピアとかエリトリアとかには手でごはんを食べる習慣があるから何ともいえないんだけど、スパゲティはさ、イタリアの食文化なわけよ。17世紀のイタリアでは手で食べてたって噂もあるけど、400年前も原点回帰すぎ。(笑)

しかもここはソマリアじゃなくて17世紀のイタリアじゃなくてスウェーデン。ピザ食べるときもナイフとフォークを使うくらい「道具大好き!」な人たちの住んでる国ですよ。

ちなみにスパゲティは触っても熱くないんだと思う。というのはこの人たちは電子レンジの正しい使い方を知らないので、低温度で20分くらい温め続け、(これも私のイライラの元)結局冷めたまま諦めて食べてるので。教えても、使い方を教えようとしてることがわかんないので、ランチ泥棒扱いです。(泣)

しかも、いつもそうなんだけど、この人たちは流しを使っても絶対掃除しない。台の上がびっしょびしょで水が床にしたたっても全然気にしない。

仕方ないから私は無言で流しをきれいに拭いたんだけど(学校だけど、スウェーデン語通じないので)その間も、さも私を「邪魔」そうに拭き終わるのを他のソマリア人は待ってるわけよ。

どーよ。この人たち。

でも、この人たちが悪いんじゃないってないのは十分分かってる。
ソマリアはそもそも国家がない。政府がない。従って学校に行った事がない人がほとんどなわけです。
ABCが分かっても、21世紀は(笑)スパゲティは手で食べてはいけないとか、流しを使ったあとはきれいに拭くとか、そういう教育を受けてない。もちろん家族や仲間もそういう教育を受けてないから、注意もしない。ってかそれがマナーだってことをわかりようがないわけだ。

ほとほと悲しくなった。ソマリアに。
そしてすごく重く私の胸に「教育は大事」って意味が染みてくる。

いや、まてよ。こういう見方はどうだ。「やっぱり好きな様に食べるのが一番いい。人様にマナーがこうたらと言われても堂々と自己流で食べるのが食べ物に対する正しい態度だ!!」とな。マナーなんて人によって違う訳で、哀れみたらしい目で見られる権利なんてないぞ。

じゃあ、やっぱり私はスパゲティはお箸で食べるべきっすね、学校では。そうだ!日本人のアイデンティティをソマリア人に見せつけてやれ!ソマリア人がそうしているように!これは日本人の義務だ!うん、ぜひそうするべきだ!
いや〜何かまるく収まった!!(笑)


でも、スパゲティを手で食べる人たちに、ピザをナイフとフォークで食べる人が言葉を教えるって…センセの仕事って想像を絶する大変さなんだろうなってオート認識。彼らのクラスと私のクラスは色んな意味で全然違うけど。
受け身どころが足にしがみついてる生徒に、果たしてスパゲティは手で食べるべきではないって教育できるんだろうか。スウェーデンは男女平等の国で、スパゲティはフォークで食べる国ですって、ソマリア人(しかもムスリム)に分からせることができるんだろうか。

そんなことに比べたら、テストを受けられるくらいに上達したかセンセがチェックしてくれないことなんて、ちっこい事よね。よし、許しはしないが、認めてやる。(笑)

でも一番かわいそうなのは、受け身でしか授業を受けるすべがない、受け身じゃないけどとってもシャイな人たち。それがエチオピア人とかエリトリア人とかなのだと思う。「あなた達にはもっと時間が必要なの」と言いくるめられ…。ウクレレ弾いてるアホな日本人みたいにずる賢くないっていうね。皆、がんばれ。

2011年10月25日火曜日

ストックホルムの斜め45度後ろで。

久しぶりにブログを書いている。
地震が起きてから、色々なことを考えすぎて収集がつかなくなってたのもあるが、それ以上に、スウェーデンに来てから狭い日本人のコミュニティでブログをチェックしている人がとても多い事に気づいて呑気に書けなくなったというのが本音だ。

よくブログにはランキングなどがついているようで、スウェーデン在住日本人のブログはほとんどこれに参加しているようだ。んでもって、読んだらボタンを押して、そのランキング上位になるよう協力してね、とな。

…まあ、たぶん私が何を言いたいか、私を知っている人ならわかると思うので割愛するが、問題はその内容だ。
どうもそのブログの内容、前々から随分とどうでもいい内容の物が多いと感じていた。まあ、私のブログこそ正にそうなのであるが。(笑)
でも今、実際にスウェーデンに暮らしてみてその人たちと同じ立場になってみると、なるほどこれは…と思うところがある。

要するに、何かブログで悪口でも書こう物なら、ブログ内ではなくて実生活で炎上しちゃうのである(笑)ヒャッハ〜!!
これにはまいった、というか恐ろしくなった。

というわけで、海外生活というカテゴリでブログを書いている人に「のほほん系」が多いのは「そういう当たり障りのない話題しか書けん」という見えない縛りがあるからなのだとわかる。

見えないって、こわいですねっ。知らないって、危険ですねっ。わからないって、恐ろしいですねっ。


話は変わるが、最近また石けんシャンプーに鞍替えした。
手作りの石けんを作り始めて、「この方が髪にもいいかも」的安直な発想で始めたのだが、石けんで髪を洗うにはコツがいるので多くの人々が挫折しているようでもある。今のところ3週間目突入というところか。

結構なサイトを見て回ったが、その中にヤッホー知恵袋で「なんで石けんシャンプーなんて髪がきしむのに使うの?売れてるようだけど全く意味がわかんないんですけど」という質問をしている人がいて、しかもそれに対して「石けんは化学物質です。髪に悪いのは当たり前です」と答えてる人がベストアンサーになってて、何じゃこの漫才?と思った。

これは質問というより、自分がわからない事に対して「やっぱわかんないよね」って同意してくれる人を期待してる質問の仕方で、これはすでに質問じゃなくなってる。しかも答えてる人もドンピシャ質問してる人が欲しい答えでまるく収まってる。

でもさ…世の中には自分が理解できないことっていっぱいあるわけよ。一方方向しか物を見れない人にとっての世界はそれだけの世界で、いわば私の様に「何で国際結婚で海外移住組の人のブログってのほほん系で、しかもコメントは絶賛してる人だけなの?」という偏った見方しかその世界の中でできなくなる。

見えないって、こわいですねっ。知らないって、危険ですねっ。わからないって、恐ろしいですねっ。

別にそれで一生終わる人も山ほどいるんだから気にしないけど、少なくとも私の人生の目標は「多方向から物を見られるようになる」ことなわけだから、色々あれこれ考えたいわけだ。
真っ正面だけでなくて斜め45度後ろで考えることが、同時に心穏やかに生きるためのおばあちゃんの知恵なのかもしれないとも思う。

というわけで、11月下旬に斜め45度後ろに引っ越す事が決まったっていう、全然落ちてない展開なわけだけど、とりあえずテストの課題が終わって少し落ち着いたんで、のろのろだらだら、精神生活で炎上しない程度に(笑)ブログを再開しようと思う。引越のこともぼちぼち書く。
そんなわけで、こっそりこのブログ読んでるそこのあなた。よしなに。

2011年4月26日火曜日

天使降臨、財を示唆す。



私はもともとダーリンが住んでいるアパートに転がり込んだクチなんだけど、スウェーデンの一般的なアパートには地下の倉庫と建物の天井裏の倉庫と、二つの倉庫がある。

地下の倉庫は元々「核シェルター(汗)」で、頑丈な扉に、今は冬用のタイヤをしまってる。で、問題の天井裏なのだが、昨日用があってちょっと行ってみたら、何だか気になる段ボールが目についた。ずっと前からあったのでそんなに気にしてなかったが、今見ると非常に気になる…ということで開けてみた。
すると、まあ、なんやかんやダーリンの妹さん達の洋服とか出て来て、「何でここに?」ってか、面倒くさくて何も整理してない感ありありだったんだけど、そこに面白い物を二つ見つけた。私のガイドがどうも教えてくれたっぽい…と考えてみる。(笑)


一つは「Kaolin」って書いてある粉。「麻薬?」とか思って焦ったんだけど。
この段ボールは10年くらい前からある…ってことは少なくとも10年前のもので、一度ダーリンがゴミ箱に捨てたんだけど、今日改めて「ん?もしかして石けんに使えないか?」と一瞬ひらめいて、拾い直す。ネットで調べたら何の事はない粘土の粉で、顔のパックとかに使えるらしい。石けんの材料ではポピュラーらしい。知らんかった。でも10年前…と躊躇したけど、よく考えると粘土って石なわけで、乾燥している以上「新鮮な粘土」ってないわけで、思い直して石けん作ってみる事に。

もう一つは、「Rabarberrod」って書いてある。はは、これは私の「大嫌いな」酸っぱい蓮の葉っぱみたいな茎の植物「ルバーブ」だな、とわかる。でもこれ、ネットで調べると漢方の「大黄」てある。これって、日本にもあるんだ。ってかこれ、下剤じゃん!!下剤を石けんに使うとやっぱ下痢する?んなわけない。効能的には消炎作用もあるので、ニキビとかにもいいかも、とも思って、タダだし今日オイルにだばっと漬けてみた。後日これも作ってみる。

週末は「ポスク」って言って、卵とかひよこを祭る(笑)復活祭でお休みだったんだけど、(写真参照のこと)それを利用してダーリンのママの家に滞在。そこで、私の石けんがかなり好評だと聞いたので、今ある石けんは全部募金のバザーに奉納してしまうので作らねば…と決心、残りの1日を利用して結構な量の石けんを作った。ママンと弟ファミリーが来る時にあげるって言ってたのも忘れてたんで。あは。

で、今回の石けんはずばり「白樺樹液石けん」。こんなに白樺がいっぱい生えてるのに、スウェーデン人は存在さえも知らない白樺樹液。

これは、今の時期にしかとれない貴重なもので、さりげにフェイスブックにはアップしたんだけど、穴をあけて一日タラタラと樹液が出てくるのをペットボトルで受ける…という原始的な作業。なかなか興奮します。蟻と資源の奪い合い。(笑)この樹液、味はうすーく甘みがありますが、サラサラとしたただの水。でも石けん用に苛性ソーダを混ぜた時にみるみる色が黄色〜オレンジに変わってびっくり!これって糖分が変化した色か?凍らしとくべきだったか?しかたない。オリーブオイルを使ったのに(緑色になる)全体的にはクリーム色の石けんになった。型に2リットルのジュースのパックを使って、キューブ状に仕上げてみた。
スウェーデンらしい石けんができて満足。やわらかいんでこんな形だけど、固まったら削ってキューブにする予定。でもこれ、自称自賛…じゃなくて地産地消だよな。

で、スウェーデン語学校の卒業テスト。いつ受けられる?いつセンセーからOKをもらえる?とイライラも頂点に達し、ストレスで誰か刺すかも…と思い学校の卒業テストを5月に受けることを諦めた。もー指の皮剥きまくりです。どっちにせよセンセーも推奨してくれんかったし。誰よりもながーくSFIに在籍する私。多分日本人の在籍記録更新中だと思う。他の人から「卒業後に行く学校も同じ内容よ〜今そこで勉強しておいた方が後でラクよ」と言ってもらえたので、テスト合格はスウェーデン語のレベル証明ではないと思って(ただ学校をスイッチするための通過点!!)、ただただ勉強します。

春の始まりは夏の始まり。雨期のないスウェーデンは、もうすでにビキニな人々が公園に溢れています。私もバルコニーで勉強しよっと。

2011年3月28日月曜日

言葉。



ダーリンとの新ユニット「プンクトビリエッテナ」の動画です。
今回震災被害者への募金を集める為に、ダーリンとケンカしながら練習しました。
名前は「どっと&切符」(直訳)なんだけど、意味はなくて単に自分がスウェーデン語で好きな言葉を並べただけです。でもダーリンもその意味のなさが気にいってくれているようです。
「プンクトビリエッテナ」よろしくね!

さて、このユニット、ストックホルムで開催される「ウクレレキャバレー」という月一のイベントで演奏しました。(私は弾いてないけど)募金の説明もスウェーデン語でしてます〜〜。
Det är att jag och min man spelade ukulele på Ukulelekabaren i lördags. Är det bra??
集まったのは285クロノール。約3000円くらいかしら?それでもやった価値はある。これに私たちの分200クロノールを加算して、ストックホルムの日本人会に4月分の集計に入れてもらえる様に送ります。(月によって送り先を変えるそうです)

さて。

いつも思うんだけど、昔の動画って全然今の自分の語学力とギャップがある。
ハワイに英語を勉強しに行く(これは留学とは言わないんだそうで)前にとった動画を見た人から「このレベルで、ハワイに行ったからといって英語が話せるようになるなんて思わないでください」とか言われて驚いた。(そこまでよく人に言えるな、と)

先週撮ったばかりのこの動画では、同じ様に今度はスウェーデン語で話をしてるんだけど、自分的にはハワイ前に撮った動画と同じレベルだなこりゃ、とか思う。

でも昨年、ダーリンのウクレレ仲間(オーストラリアとのハーフ)と東京であった時(ハワイ帰国後)、「あやさんがこんなに英語話せるなんて正直驚いた!」と言われて「私どんだけ〜!!」と思ったけど、確実に上達してるってことなわけで、正直嬉しかった。

今は私のスウェーデン語も(もちろん英語の歌も)「このレベルでスウェーデン語が話せるなんて言わないでください」とか言われちゃいそうだけど、あと数年もたって「ぎゃー見ないでこのメチャクチャ文法の動画はずかし〜!!」とか言える様になるのが老後の楽しみ。

ただ、今非常に「漢字」が出てこなくなってあせってる。ちょっと難しい言葉も間違えて言ってる時あるし、英語も基本スウェーデン語とごちゃまぜ英語だし、すでにダーリンにしか通じない言語「あや語」がラクになってる。例えば「Jag är mycket めんどくさい att take a bath.」とか。(笑)お風呂入るの超めんどくさいって言ってるんだけど、これで通じちゃう毎日だから怖い。

ママンとの週一のスカイプも時々「Vänta lite...」(ちょっと待って)とか言って、ママンを混乱させてる。これがわざとじゃないから、今度日本に帰った時が怖い。とりあえず、スウェーデン語とあわせて、日本語力を鍛え直すのが、今の課題です。

2011年3月21日月曜日

自分にできないこと。

自分にできること以上に、自分にできないこともだんだん分かって来た。ここが辛いところなんだけれども、どこかで線引きしない事には…。世界中のどこかで悲しんでいる全ての人に共鳴していては、それはもう強く生きていけないという意味であり。私が今大切にしたいことを大切に思う、日頃は当たり前だと思っていたことに感謝する。行動もそうだけど、「自分でできないことを考える」ことも大事だなと思うこのごろ。

日曜は学校の日本人の友達が、ストックホルムの中心街で街頭募金活動をするグループに混ざって着物でお金集めてきた。とっても大盛況だったようで、私も本当に行きたかったけど、私はあえてそれに行かなかった。行けなかった、というほどいい人でもなく、現状の自分の状態で、そこに行くには自分でできることを越えた行動…と思ったから。

すでにこの一週間、他の義援金関連でものすごく忙しかったというのと、ここ3週間、義父が亡くなってバタバタして自分自身がもうクタクタで、ろくに休んでなかったということ。さらに、ダーリンの心のケアを怠っていたと思い、日曜は一日ダーリンと一緒にいました。といいつつ、ヘミシンクでレトリーバルも試みたりして、結局休んでないんだけどね…。

その日曜日、ダーリンがいい天気だからお散歩したいとダダをこねるので(笑)近所を散歩すると「今日はお祭り??」ってくらい近所の湖畔にひとだかり。何かと思っていると、どうやら「スウェーデン人総日光浴」の景色だったよう。この人たち、本当に日光浴するために外に出る。そのため、にわかに祭り状態。

基本的にせこい私は「ここで募金活動すれば…」なんて考えるが、よくよく考えると、私が短大の卒業旅行で行ったタイのビーチでノンビリできないほど次から次へと物売りがやってきて「全然リラックスできねーじゃねーかコノヤロー」状態を思い出し、スウェーデン人の唯一の娯楽(笑)を邪魔するのも「ボランティア精神」からははずれた行為になると思い、諦めた。

ダーリンは「AYAが疲れてるのはビタミンDが足りないからだよ。ハッピーホルモンを出さなくちゃね」とか恐ろしいこと言うし、義父がなくなって、地震が来て…と、色んな意味でスウェーデン人の感覚のギャップにこの3週間驚きっぱなし。


街頭募金には、色んな方面から「街頭募金したって効果なし」「日本人として恥ずかしい」「スウェーデンではやり方が違う」という声が耳に入り、こっちに住んで一年の私には、どれが本当のことなのか判断できなかった。でも蓋を開けてみれば、友達いわく沢山の人が活動に参加し、沢山の方々が募金をしてくれ、沢山の方々が「やってよかった」と言ったとのこと。

これを聞いてものすごく落ち込んだのは自分自身。いつも思う。どうして私って、自分の信念とか考え方を信じてあげられないんだろう。
私だって「やってみなくちゃわかんないじゃん!」と常々思っていたのに、信頼できそうな人から反対のことを言われて「やっぱスウェーデンじゃ日本のやり方とは違うのかな」なんて思ってしまった弱い自分がいる。
参加しなかったことについては、ダーリンとの時間の方が「今」私にとって最優先すべきことだからこれには後悔しないけど、人の意見に流されてた自分に気がついて幻滅した。

ほら、もう、全然今までの努力が水の泡。今までさんざん努力して自分を認めてあげようとしてたのに、全然効果がない。全然自分は自分を信じてあげてない。

どうしたらいいんだろう。自分にできないこと、それは実は「まだ自分を愛してあげられてないこと」。正直、今すごく辛い。

2011年3月15日火曜日

お金は気持ちになるんだって、わかんないんだよ。

まず始めに、地震の被害に遭われた方々に深くお見舞い申し上げます。

さて、先日フェイスブックにこういう投稿をしました。

「スウェーデンにあるボランティア団体は義援金の受付などをしないらしい。日本は豊かな国だからだと。

では、なぜ日本は豊かなのでしょうか?
それは、

日本人が豊かになろうと努力して働いたからです。

日本はもともと豊かな国なわけではありません。
石油も出ないしダイヤモンドも出ません。あるのは人間の知恵と労働力という資源だけです。

ふざけるなスウェーデン。
豊かだから支援しないだと?じゃあどこを基準に豊かじゃないというんだ。
どこを基準に支援が必要ないというんだ。
働かない国の人間にそんなこと言われたくない。

一生懸命に生きようとしている人間を馬鹿にするな。」



今旦那との凄まじい言い争いを終えたところです。
これでちょっと分かったのは、スウェーデン人は義援金が何に使われるかとかどこに行くかとかあんまり知らないということです。

やつらは日本にお金を送る=国にお金を送る、と考えているようなのです。
たしかにハイチの地震などでは国自体も貧しいので国が被災者を支援する事はできません。
そういう意味では、国家に直接お金を送ることはとても大事な事です。

でも、私たち日本人は「義援金→国へ行く」とはだれも考えていないと思います。
義援金とは、例えば赤十字だったりユニセフだったりと、
「被害に合った方々を助ける人のところにいくお金」だと認識していると思います。
そのお金は食料になったり水や衣服になったり、薬、車、灯油等、被災者たちを助ける救援物資となるわけです。
さらに、壊された学校の再建にも役立てられるわけです。
でもそこがいまいちわかってない。伝わってないんです。

スウェーデン人たちは、義援金は直接被災者か国へ行くと思っている。被災者に紙のお金が渡されると。
でも日本はリッチだからお金はいらないよね、となる。
だって、皆食料を買うのに並んでるじゃないか。お金はあるんじゃん、となる。

そーじゃねーだろ。

たった一人の旦那の意見だけで「スウェーデン人は」とはいいたくないですが、様々な所から同じ声が聞こえて来ます。
違うんだよ。気持ちなんだよ、気持ち。お金は気持ちになるんだよ。これは絶対に翻訳できない。

それに被災者だって色々だし、今の時点でテレビカメラが入れるところにいる人はまだマシな方なんだってスウェーデン人は誰もわかんない。

ミクシで「道ばたで募金活動をする」といいつつ、他の日本人に”痛いから”と言われて密かにキズついた私でありますが、
このお互いの誤解…

スウェーデン人の誤解「義援金→国へ行く。日本はリッチだから必要ない」と
日本人の誤解「スウェーデン人は日本を見捨てている」という誤解を解く為に、やっぱり募金活動やろうかな…とも思います。

ここで頭を使うんだ、コピーライターだろうが!!
コンセプトが大事。そう、それが一番大事。
きっと、お金がどういう風に使われるのかがわかれば、スウェーデン人も鬼ではないと思う。(本気で貧乏な人も沢山いるけど)

私がここスウェーデンの地で「今できること」。
それは、スウェーデンを憎むことではなく、分かってもらうために根気よくできることをやること。

ただ、この国では悲しい事に「募金サギ」をやる人もたくさんいて、何かネームバリューがないと信じてくれません。
募金したお金を持ち逃げすると思っているんです。トンでもない国です。

とにかく、何か考えます。